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広告審査 公開日:2023.04.11 更新日:2024.12.10

LINE広告の広告アカウント審査 よくある4つの否認理由とアカウント作成時の注意点

LINE広告

LINE広告を利用するには、広告アカウントと広告の審査が必要です。本記事では、広告アカウントの審査で否認となってしまうことが多い4つの理由と、広告アカウント作成時の注意点について解説します。

目次

広告アカウント審査とは

LINE広告は、広告配信までに「広告アカウント審査」と「広告審査」の2つの審査を実施します。

広告アカウント審査は、広告アカウントの作成において入力された情報を基に、以下の基準で行われます。

  1. LINEユーザーの不利益につながる可能性はないか

  2. 法令に抵触する可能性はないか

  3. 利用規約に抵触していないか、あるいは抵触する恐れはないか

  4. 当社が独自に定める審査基準を満たしているか

  5. 当社の事業へ悪影響を及ぼす、あるいは当社の信用を損なうものでないか

広告アカウントの作成では、以下の情報を入力します。

広告アカウント作成画面

・請求先情報


・広告主情報


・商材情報


・基本情報

審査で否認となった場合、広告配信ができなくなります。以下で解説するポイントに注意して、広告アカウントを作成しましょう。

よくある否認理由1:広告主正式名の不一致

審査否認が多い1つ目の理由は、広告主情報の「広告主正式名の不一致」です。


「広告主正式名」には、「株式会社」「合同会社」などの会社形態も含めて、正確な情報の入力が必要です。

 

また、併せて入力が必要な「広告主ウェブサイトのURL」のページで確認できる広告主名と異なる場合、審査否認となります。

広告主正式名の不一致の例
  • 正式名はLINEヤフー株式会社だが、株式会社を省略してLINEヤフーと入力している
  • 広告主正式名にLINEヤフー株式会社と入力しているが、「広告主ウェブサイトのURL」のページで確認できる企業名がラインヤフー株式会社になっている

 

広告主正式名を入力する前に、以下のチェックリスト を確認しましょう。

よくある否認理由2:広告主とウェブサイトの関係が不明

審査否認が多い2つ目の理由は、広告主情報の「広告主とウェブサイトの関係が不明」です。


「広告主ウェブサイトのURL」は、広告主に関連するページでなければなりません。入力されたURLのページ内で、広告主正式名に入力した正確な企業名など、広告主の詳細情報が確認できない場合、審査否認となります。

 

また、URLはアクセス可能なページのみ有効です。

広告主とウェブサイトの関係が不明の例
  • URLのページで広告主との関連を確認できない
  • ページ内で広告主の詳細(代表者名、事業概要、所在地など)が不明
  • URLにアクセスできない(誤字脱字、404エラーなど)

 

広告主ウェブサイトのURLを入力する前に、以下のチェックリストを確認しましょう。

よくある否認理由3:広告アカウントカテゴリの不一致

審査否認が多い3つ目の理由は、商材情報の「広告アカウントカテゴリの不一致」です。


「広告アカウントカテゴリ」は、広告商材と合致するものをカテゴリから選択します。選択したカテゴリが、広告商材と一致しない場合、審査否認となります。

広告アカウントカテゴリの不一致の例
  • 広告アカウントカテゴリに[金融・保険]>[質屋]が選択されているが、広告商材と合致するのは[住宅・家電・情報機器]>[買取・リサイクル]

 

広告アカウントカテゴリを選択する前に、以下のチェックリストを確認しましょう。

よくある否認理由4:LINE公式アカウントの設定不備

審査否認が多い4つ目の理由は、商材情報の「LINE公式アカウントの設定不備」です。


LINE広告を利用するには、広告アカウントに紐づくLINE公式アカウントが必要です。商材情報の入力において、広告アカウントに紐づくLINE公式アカウントのベーシックIDまたはプレミアムID(※)を入力するか、新たにアカウントを作成してください。
 

※ベーシックID /プレミアムIDは、LINE公式アカウントの管理画面の「アカウント設定」ページ内にある「アカウント情報」で確認できます

 

LINE公式アカウントの「アカウント名」と「プロフィール画像」は、ユーザーが閲覧する広告に表示されます。そのため、それらが広告主体者および訴求内容と関連していない場合や、アカウント名に誤字脱字がある場合、審査否認となります。

 

また、アカウント名は、以下の条件を満たす必要があります。

 

1.広告主または商品・サービスのいずれかの正式名称が必ず含まれていること

 

2.実在しない法人・団体・個人名、または商品・サービス名を利用していないこと
 

3.事実とは異なるまたは誤認を招くような内容の文字列を使用していないこと
 

4.当社または関連会社の商品・サービスと誤認されるような表示名ではないこと

 

LINE公式アカウントのアカウント名およびプロフィール画像の変更方法は、以下のページをご確認ください。
 

>アカウント表示名の変更方法
>プロフィール画像の変更方法

 

LINE公式アカウント設定不備の例
  • 広告商材はコスメ用品だが、紐づくLINE公式アカウントのアカウント名やプロフィール画像が、広告主や商材と関連していない
  • LINE公式アカウントのアカウント名に実在しない商品名が使用されている
  • 広告商材は「LINEヤフーコスメ」だが、紐づくLINE公式アカウントのアカウント名が「LINEヤフコスメ」になっている

 

広告アカウントカテゴリを選択する前に、以下のチェックリストを確認しましょう。

まとめ

LINE広告の広告アカウント作成では、正確な情報の入力が必要です。解説したポイントに注意して、スムーズな広告配信を目指しましょう。

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