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運用テクニック 公開日:2020.12.04

定期的な確認で差がつく3つのこと

ディスプレイ広告(運用型)

さて、こちらの記事 で、「広告運用は、掲載結果を確認し、広告管理ツールで設定を調整していくメンテナンスです」と申し上げました。「掲載結果の確認」にもいろいろとありますが、今回は「コレだけは外さずに定期的に確認していただきたい!」3つのことをお伝えいたします。

直近の掲載実績を確認する

『広告管理ツールでチェックするべきデータは?』で、広告掲載における重要な指標(数字)をお伝えしましたが、それらの実績はできるだけ小まめに(少なくとも週に一回は)ツール上で確認することをおすすめします。なぜなら、定期的なチェックをしていれば、実績を確認してアップダウンがあった場合にそれにともなう改善を素早く実行できるためです。

掲載開始後に管理ツールを毎日見る人と1カ月に1回しか見なかった人では、1カ月間で行うアクションの回数に大きく差が出ます。結果、両者に蓄積されるノウハウにも差が出て、それが数カ月後に実績の差となって表れることが予測できます。



それでは、広告管理ツールにログインし、ここでは昨日分の実績を確認してみましょう。

広告管理ツールへログイン


【1】Yahoo!広告 ディスプレイ広告の広告管理ツールを表示します。キャンペーン一覧画面で、キャンペーンのパフォーマンスデータを確認します。 上部の合計行には、期間中で合計した数値が表示されます。

 

【2】仮画面右上で確認したい任意の期間を選択できます。

⇒指定した期間の実績が表示されます。

 

【3】≫掲載開始後3日目にご紹介した基本的な実績を中心に、ご自身で想定していた数値と比較してどうなっているかを確認してみましょう。

実績説明
インプレッション数 広告が表示された回数です。
インプレッション数が多いほど、多くのインターネットユーザーに広告が表示され、認知啓蒙につながった可能性が高くなります。(インプレッションが発生しただけでは広告費用はかかりません)
クリック数 広告がクリックされた回数です。
クリック数が多いほど、多くのインターネットユーザーが広告をクリックし、貴社のサイト訪問につながっています。
合計コスト 「表示期間選択」で選んだ期間中のクリック料金の合計です。
平均CPC 1クリックあたりのクリック料金の平均額です。
※1クリックあたりのクリック料金は変動しています。

 

≫ 一覧画面でパフォーマンスデータを確認する

残高を確認する

順調に広告掲載による集客が行えていたとしても、「気づかないうちに残高が切れていて、広告が掲載されていなかった......」といったことは、よくお聞きします。確認しなかったことで機会損失になってしまわないように、残高の確認も習慣づけて行うことをお勧めします。

ポイント

銀行振込の場合は、ご入金手続き後、残高への反映まで約3営業日ほどかかります。
そのため、意図しない広告の掲載停止を回避するためにも、残高が減少している場合は早めの入金手続きをおすすめします。

なお、クレジットカード決済による「自動入金設定」を利用すると、アカウント残高が減少した時にあらかじめ指定した金額(+消費税額)を自動的にクレジットカードから引き落とせるため、おすすめです。
≫お支払い方法と入金手順(銀行振込/クレジットカード)(ヘルプ)

審査状況を確認する

Yahoo!広告ではインターネットユーザーからの広告の信頼性を維持するために、広告掲載におけるガイドラインを定めています。広告主様が登録された広告(タイトル・説明文・URL)と画像は、広告掲載ガイドラインに基づいた審査を実施しています。ディスプレイ広告における広告の審査状況や「掲載不可」「掲載停止」となった理由などは、広告一覧画面から確認できます。

 

【1】ディスプレイ広告の新しい広告管理ツールを表示します。

 

【2】左サイドメニューで「広告」をクリックします。


 

【3】広告一覧の「審査状況」項目を確認します。

審査依頼について

「掲載不可」「掲載停止」となっている広告のiアイコンをクリックすると、「審査否認理由と対応方法」が確認できます。

 

また、「審査否認理由と対応方法」の下部に表示される「広告の再審査依頼」ボタンを押すと、当該広告の再審査依頼ができます。


≫ 広告の再審査を依頼する

 

<審査状況について>

「審査状況」に表示される各ステータスの意味は以下の通りです。
ステータス意味
審査中 広告・画像が審査中の状態
掲載不可 審査の結果、掲載が承認されなかった状態
掲載停止 登録済みの広告・画像について審査を行った結果、掲載ガイドラインに抵触したため掲載が停止された状態
  • 審査期間
    審査期間は約3営業日です。
  • 再審査時の「審査状況」について
    広告を修正して再審査となった場合でも「審査状況」には、仕様により、「掲載不可」や「掲載停止」と表示されたままになることがあります。
  • 予定の広告掲載開始日が後ろ倒しになることのないように、基本的なガイドラインはあらかじめチェックをお願いします。必ずおさえていただきたいガイドラインについては、「掲載開始後5日目」のページでご紹介します。

まとめ

定期的に確認していただきたい3つのことをお伝えしました。

  • 広告の掲載実績は小まめに(少なくとも週に一回)確認しましょう。
  • 残高切れに注意しましょう。「自動入金設定」がおすすめです。
  • 審査状況を確認し、「掲載不可」や「掲載停止」がある場合は、早めに広告の修正・再登録を行いましょう。

 

※注意事項

  • 掲載している内容はページ作成時点の情報です。機能や仕様は予告なく変更される可能性がありますので、ご了承ください。
  • 例示している画面はイメージです。
  • 例示している組織・団体名、数字は架空のものです。

 

 

写真提供:アフロ

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