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運用テクニック 公開日:2020.10.01

ディスプレイ広告(運用型)で効果につながるアカウントとは?

ディスプレイ広告(運用型)
ディスプレイ広告のような運用型広告で、効果につなげるための最も大切なことは何でしょうか?
それは、日々広告の効果測定を行って改善を続けること......つまり、広告運用をきちんと行うことです。そうすることで、広告の効果を高め、集客力の強化を期待できます。

広告運用でおさえておきたい大前提


広告の改善を行っていくためには、当たり前のことですが、広告管理ツール上で「広告の良し悪しが正しくわかる」状態になっている必要があります。
そこで重要になるのが「適切なアカウント構築」です。ディスプレイ広告(運用型)のアカウントは「キャンペーン」「広告グループ」「広告」の3階層から成り立っています。各階層の設定内容に応じて、適切に階層を分けることが大切です。

たとえば、「同じ期間に、一つの配信対象に、複数の広告でABテストをしたい」という状況を考えてみましょう。この場合、広告ごとにキャンペーンや広告グループを分けたりせずに、一つのキャンペーン・広告グループの配下で複数の広告を登録するのが適切なやり方です。
このように、不要に細分化せず、階層ごとの設定項目に応じたアカウントにすることで、各広告に配信実績が適切に蓄積されるようになります(不要な細分化は、広告の実績も分散されてしまいます)。

ポイント

  • 同じ目的のキャンペーンが不用意に乱立していないか確認してください
  • ⇒統合できるキャンペーンは実績の多い方にまとめ、少ない方は停止してください。
  • キャンペーン目的がお客様の配信目的に合っているか確認してください
  • ⇒異なる場合は、該当キャンペーンは停止し、別途キャンペーンの新規作成が必要です

正しいアカウント構成になった場合の効果


アカウントを正しく構築することで運用改善につなげられる。では、これにより、どのような効果が生まれるのでしょうか。
以下のような良い循環が生まれます。
(1)運用改善をおこなうことで、(2)「広告の品質」アップ()が期待できます。この品質アップは非常に重要な意味を持ちます。なぜなら、ディスプレイ広告(運用型)の広告掲載順位は、「入札価格」と「広告の品質」の2つの要素で決まるからです。

※「広告の品質」アップについて

品質は、クリック率や、広告とリンク先になるページとの関連性など、さまざまな要素で評価されます。

うまく(3)広告の掲載順位アップにつながると(4)インプレッションの向上につながります。これが(5)集客強化につながり、実績が増えていきます。この実績をもとに(1)運用改善を継続していくことで、どんどんと広告の品質向上が期待できる! という流れです。

配信実績を高めるための「レスポンシブ」活用


レスポンシブとは広告タイプの一つで、掲載面に入稿内容を最適化し配信をします。1種類の広告を入稿するだけで、各デバイスに最適な広告を配信できます。積極的な活用で、配信実績の向上につなげてください。

適切なアカウントを構築することで、一つの広告だけでなく、アカウント全体のパフォーマンス向上を期待できます。ぜひ、今一度、自社のアカウント構成に改善すべき点がないかを見直してください。

 

※注意事項

  • 掲載している内容はページ作成時点の情報です。機能や仕様は予告なく変更される可能性がありますので、ご了承ください。
  • 例示している画面はイメージです。
  • 例示している組織・団体名、数字は架空のものです。

 

 

写真提供:アフロ

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