運用テクニック
公開日:2014.03.15
サイトリターゲティングの始め方
ディスプレイ広告(運用型)
サイトリターゲティングのしくみ
サイトリターゲティング広告は、ウェブサイトに訪れたことのあるインターネットユーザーに再アプローチする広告なので、まずはウェブサイトへの訪問履歴のデータを蓄積するところから始めます。
例えば、A社がサイトリターゲティングを行う場合、まずサイトリターゲティング用のタグをA社のウェブサイトの任意(またはすべての)ページに設置します。そうすることで、タグが入っているページを訪れたインターネットユーザーのデータを蓄積できるようになります。
その後、A社のウェブサイトで履歴を残したインターネットユーザーがディスプレイ広告の広告掲載面のあるウェブサイト(例えばYahoo! JAPAN内のページ)を訪れると、「過去に、A社のサイトを訪問したことがある」という履歴情報から、A社のサイトリターゲティングの広告が表示されます。
なお、アプローチできる対象数を増やすために、「サイトリターティング用のタグ」の設定は、早めに行っておくことをお勧めします。「サイトリターティング用のタグ」を貼り付けることで、そのページのインターネットユーザーの訪問履歴の蓄積が開始されます。
サイトリターゲティングの始め方
では、具体的なサイトリターティングの始め方を解説します。
1. サイトリターゲティング用のタグを取得
インターネットユーザーの訪問履歴を蓄積するために、「サイトリターゲティング用のタグ」を取得します。
2. 「プライバシーポリシー」ページのご確認と明記
サイトリターゲティング広告は、インターネットユーザーの訪問・行動履歴情報を利用するため、ご利用の際は、ご自身のウェブサイト(ユーザーの訪問・行動履歴情報が取得されるウェブサイト)において、下記の「プライバシーポリシーに必要な記載事項」を必ず明記してください。
3. 取得したタグを、サイト内に設定
タグを設置したウェブサイトの訪問者に対して、広告が表示されます。例えば、広告がクリックされた際に表示されるウェブページに設置すると、広告で集客したインターネットユーザーに向けて再アプローチができます。また、すべてのページに設置しておくと、複数のターゲットリストを設定・編集して広告を出し分けすることができます。 なお、タグが設置されていないページでは、訪問したインターネットユーザーの訪問履歴情報が蓄積されないので、注意しましょう。
4. ターゲットリストの作成
ターゲットリストとは、ウェブサイトを訪れたインターネットユーザーの訪問履歴をリスト化したものです。 最初にサイトリターゲティング用タグを発行すると、「ターゲットリスト(デフォルト)」が自動的に作成されます。まずは、この「ターゲットリスト(デフォルト)」を使って、サイトリターゲティング用タグを設置したウェブサイトを訪れた全てのインターネットユーザーに広告を掲載しましょう。
5. ターゲットリストを広告グループに設定する
作成したターゲットリストを、ターゲティング設定で「サイトリターゲティング」を選択した広告グループに設定します。これにより広告グループ内に作成した広告を、ターゲットリストのインターネットユーザーに対して配信できます。
※注意事項
- 掲載している内容はページ作成時点の情報です。機能や仕様は予告なく変更される可能性がありますので、ご了承ください。
- 例示している画面はイメージです。
- 例示している組織・団体名、数字は架空のものです。
写真提供:アフロ
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