運用テクニック
公開日:2020.10.01
ターゲットリストの組み合わせを使って、独自のターゲットリストを作成
ディスプレイ広告(運用型)
ターゲットリストは、インターネットユーザーの訪問履歴を、ウェブサイトのURLやラベル(任意のグループ)の条件で振り分け、グルーピングできる機能です。ある旅行会社を例にとって、そのサイト構造を参照しながら、具体的な設定方法を説明していきます。
例えば、「ハワイ旅行に関連したページを閲覧したインターネットユーザーだけ」をリターゲティングの対象にしたい場合、ターゲットリストの条件設定で「URLにhawaiiを含む」とすると、ハワイに関するホテルや航空券、ショッピングのページを閲覧したインターネットユーザーも対象にできます。
このようにウェブサイトの構造を見ながら、キーとなるURL内の文字列を条件として設定すると、関連するページをまとめてターゲットリストに設定できます。
ターゲットリストの組み合わせ条件
ターゲットリストは、条件を組み合わせることで、より柔軟にターゲットリストを作ることができます。
ターゲットリストのユニークユーザー数があまりにも少ない場合は、サイトリターゲティングの広告を出稿しても満足のいく効果が得られない可能性がありますので、注意してください。
ターゲットリストの設定例
例1 : 「ハワイ」または「ニューヨーク」ページを閲覧したインターネットユーザー
ターゲットリストA(「ハワイ」ページを閲覧したインターネットユーザーのリスト) の設定
「いずれかのターゲットリストに一致(OR)」
URL : [hawaii] を含む ターゲットリストB(「ニューヨーク」ページを閲覧したインターネットユーザーのリスト) の設定
「いずれかのターゲットリストに一致(OR)」
URL : [ny] を含む ハワイまたはニューヨークのページを閲覧したインターネットユーザーとなると、上記のAまたはBに該当すればよいので、導き出すCのリストは以下のような設定になります。 ターゲットリストC (組み合わせ)の設定
例2 : 「カタログ請求」をしたが、「ツアー申し込み」をしていないインターネットユーザー
「いずれかのターゲットリストに一致(OR)」
URL : [catalog-request] を含む ターゲットリストB(ツアー申し込みを行ったインターネットユーザーのリスト) の設定
「いずれかのターゲットリストに一致(OR)」
URL : [thanks] を含む ここでは、ターゲットリストAのなかから、ターゲットリストBに該当する条件のインターネットユーザーを除いたものがターゲットリストCとなるので、以下のような設定になります。
ターゲットリストC (組み合わせ)の設定
例3 : 「海外旅行」ページは閲覧したが、「アメリカ」または「アジア」のページは閲覧していないインターネットユーザー
URL : [kaigai] を含む ターゲットリストB(「アメリカ」ページを閲覧したインターネットユーザーのリスト) の設定
URL : [usa] を含む ターゲットリストC(「アジア」ページを閲覧したインターネットユーザーのリスト) の設定
URL : [asia] を含む この場合は、ターゲットリストAのなかから、ターゲットリストBまたはターゲットリストCに該当する条件のインターネットユーザーを除いたものがターゲットリストDとなるので、以下のような設定になります。 ターゲットリストD(組み合わせ)の設定
「ターゲットリストの組み合わせ」の設定手順
≫ オーディエンスリストの作成
≫ オーディエンスリストとは
※注意事項
- 掲載している内容はページ作成時点の情報です。機能や仕様は予告なく変更される可能性がありますので、ご了承ください。
- 例示している画面はイメージです。
- 例示している組織・団体名、数字は架空のものです。
写真提供:アフロ
この情報は役に立ちましたか?