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LINEリサーチ

高校生のニーズと自校の強みに対するズレを特定!生徒募集施策の具現化に役立つLINEリサーチ活用法

学校法人駿河台学園

2025.01.20

今回は、駿台予備学校 高校生クラスの運営、広報などに携われている学校法人駿河台学園のご担当者様にLINEリサーチの活用方法やおすすめポイントなどをお伺いしました。

1. 普段の業務内容をお聞かせください

高校生を対象にした教育事業の運営および広報活動全般を担当しています。具体的には、授業の運営から外部へのアプローチまで、事業のあらゆる側面に携わっています。調査結果を活用して、効果的なDMの作成・送付をはじめ、高校生や保護者に向けた入学案内やパンフレットのデザイン・内容を企画し、情報発信などを行っています。

2. LINEリサーチのご利用の経緯を教えてください

調査を実施する前に大きく2つの課題がありました。
・入学案内パンフレットのリニューアルに向けた高校生のニーズ理解
・高校生のニーズに寄り添い整備された環境や取り組みの認知度向上

以前他社で「駿台予備学校」の認知度調査を実施したことがあります。その調査結果と比較しながら、近年強化している事業領域に関する質問を追加した新しい切り口での調査を検討していました。
入学者や入学説明会の参加者にはアンケートを実施していますが、今まで自校と接点のない一般的な高校生のニーズと自校に対するイメージのギャップを分析したいと考えていました。さらに本校は全国展開を行っているため、校舎がある都道府県の高校生の声を集められるかどうかが、選定基準の1つで、地域別、学年別など細かな粒度で結果を分析したいと考えていました。

LINEリサーチのオフィシャルパートナーである株式会社Skyfall様からLINEリサーチは国内最大級のスマホモニター組織で、アクティブモニターの約半数が10~20代の若年層のため、高校生を対象にした調査もサンプル数や回収スピードを希望どおりに実施できるとお聞きし、プロのリサーチャーに依頼できるサポートコースで発注を決めました。

3. LINEリサーチを利用してみて感想をお聞かせください

サンプル回収が想像以上に早く、「LINEリサーチはこんなに早く集まるんだ!」と驚きました。集計表を見ても、地域、学年、性別のバランスが良く、条件に合ったサンプルが回収できました。レポートも結果と提案が分かりやすく要約されており、非常に読みやすかったです。 

競合分析については、おおむね想定通りの結果ではあったものの、前回の調査では分からなかった地方別やセグメント別にデータを細かく見ることで、新たな気付きがありました感覚的に理解していたことや仮説をデータで裏付けできたのも良かったです。また、高校生の予備校に対するニーズと駿台予備学校の強みとのギャップが明確になり、今後のプロモーション方針に役立つポイントを得ることができました。

【高校生のニーズと駿台予備学校のイメージ】


 

4. 今回の調査を経て、今後の展望やお考えがあれば教えてください

データをさまざまな切り口で分析することで、生徒たちの学びの向上につながる施策を実施していきたいと考えています。

校舎運営や広報活動に活用するだけでなく、強みであるICT教材の市場開拓にも活かしていきたいです。
また、調査を通じて、自校の強みだと思っていた部分が高校生に十分伝わっていないことを明らかにできたので、その改善にも役立てたいと考えています。

5. LINEリサーチのおすすめのポイントがあれば教えてください

高校生の意見をスピーディーに回収できる点が良かったです。調査の要望をざっくりと伝えただけでも、Skyfallさんにしっかりとした調査設計を作っていただき、大変助かりました。

LINEユーザーから募ったモニターということで、当初は回答に偏りがあるのではないかと不安がありました。しかし、調査後に自校で把握しているデータと比較しても大きな違和感がなく、モニターの品質にも安心できました。また、Skyfallさんの丁寧な対応や新しい視点での分析が良かったです。

データ分析に詳しくなくても、報告会などで丁寧に結果を読み合わせできる点もおすすめできるポイントです。