集客数を改善するには?(2)【クリック編】
本記事では、広告のクリエイティブ改善をすることでクリック数を伸ばす方法をご紹介します。
レスポンシブで「掲載面に溶け込む広告」を掲載
広告タイプの一つである「レスポンシブ」は、クリエイティブの構成要素を広告掲載面に最適なかたちに組み合わせ、配信する広告タイプです。さまざまなサイズのデバイスや広告の表示領域に柔軟に溶け込むことが可能なため、クリック数のアップが狙えます。
レスポンシブは、1200×628、300×300のいずれかのサイズの画像を用意すれば始めることができます。
また、バナー広告のように凝った画像を用意する必要はなく、商材を連想させるようなイメージ画像でもOKです。たとえば、サイト上で掲載している商品画像をリサイズするだけ利用されている方も多くいらっしゃいます。
レスポンシブディスプレイ広告に関する詳細については以下よりご確認ください。
クリエイティブを見直し、A/Bテストでユーザーの反応をチェック
今あるクリエイティブの効果をもっと高めるには、A/Bテストが欠かせません。
A/Bテストとは複数の広告を実際に配信して行うテストのことで、複数のクリエィティブを用意することから始めます。実際に複数のクリエィティブを配信し、どれが一番クリックされたのか、成約やお問い合わせにつながったのかなど広告効果の比較テストを行います。
このように、実際にクリエィティブを配信して行うテストによって、最も効果の高いクリエィティブを把握・決定するというところが、広告運用において最重要となるポイントです。
テキスト広告のA/Bテスト
- 1.訴求ポイント別に複数の広告を作成
広告を作る際、価格、効果、品質、対応など、訴求したいポイントは、いろいろ思いつくでしょう。その中でどこを訴求するのが最も効果が高いのかをA/Bテストで測定していきます。訴求別のテストを行うことで、どの訴求ポイントがインターネットユーザーに一番訴えかけられたのかがわかります。
<訴求ポイント例>
- 価格(今なら○○%オフ)
- 品質(上質の○○を使用)
- 特典(初回限定で○○プレゼント)
- 安心(プロの○○がサポートします)
- スピード(翌日お届け可能)
- 2.タイトル、説明文の一部を変えて広告を作成
次に、一番効果の高い訴求ポイントの広告をさらにテストします。ここでの注意点は、テストする箇所を1つに絞ることです。複数の箇所を同時に変更してしまうと、「どの部分が悪かったのか?」、「広告分の中のどのキーワードがよかったのか?」など、効果測定がしづらくなります。テストは必ず、1箇所だけを変更して行うようにしましょう。
例
- タイトルだけを変更
- 説明文だけを変更
- 使っている言葉はそのままで、前後を入れ替える
画像のA/Bテスト
バナー広告やテンプレート広告など、画像にもA/Bテストが必要です。画像の種類や映っている人物、商材の角度や大きさ、色だけでもクリック率は変動します。
<画像変更例>
- 写真とイラスト
- 男性写真と女性写真
- アップ画像と引きの画像
まとめ
- クリック率の改善にはレスポンシブの利用が効果的
- ABテストでクリエイティブの効果を最大化
※注意事項
- 掲載している内容はページ作成時点の情報です。機能や仕様は予告なく変更される可能性がありますので、ご了承ください。
- 例示している画面はイメージです。
- 例示している組織・団体名、数字は架空のものです。
写真提供:アフロ
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