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運用テクニック 公開日:2015.02.02

サイトリターゲティングで「参照元URL」に応じた広告の出し分け方法

ディスプレイ広告(運用型)

ディスプレイ広告(運用型)のサイトリターゲティングでターゲットリストに設定する条件種別を「参照元URL」に設定することで、「サイト訪問者」が直前に閲覧していたウェブページ(参照元URL)をもとに広告の出しわけや入札価格の調整が可能となります。

 

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参照元URL(リファラー)とは

インターネットユーザーが、サイトリターゲティングタグが設置された広告主のウェブページにアクセスする直前に閲覧していたウェブページのURLのことです。

 

参照元URL設定

条件に設定する参照元URLは、他社サイトのURL、自社サイトのURLのどちらも登録可能です。

※参照元URLは、ご利用のアクセス解析ツールや、自社サイト内のページ設定であればサイトマップなどを参考にご設定いただくことをお勧めします。

参照元URL説明
他社サイトのURL他社サイトからリンクをクリックして、自社サイトに訪問したユーザーが直前に閲覧していたサイトのURL
自社サイトのURL自社サイト内の回遊などで、サイトリターゲティングタグ設置しているページの直前に閲覧していた_社のサイトURL

ターゲットリストで「参照元URL」(リファラー)を設定するには

1. 管理ツール右上のスパナマーク「ツール」から、共有ライブラリ?内の「ターゲットリスト」の順にクリックします。

2. [ターゲットリストを作成]から[条件リスト]をクリックします。

3. 「条件」画面で[条件を設定する]ボタンを選択、プルダウンから[参照元URL]を選択します。

4. ターゲットリスト基本情報を入力し、[保存]ボタンを押します。これで、参照元URLによるターゲットリストが完成しました。

5. 後は通常通りに広告グループに、作成したターゲットリストを設定するだけです。

参照元URL取得不可ケースの設定について

ブックマークや閲覧履歴、ショートカットから訪問した場合などは、参照元URLが取得できません。

リーチ数の取得が不可能な場合

1. 該当ページ(リターゲティングタグ設置画面)に以下の方法で訪問した場合

 

(a)ブラウザーのアドレスバーに直接URLを入力した場合
(b)ブックマークや履歴、ショートカットから訪問した場合
(c)httpsのページからhttpページへ遷移した場合
(d)QRコードを利用して訪問した場合

 

2. 参照元(参照元URLのページ)がタグの設定などでリファラー(参照元URL)の取得制限を行っている場合

3. 自社サイト(リターゲティングタグ設置ページ)がiframeを利用しており、iframe内の子ページにリターゲティングタグの貼付がある場合

リーチ数の取得は可能だが正確なURLの取得ができない場合

1. リファラー(※)で送信されてくるURLが書き換えられている場合

参照元ページのサイトの設定で、参照元URLの情報を送信するときに、URLの書き換えを行っている場合があります。

 

※リンクをクリックして別ページ遷移したとき、リンク元のページのURLなどを送信する設定

 

2. 外部リンクへ移動する際に、中間ページが挿入されている場合

参照元ページから、外部リンクをクリックした時に中間ページを挿入している場合

 

※注意事項

  • 掲載している内容はページ作成時点の情報です。機能や仕様は予告なく変更される可能性がありますので、ご了承ください。
  • 例示している画面はイメージです。
  • 例示している組織・団体名、数字は架空のものです。

 

 

写真提供:アフロ

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