顧客満足度10年連続No.1、北九州を拠点とする航空会社
株式会社スターフライヤーは、福岡県北九州市に本社をおく航空会社です。「感動のあるエアライン」をコンセプトに「質」にこだわり、「スターフライヤーらしさ」を追求しています。国内では北九州、福岡、山口宇部、関西−羽田線、福岡−中部線、北九州−那覇線の6路線に就航。2018年10月からは北九州、中部−台北に同時就航し、計8路線運航しています。コーポレートカラーの黒・白・シルバーでデザインされた機体と客室が特徴で、ゆったりとした広いシートが最大の強みです。タリーズコーヒーと共同開発したオリジナルブレンドコーヒーなど、充実した機内サービスや心のこもった「おもてなし」により、JCSI日本版顧客満足度調査「国内航空」部門で10年連続第1位の座に輝いています。
目標
より多くの人に、ブランドを知ってもらいたい
これまで同社は、オフラインでは交通広告などを活用した認知施策、オンラインでは検索連動型広告など、運用型広告を中心に顕在層に向けた施策を展開していました。航空チケットは半年に一度、運航スケジュール決定のタイミングで一斉に販売を開始します。このチケットの販売開始に合わせてプロモーションを強化すべく、オンラインでの認知獲得の施策として導入したのが、Yahoo! JAPANのトップページに掲載される「Yahoo! JAPAN ブランドパネル トップインパクト(以下、トップインパクト)」です。国内最大級のリーチ力と視覚的に強い訴求力を活かし、認知向上を目指しました。
ソリューション
認知率の高いトップインパクトで、統一したクリエイティブで広く訴求
Yahoo! JAPANのトップページで、画面左右の縦長のパネルも利用して飛躍的な露出感を得られる「トップインパクト」。その高い占有面積とインパクトのあるフォーマットから、Yahoo! JAPANの広告の中でも平均広告認知率が特に高い商品のひとつです。今回は国内線(福岡発着便)のプロモーションとして、チケット販売開始前の告知期間から、福岡県を対象に広告を掲載。従来はオンラインとオフラインの施策では異なるクリエイティブを使用していましたが、今回は、同時期に空港や駅で展開した交通広告のイメージと統一しました。コーポレートカラーの黒を基調にした洗練されたデザインで、「輝く人の、STARFLYER」をテーマに、飛行機のイメージを前面に出して訴求。オンライン、オフラインとで一貫性のあるプロモーションを展開しました。
成果
潜在層で高い検索リフト。チケット購入数も過去最大に
※出典:Yahoo! JAPAN自主調査
トップインパクトの広告接触者では、指名キーワードでの検索数が広告非接触者と比べ大幅に増加しました。特に、飛行機以外の旅行関心層では357ポイント、それ以外の潜在層では388ポイントの増加と、もとは飛行機への関心度が高くはなかった層への興味喚起、検索行動の促進に効果を発揮しました。
検索行動だけでなく、最終的なコンバージョンにも大きく貢献。トップインパクト経由でのチケット購入数は、当初の目標値の10倍を超える成果がありました。また、検索数の増加は、リスティング広告の効果にも波及しました。リスティング広告での獲得数は施策実施前と比較して約300%を達成。チケット販売開始からの獲得数は、過去最大を記録しました。
導入企業のコメント
米田 由紀子(よねだ ゆきこ)
株式会社スターフライヤー 営業本部 マーケティング部 顧客マーケティング課 マネージャー
- 企業・団体名
- 株式会社スターフライヤー(外部リンク)
- 所在地
- 福岡県
- 従業員数
- 768名(2019年3月現在)
- 事業内容
- 福岡県北九州市に本社をおく航空会社。国内線6路線、国際線2路線の計8路線、1日33往復66便運航。
(当記事は2019年3月の情報をもとに構成しています。掲載内容、所属団体、部署名、役職名などは、取材時のものです。)
<調査概要>
A:Yahoo! JAPAN行動ターゲティングカテゴリーにて「飛行機」に関心があると分類されたユーザー層
B:Yahoo! JAPAN行動ターゲティングカテゴリーにて「旅行」に関心があると分類されたユーザー層(Aを除く)
C:上記A、Bを除くユーザー層
検索キーワード:スターフライヤー、スターフライヤー(部分一致)、スタフラ、スタフラ(部分一致)
掲載期間:各ユーザーの初回広告接触より7日間(広告掲載開始日〜広告掲載終了7日後のいずれかの期間)
※比較対象とする広告非接触者については広告掲載面接触より7日間
※トップインパクトの接触者を対象に、ユニークブラウザー数を基に集計