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運用テクニック 公開日:2023.07.27

入札戦略「拡張クリック単価」を正式リリース

ディスプレイ広告(運用型)

ベータ版として提供していた入札戦略「拡張クリック単価」が7/26に正式にリリースしました。

拡張クリック単価は手動で設定した入札価格を基にして、クリックまたはコンバージョンをできるだけ多く獲得できるよう、入札価格を自動的に調整する入札戦略です。
手動入札を利用しているキャンペーンに適用すると広告効果の改善が見込めるため、ぜひこの機会にご利用ください!


「拡張クリック単価」を正式リリース


自動入札タイプ「拡張クリック単価」とは


自動入札タイプ「拡張クリック単価」は、手動で設定した入札価格を基にして、クリックまたはコンバージョンをできるだけ多く獲得できるよう、入札価格を自動的に調整する入札戦略です。

個別クリック単価(旧:手動入札※)と比較して、自動でより細やかに入札価格を調整できるため、広告効果の改善や運用工数の削減が期待できます。

※2023年7月26日より、「自動入札」「手動入札」の表記を無くし、入札戦略の名称をそのまま表記します。本記事でも以降、「個別クリック単価(旧:手動入札)」を「個別クリック単価」と記載します。


「拡張クリック単価」が利用可能なキャンペーン目的


2023年7月26日、β版として提供していた「拡張クリック単価」を正式リリースしました。
「拡張クリック単価」は以下のキャンペーン目的でご利用可能です。


※商品リスト訴求、PayPayギフトは一部のお客様のみに提供しているキャンペーン目的です。

個別クリック単価

手動で指定した入札価格を上限として入札を行い、設定した価格内でクリック数などを増やします。調整を行わないため、1日の予算に達すると配信機会の損失につながることもあります。


拡張クリック単価

手動で設定した入札価格を基にして、クリックまたはコンバージョンをできるだけ多く獲得できるよう、入札価格を自動的に調整する入札戦略です。クリックやコンバージョンを重視しながら、基準となる入札価格は自分で設定したい場合などに適しています。

入札価格を調整し、広告効果を最大化


拡張クリック単価は、以下のように入札価格を調整し、予算による配信機会の損失を減らし広告効果の最大化を目指します


また、個別クリック単価ご利用時と比較して、クリック数やコンバージョン数の増加が見込めます。

キャンペーン目的 期待できる効果
サイト誘導 クリック数:増加
コンバージョン
アプリ訴求
商品リスト訴求
PayPayギフト
コンバージョン数:増加

個別クリック単価からの切り替え


拡張クリック単価導入のために既存のアカウント構成を変更する必要はありません。入札戦略の変更だけでOKです。

個別クリック単価を設定しているキャンペーンは拡張クリック単価に変更することを推奨します。


また、新規作成した実績のないキャンペーン・広告グループでも個別クリック単価と比較し、拡張クリック単価の方が成果が良い可能性が高いため、配信開始時から拡張クリック単価を導入することを推奨します。

※実績のないキャンペーン・広告グループで導入する場合、推定クリック率や推定コンバージョン率を予測出来るようになるまで2~3日お待ちください。推定クリック率や推定コンバージョン率を予測するのに活用するデータは過去30日間です。


テスト配信概要

テスト内容

個別クリック単価と拡張クリック単価の2つのキャンペーンで、A/Bテストを実施しました。
2つのキャンペーンについて、1日の予算やターゲティング、設定入札価格等の入札戦略以外はすべて同条件で配信しました。

事例の表記

個別クリック単価の実績を100%とし、拡張クリック単価の実績を指数化しています。

結果概要

これまでの実績がない新規作成した拡張クリック単価のキャンペーンのクリック数やコンバージョン数が、個別クリック単価のキャンペーンを上回る結果となりました。

サイト誘導目的×インプレッションシェア損失率(予算)が高いキャンペーン


拡張クリック単価で入札価格を自動で調整することによりクリック単価が抑えられ、予算による配信機会の損失が減り、クリック数を大きく伸ばすことができました。

サイト誘導目的×インプレッションシェア損失率(予算)が低いキャンペーン


個別クリック単価では1日の予算上限まで配信されていませんでしたが、拡張クリック単価で入札価格を調整することで配信量とクリック数を伸ばすことができました。

コンバージョン目的×インプレッションシェア損失率(予算)が高いキャンペーン


個別クリック単価の入札価格調整率を細かく設定しているキャンペーンと比較しても、同程度のご利用金額でコンバージョン率とコンバージョン数を2倍以上伸ばし、コンバージョン単価を改善することができました。

コンバージョン目的×インプレッションシェア損失率(予算)が低いキャンペーン


個別クリック単価の入札価格調整率を細かく設定しているキャンペーンと比較しても、コンバージョン率とコンバージョン数を伸ばし、コンバージョン単価を改善することができました。

コンバージョン目的×インプレッションシェア損失率(予算)が低いキャンペーン


個別クリック単価の入札価格調整率を細かく設定しているキャンペーンと比較しても、拡張クリック単価で入札価格を調整することで、1日の予算分配信され、コンバージョン数を2倍伸ばすことができました。



個別クリック単価からの切り替えがまだの方は、お早めに切り替えをご検討ください。

また、詳しい資料はリリースノートよりダウンロード可能です、ぜひご覧ください。

 

※注意事項

  • 掲載している内容はページ作成時点の情報です。機能や仕様は予告なく変更される可能性がありますので、ご了承ください。
  • 例示している画面はイメージです。
  • 例示している組織・団体名、数字は架空のものです。

 

 

写真提供:アフロ

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