誰もが明るい未来を描ける社会の実現に向けて
2017年6月に設立したマイナビミドルシニアは、40代〜60代の方々を対象にした求人に特化したサービスを展開し、求人情報サイト「マイナビミドルシニア」と、人材紹介サービス「マイナビミドルシニア人材サービス」の運営を行っています。さまざまな働き方・生き方を望むミドル・シニアの方々の意欲にお応えしながら、企業にとっても有効な人的資源の活用で経営に貢献し、明るい未来を誰もが思い描ける社会の実現を目指しています。
目標
40代 50代 60代の求人サイト「マイナビミドルシニア」をより多くの人に活用してもらう
これまでは、リターゲティング広告中心に、主に獲得や応募をメインとした施策を行っており、サービスの認知度を高める施策ができていませんでした。
2020年3月にはサイトを大きくリニューアルし、今まで関東のみだった求人を全国に拡大しています。
より多くの中高年の方に活用していただくためにも、応募件数の向上を目標にしながら、認知を上げていくことも目指しました。
ソリューション
動画で具体的なイメージを伝え、サービスへの興味を引く
より多くの獲得を目指すため、多数のユーザーにリーチし、認知を促すことが可能なYahoo! JAPANアウトストリーム動画広告を採用し、ユーザーの行動喚起を促すVFAのクリエイティブフォーマットを活用しました。
VFAのクリエイティブフォーマットは、ユーザーのアクションを促すことが大きな特長です。
今回は、動画広告から求人サイト「マイナビミドルシニア」への遷移をユーザーアクションとしてCTAを設定しました。
そして、CTAのフォーマットが異なる3つのクリエイティブフォーマット、CTAなし、静止画の計5パターンのクリエイティブを用意して、どのパターンが最も効果的かを検証しながらプロモーションを行いました。
結果として、5つのパターンの中で最も効果が高かったのは、パターンC(動画の最後にメッセージを長く表示し、訴求に目を留めてもらう)でした。
また、パターンD、EはCTAなしよりも良い結果となり、パターンDは静止画よりも効果がありました。
動画は静止画と比較して、多くの情報を伝えることができます。
Yahoo! JAPANトップページファーストビューの平均滞在時間は、5秒と言われており、動画の始めの数秒間で、伝えたい内容を印象的にして見る人を引きつけることが重要です。_
最後に気になった人が遷移しやすくなるように、静的にしてCTAを長く見せ続けることで、効果が期待できます。
成果
認知向上し、新規顧客獲得を実現
指名検索が1.2倍となり「マイナビミドルシニア」の認知が向上しました。
また、応募件数が通常の1.1倍になり、新たにサイトを活用してくれるユーザーが増えました。
当時は、マイナビミドルシニアのターゲットではない年代や職種への広告配信を除外していたことで、応募件数は減少しやすい状況でした。
しかし、VFAを活用することで流入数が増加し、本当に届けたい多くのユーザーに広告配信することができました。
クリエイティブは、過去に成果が良かった広告表現を分析してVFAフォーマットに適用し、「中高年向け」「お仕事多数掲載」「仕事を探す」というキーワードを強調して、伝えたいことを明確に表現しました。_
導入企業のコメント
久保 拓真
株式会社 マイナビミドルシニア
メディア企画部 ユーザーマーケティング課
- 企業・団体名
- 株式会社マイナビミドルシニア(外部サイト)
- 関連リンク
- マイナビミドルシニア(外部サイト)
- 所在地
- 東京都
- 従業員数
- 63名(2019年10月1日時点)
- 事業内容
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1.就職情報誌の提供、求人・採用活動に関するコンサルティング
2.有料職業紹介事業
3.上記に付帯するその他の事業
※当記事は2020年4月の情報をもとに構成しています。掲載内容、所属団体、部署名、役職名等は、取材時のものです。
※取材/撮影/文:西村 由梨子(ヤフー株式会社)