動画広告の効果とは?成功事例から学ぶ広告戦略
動画広告は、ブランディングだけでなく、認知拡大や購買促進においても効果の高い広告です。本稿では、動画広告の効果を高めるためのヒントを、成功事例から学びましょう。
成長を続ける動画広告市場――スマートフォンでは2,031億円、前年比1.3倍予測
動画メディアの拡大や動画コンテンツの充実、新形式の動画フォーマットの登場などを受け、動画市場は成長を続けています。株式会社サイバーエージェントの最新調査によると、2019年の動画広告(スマートフォン)の市場規模は2,031億円になるという見込みです。
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※出典:サイバーエージェント「2018年、国内動画広告の市場調査を実施」(2018年11月30日)
をもとにYahoo! JAPANが作図
動画広告の効果とは?
動画広告には、ブランディング、商品理解促進などの効果があります。例えば、テレビCMをウェブに流用して、テレビでリーチできないユーザーに届けることでブランディングを成功させるという例が挙げられます。商品理解促進を目的する場合は、商品を使っているシーンを動画にするなど、動画をマニュアルのように活用して商品説明をする、という使い方があります。文字や画像だけでは伝えにくい、複雑な作業を理解しやすくするというのは動画ならではのメリットといえます。
ある楽器メーカーが、ドラム購入者の不安解消を目的とし、ドラムの演奏方法やレッスン風景を動画として配信し、購入の後押しに成功した事例があります。このように、購入のハードルが高い商品に対して、購入のきっかけを与えたり、購入者をフォローしたりする手法として動画を利用する企業も増えています。
また、五感を刺激する感覚、「シズル感」を表現するのも、動画ならではのメリットを生かした使い方のひとつです。短い時間で中身が伝わりやすく、共感を呼びやすいので、シェアされやすくなります。
共感性だけではなく「記憶」という観点でも、動画は文章や画像より優れています。あるメーカーが、第一想起を目的に、広告を何パターンか試したところ、もっとも効果があったのは、テキストや静止画の広告ではなく、動画広告だったという事例があります。別の事例では、効果測定に際し、脳波を使って検証を実施したところ、静止画のバナーより、動画のほうが脳内に残る記憶の割合が圧倒的に高いという結果が得られました(※1)。
文章、画像、動画とさまざまな表現方法がありますが、動画は記憶に残りやすく、印象に残すという目的の場合、動画広告は非常に効果的といえるでしょう。
Yahoo! JAPANの動画広告ソリューションを活用した成功事例
Yahoo! JAPANの広告ソリューションを活用して、認知向上や態度変容に成功した事例を紹介します。
日産自動車株式会社
ポイント: テレビCMと動画広告の併用が成功のカギ。強いインパクトで認知や態度変容、サイト誘導に貢献
→ 新車プロモーションにあたり、「新しさ」を印象づけるためインパクトを重視。「動く商材」である自動車と動画広告は相性がよいと考え、テレビCMと動画広告(※2)を併用することに。広告指標は、ブランド認知、好意度、態度変容だけでなく、サイト訪問者を増やし後々のプロモーションにつなげていくという意味でクリック率にも重きを置いていた。総合的に判断し、広いリーチを誇り、認知、態度変容に効果の高いトップゲートビジョンを出稿する。自動車のような購買プロセスが非常に長い商材の場合、興味関心のあるユーザーを広く集め、中長期的に関係を築く必要があり、高い認知効果、来訪者アップが期待できるトップゲートビジョンは非常に高い効果を発揮する商品といえる。
この他にも、企業・サービスのブランディング、認知度アップにつながった成功事例を多数紹介しています。詳しくは以下をご覧ください。
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