【Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)】自動入札活用ガイド
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自動入札で効率的にパフォーマンスを向上
Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)を運用するうえで、一定の成果を保つには日々配信結果を分析し、入札価格を調整する作業が発生します。さらに、成果の向上を目指すためにはランディングページやクリエイティブの見直しもしなければなりません。
自動入札を利用すれば入札単価の調整を自動化できるため、貴重な時間を入札以外の作業に使うことができます。また、自動入札は変化する市場や、Yahoo! JAPAN上でのユーザーのさまざまな動向をとらえて入札価格を最適化するため、コンバージョン数、流入数、動画視聴数の最大化やコンバージョン単価の改善が見込めます。
各自動入札タイプと効果
ディスプレイ広告(運用型)で設定可能な自動入札は4種類です。
「コンバージョン数の最大化」と「コンバージョン単価の目標値(tCPA)」
「コンバージョン数の最大化」と「コンバージョン単価の目標値(tCPA)」は、指定したキャンペーン予算(日額)内でコンバージョン数が最大になるように自動で入札価格を調整します。
コンバージョン数の最大化を設定したキャンペーンにおいては、設定前と比較してコンバージョン数、インプレッションシェア損失率(予算)を改善させることができています。
コンバージョン単価の目標値(tCPA)
コンバージョン単価の目標値(tCPA)を設定したキャンペーンにおいては、設定前と比較してコンバージョン数、コンバージョン単価を改善させることができています。
「クリック数の最大化」と「動画再生数の最大化」
「クリック数の最大化」と「動画再生数の最大化」は、指定したキャンペーン予算(日額)内でクリック数/動画再生数が最大になるように自動で入札価格を調整します。
クリック数の最大化を設定したキャンペーンにおいては、設定前と比較してクリック数、インプレッションシェア損失率(予算)を改善させることができています。
また、キャンペーン目的ごとに設定できる自動入札が異なります。
自動入札を設定すると、インターネットユーザーおよび広告配信に関する情報を読み込んで、入札価格を最適化します。
運用ポイント|アカウント構造について
自動入札ではさまざまな情報を加味し総合的に最適化を行うため、利用される情報ごとにキャンペーンや広告グループを分割する必要はありません。例えば性別や年齢別で広告グループを分けて入札調整を行っている場合は、広告グループをまとめ、よりシンプルなアカウント構造での運用をおすすめします。
なお、複数の広告グループをまとめる場合は、最適化の対象となる指標(コンバージョン数またはクリック数、動画再生数)の実績値が多く発生している広告グループにその他広告グループの広告を統合してください。
自動入札運用時の注意
- 「学習中」の表示は自動入札を導入しているキャンペーンに対して表示され、判定は日次で更新されます。「学習中」のステータスが7日程度継続する場合は、十分な実績で学習を安定させ、「学習中」のステータスが消えてから配信拡大を行っていただくことを推奨します。
- 大幅・頻繁に設定変更をすると学習に悪影響を与えるため、コンバージョン単価の目標値(tCPA)の場合、目標値(tCPA)の変更は±20%以内を目安に調整してください。
その他にも、自動入札を利用した運用のポイントをまとめたガイドをご用意しています。ぜひご覧いただき、自動入札の利用をご検討ください。
>自動入札活用ガイド(導入~運用改善)(PDF:2.42MB)
※注意事項
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写真提供:アフロ
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