【事例】 ASUE株式会社 _ 新プラットフォームへの移行で運用成果がアップ
"お客様の伴走者"を掲げ、Web広告運用やサイトコンテンツ制作、ランディングページ改善など幅広く事業を展開するASUE(アスエ)株式会社。
Web広告での成果を最大化するために、アクセス解析などを含め、顧客のビジネスに寄り添ったきめ細やかなコンサルティングにも重点を置いています。
同社では、2020年4月より「Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)」(以下、運用型)を活用し、すでに顕著な成果を上げています。
今回は運用型について、ASUE株式会社 Webマーケティング課 マネージャー 永岡 佑介様にお話を伺いました。
運用型が広告代理店向けに全面提供されると、早いタイミングで移行に踏み切られました。要因は何でしょうか?
我々が担当するクライアントの多くは、コンバージョン獲得が広告配信の目的です。
運用型では、広告主の配信目的にあわせてキャンペーン目的を設定し、アクション数を最大化するように配信されるため、これまで以上に成果につながるだろうという大きな期待がありました。
移行に向けた準備として、ヤフーのプロダクトエバンジェリストを交えた、オンライン座談会を開催していただきました。アップデート内容や変更点などがよく理解できましたし、私たちの疑問や不明点について具体的かつその場で回答いただけたので、不安はすべて解消できたと思っています。
この座談会で、メンバー全員が運用型移行について前向きにとらえられただけでなく、せっかく開催していただいたのだから早く移行しようという気持ちを持てたのは大きかったです。
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ASUE株式会社 Webマーケティング課 マネージャー
永岡 佑介様
移行にあたって、準備したことはありますか?
まずはアカウント構造の見直しを行い、広告グループを整理しました。
訴求内容が同じ広告を複数の広告グループに登録している場合は、1つの広告グループに統合するなど、ヤフーが推奨するシンプルなアカウント構造に合わせました。新広告管理ツールへの切り替え作業は、スムーズに実施できたため、予想していたよりも短時間で完了しました。
クライアントへのご説明にあたっては、運用型の広告効果についてお伝えしたところ、ほとんどのクライアントに好意的に受け止めていただくことができ、スムーズに移行できました。
一部、ディスプレイ広告(YDN)の成果が良すぎるアカウントについては、一気にすべてのキャンペーンを変更するのではなく、検証しながら段階的に移行しているケースもあります。
運用型での広告効果はいかがでしょうか?
主にアパレル関連のアカウント運用を担当していますが、移行後はCPC(クリック単価)が顕著に下がっている傾向にあります。CPA(獲得単価)は、移行前の約80%まで下がり、CV数(コンバージョン数)ですと、約2倍に増えています。(※1)
広告配信の目的がコンバージョン数でしたので、非常に嬉しい成果です。キャンペーン目的にあわせて配信を最大化させるアルゴリズムがしっかりと機能しているのだと感じています。
これまでよりも低CPC、低CPAで運用できるようになり、クライアントの成果にもつながっていて代理店としては大変助かっていますが、「こんなに下がってヤフーは大丈夫なのかなと心配になるくらいです(笑)。」
アパレル企業の場合、比較的配信ボリュームがあるので、CPC単価が5円下がっただけで、広告効果は大きく改善されます。同時にCV数が増えているのでまさに「いいことずくめ」です。他のメンバーが担当している健康サプリ系の案件でも同様の成果が出ています。
新広告管理ツールも、非常に見やすくて使いやすくなりました。
2つの期間を指定して成果を比較できるのは非常に便利です。
ターゲティング・インフィード広告・動画広告など広告掲載方式にあわせてキャンペーンを分類するのではなく、よりシンプルなアカウント構造になったことで、運用管理工数も30%ほど低減できています。
今後どのような広告運用をしていく予定ですか?
「属性・ライフイベント」が加わった オーディエンスカテゴリーターゲティングやサーチキーワードターゲティングを積極的に活用していきたいです。
サーチキーワードターゲティングはすでに活用していますが、効率よく配信できていて、CVR(コンバージョン率)改善につながっています。オーディエンスカテゴリーターゲティングは、まだ数件しか試していませんが、活用を増やしてデータと知見をためておきたいです。
運用型の移行を検討されている方に向けてのメッセージがあればお願いします。
まだ移行していない場合は、少しでも早く移行したほうがいいとおすすめしたいです。
新広告管理ツールは、最初は慣れずに抵抗があるかもしれませんが、私たちが使ってみた感想としては、運用工数が削減され、広告効果も改善されました。
2021年度に完全切り替えが予定されていますから、今のうちに移行して運用ノウハウ、データを蓄積しておき、今以上にパフォーマンスの高い運用を目指しましょう。
【取材先取材先企業】
社名:ASUE株式会社(外部リンク)
事業内容:インターネット広告事業、Web制作事業、Webサイト・メディア運営事業
本社所在地:愛知県名古屋市中区錦
新プラットフォーム移行の事例やキャンペーン変換の手法などの詳細については、Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)スタートガイドをご覧ください。
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