運用テクニック
公開日:2015.09.17
未コンバージョンのインターネットユーザーに広告配信
ディスプレイ広告(運用型)
ウェブサイトに訪れたインターネットユーザーに、最適な広告表示
以下のようなインターネットユーザーに、それぞれ広告を出し分けてみませんか? - 資料請求したインターネットユーザーのみに広告配信 - 特定の商品を閲覧したインターネットユーザーのみに広告配信 - カートに入れたが、購買に至らなかったインターネットユーザーのみに広告配信
オーディエンスリストでインターネットユーザーの閲覧履歴をグルーピング
オーディエンスリストは、自社サイトを訪れたインターネットユーザーの閲覧履歴をURLやラベル(任意のグループ)条件で振り分け、グルーピングできる機能です。これにより、対象によって異なる訴求ポイントの広告を作成して出し分けすることができるので、より高い広告効果を狙うことができます。
「コンバージョンしなかったインターネットユーザー」をオーディエンスリストにする
では、コンバージョンに至らなかった人にだけ広告を配信できるよう、リストを作ってみましょう。ここでは旅行サイトを例にとってみましょう。ツアーへの申し込みをコンバージョンとして、「旅行サイトに訪れたが、申し込みはしていないインターネットユーザー」のリストを作ります。 基本のオーディエンスリストの作成方法は、こちらをご覧ください。 「コンバージョンしなかったインターネットユーザー」のリストを作成するには、複数のターゲットリストを組み合わせます。まずは、「ウェブサイトに訪れたすべてのインターネットユーザー」のリストを準備し、そのリストから「申し込み完了したインターネットユーザー」を除外すると、「申し込みしなかったインターネットユーザー」のターゲットリストが作成できます。
ステップ1
ターゲットリストA : 「ウェブサイトに訪れたすべてのインターネットユーザー」のリストを作成する
まず、「サイトに訪れたすべてのインターネットユーザーリスト」を準備します。このリストは、サイトリターゲティングにあらかじめ「デフォルトリスト」として自動的で作成されています。新たにターゲットリストを作る必要はありません。 ターゲットリストA
デフォルトリスト デフォルトのターゲットリスト
タグ取得時に自動で作成されるターゲットリストです。広告主様のウェブサイトのタグを設置しているページのすべての閲覧履歴が対象となります。
ステップ2
ターゲットリストB : 「ツアーに申し込み完了したインターネットユーザー」のリストを作成する
サイトリターゲティング用のタグを、ツアー申し込み完了ページ(サンクスページ)に挿入し、ターゲットリスト設定で、申し込み完了ページのURLを設定します。
ご注意
- 必ずサイトリターゲティング用のタグをコンバージョンとなるページに挿入してください。
サイトリターゲティング用のタグ以外(コンバージョン測定用のタグ)が挿入しても、参照履歴は蓄積されません。 - 「過去の訪問者の設定」で「設定する」を選択すると、過去30日間に蓄積されたサイト訪問者も配信対象になります。この期間は、サイトリターゲティング用タグをサイトに設置した日によって決まります。
ステップ3
ターゲットリストC: 「ツアーに申し込みしなかったインターネットユーザー」のリストを作成する
先ほど作成した「A:ウェブサイトに訪れたすべてのインターネットユーザー」と「B:申し込み完了したインターネットユーザー」のターゲットリストを組み合わせて、「C:申し込みしなかったインターネットユーザー」を作成します。ターゲットリスト追加時に、「組み合わせで設定」を選んで作成しましょう ターゲットリストC (組み合わせ)
完成した「ターゲットリスト」は広告グループと関連付けを行い、広告を出稿してください。 ※ターゲットリストのリーチ数が少ない場合には、「-」が表示されます。ご注意ください。
※注意事項
- 掲載している内容はページ作成時点の情報です。機能や仕様は予告なく変更される可能性がありますので、ご了承ください。
- 例示している画面はイメージです。
- 例示している組織・団体名、数字は架空のものです。
写真提供:アフロ
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