【LINE広告】クリエイティブの実践 飲食店のモデルケースから学ぶ
「LINE広告」の配信効果を向上させるためには、広告を通じてユーザーに訴求したいメッセージを、クリエイティブでうまく表現する必要があります。今回は「飲食」をモデルケースに、広告出稿の目的や配信内容などを解説した上で、どのようなクリエイティブが有効なのかを紹介します。
目次
広告出稿の背景
LINE広告での広告配信を検討しているのは、郊外を中心に複数店舗を展開するファミリーレストラン「グリーン・ファミリア」です。さまざまなニーズを抱える顧客を獲得するため、今後、テイクアウトや宅配サービスに注力する予定です。
新たなサービスを開始するにあたって、日本国内で月間利用者数 9,700万人(2024年3月末時点)を誇るコミュニケーションアプリ「LINE」のユーザーに向けて広告が配信できる「LINE広告」への出稿を決断しました。
まとめ
- 「グリーン・ファミリア」がテイクアウトや宅配サービスを始めることを多くの人に伝えたい
- サービスを利用してもらうきっかけづくりとして、インターネットからの初回注文に限り20%割引のキャンペーンを実施
-
店舗がある地域の食べ物に興味・関心を持つ人に広告を配信したい
キャンペーンの目的とターゲット設定
広告配信の目的は、インターネット注文を受け付けるウェブサイトへユーザーを遷移させることです。そのため、キャンペーンの目的は「ウェブサイトコンバージョン」に設定します。
LINE広告における「キャンペーンの目的」
・ウェブサイトへのアクセス
・ウェブサイトコンバージョン
・アプリのインストール
・アプリのエンゲージメント
・友だち追加
また、広告グループの作成画面で「ターゲット設定」を行えば、オーディエンス(広告の配信対象)を絞って効率重視の広告配信も可能です。今回は、レストランのある地域で、食べ物・飲み物に興味・関心を持つ人々に広告を届けられるようにターゲットを設定します。
まとめ
- キャンペーンの目的:「ウェブサイトコンバージョン」に設定
- ターゲット設定:レストランのある地域で、食べ物・飲み物に興味・関心を持つ人々
クリエイティブの内容
今回の配信で、「グリーン・ファミリア」が用意したクリエイティブは以下の2つです。
①子どもがいるファミリー層にサービスを訴求した広告
クリエイティブ
小さな子どもが食事をしている静止画を使うことで、ファミリー層でも楽しめるサービスであることを打ち出すとともに、ユーザーメリットを感じられる文言と店舗ロゴをシンプルに添えている。また、スマホで撮影したような日常の風景も、クリエイティブとして活用できることがわかる。
タイトル
お得な価格でサービスが利用できることがわかるように、「【お子様ランチ300円〜】」という文言を最初に持ってくる。
ディスクリプション
割引内容の詳細はもちろん、具体的に地名を入れることで、該当地域にいる人が広告をタップしたくなるフックをつくる。
②「食べる」ことの楽しみを打ち出し、サービス訴求を促す広告
クリエイティブ
テーブルにたくさんの料理が並び、大勢で食事をしている静止画を使うことで「食べる」ことの楽しみを打ち出すとともに、ユーザーメリットを感じられる文言と店舗ロゴを中央に添えてインパクトを出している。また、俯瞰の構図を取ることで、スマホで撮影した写真でもおしゃれなクリエイティブとして活用できることがわかる。
タイトル
「【初回20%OFF】」というお得感のある文言を最初に初めに持ってきた上で、どのようなメニューを用意しているかを簡潔に表現している。
ディスクリプション
具体的な地名を初めに入れた後に、メニューが連想できるワードを入れることで、クリエイティブやタイトルの内容を補完している。
広告のクリエイティブは、特別な撮影機材や画像編集ソフトなどを使わなくても、身近なものを撮影し、スマホのアプリなどを使って文字を載せたり、明度や彩度の調整を行ったりして用意することができます。
広告を配信した結果、多くの人々が「グリーン・ファミリア」のサイト経由でテイクアウトや宅配サービスを利用しました。ぜひ今回のモデルケースを参考に、クリエイティブ作りを実践してください。
LINE Creative Labで簡単にクリエイティブを作ろう
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