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広告審査 公開日:2024.06.25 更新日:2024.06.25

LINE広告の透明性レポートとは 広告品質向上の取り組みを紹介

LINE広告

LINE広告では、 LINEのユーザー、広告主の皆さまが安心してサービスをご利用いただけるよう、これまで広告品質向上の取り組みを行ってきました。


この度、より一層取り組みの透明性を向上させるため、「広告サービス品質に関する透明性レポート」(透明性レポート)を公開しました。


本コラムでは、透明性レポートの概要、審査の種類と観点、よくある非承認理由などについて、2023年度下半期透明性レポートから一部抜粋して解説します。

目次

透明性レポートとは

透明性レポートでは 広告審査の結果を公開している

LINE広告では、不適切な広告の掲載を未然に防ぐため、広告審査ガイドラインに基づき審査を行っています。これまで、Yahoo!広告では審査に関する取り組みを公開してきましたが、今後はLINE広告の取り組みも透明性レポートで公開します。


透明性レポートは、各審査の概要や非承認理由の内訳、広告審査におけるLINEヤフーの取り組みなどを紹介しており、広告主の皆さまに今後の広告出稿に役立ていただける内容となっています。また、レポートは半期ごとに公開し、最新の審査関連の情報を把握していただけます。

審査の種類と観点について

LINE広告では「広告アカウント審査」「広告審査」と2つの審査を実施しています。

審査の種類

広告出稿までに2つの審査がある。広告配信後もモニタリングを実施している

広告アカウント審査は、アカウント作成後に実施します。また、アカウント開設後もパトロールを行っており、悪質性の高い広告入稿があった場合、アカウントを利用停止しています。


広告アカウント審査では、アカウント作成時に入力された内容や、設定条件を満たしているかなどを審査します。


広告審査は、広告アカウント審査で承認後、配信設定において広告を保存したタイミングで実施します。審査通過後もモニタリングを実施しており、広告配信後に問題があると判断した場合は配信を停止します。
 

広告審査では、訴求する商品・サービス、広告クリエイティブ、遷移先のランディングページなどを審査します。

審査の観点

審査は、広告審査ガイドラインに基づき、主に以下の点を確認しています。

 

 

  • ・登録情報や関連性の確認
  • ・禁止業種/サービス、ユーザーへの不利益につながるものではないか
  • ・各種法令、ガイドライン、業界基準等が順守されているか

 

 

なお、これらの基準は法改正や社会情勢に合わせて常に見直しを行っています。

広告審査でよくある非承認理由

広告審査は、機械学習を活用した「システム」に加えて、スタッフの目視による「人の目」で、24時間365日実施しています。


審査において重視している点は下記のとおりです。

 

  • ・情報の受け手(ユーザー)がどう思うか
  • ・ユーザーが必要とする情報を適切な形で提供しているか
  • ・ユーザーが不快に感じることはないか
  • ・すべてのユーザーが安心・安全にサービスを利用できているか

 

広告審査において、非承認の約9割がクリエイティブ(画像・動画)によるものです。その中でも、特に非承認が多いケースについて解説します。

各種関連法規に抵触するおそれがある表現

不当景品類及び不当表示防止法(通称:景品表示法)/医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(通称:薬機法)などの各種法令に抵触するおそれがある内容は掲載できません。

 

よくある非承認例は以下のとおりです。
 

  • ・最上級、最大級表現に対し、根拠の記載が確認できないもの
  • ・化粧品等の訴求における効能効果を逸脱した表現、効能効果を保証した表現
  • ・許諾なくテレビ番組の画像を利用するなど、知的財産権の侵害にあたるおそれのある表現
     

アダルト要素のある表現

アダルト要素のある表現、および性表現については掲載できません。特にマンガやゲームの広告において、性を強調する表現は注意が必要です。

ユーザーが誤認するおそれのある表現

誤操作を招く可能性がある表現、新着通知と誤認させる表現、「速報」などニュース情報と誤認させる可能性がある表現については掲載できません。

不快な広告、注意を引くための広告

ユーザーが不快と感じるおそれがある表現については掲載できません。

 

  • ・⼈体の局部を強調しているもの
  • ・⼈体のコンプレックス部分が露⾻に表現されているもの
  • ・視覚的に注意を引くことのみを⽬的としたようなもの

透明性向上のためのその他の取り組み

LINE広告では、広告主の皆さまに審査に関する情報をより詳細に分かりやすくお伝えすることを目指しています。

 

そのために現在強化している取り組みの一部を紹介します。

広告審査ガイドラインをよりわかりやすく

広告主の皆さまがスムーズに広告出稿できるよう、広告審査ガイドラインに定めている事項に関する事例を追加するなど、今後もより理解しやすい内容にしていきます。

非承認理由の詳細化

広告が非承認となった際、広告主の皆さまが適切に修正できるよう、非承認理由をより詳細に明示します。

問い合わせの内容調査

広告主の皆さまからの審査に関連する問い合わせ内容を詳しく分析し、サービスの向上に役立てます。

問い合わせ窓口の拡充

広告主の皆さまがより便利に問い合わせできるよう、現在の問い合わせ窓口に加えて、電話窓口を新設しました。
 

詳細は以下ページをご確認ください。


https://www.lycbiz.com/jp/contact/

ガイドライン説明会の実施

広告主や広告代理店の皆さまに、広告審査ガイドラインの理解をより深めていただけるよう、ガイドライン説明会を開催していきます。

今後も、LINE広告をより安心してご利用いただけるよう、広告サービス品質向上の取り組みを継続的に実施するとともに、広告主や広告代理店の皆さまからの声に耳を傾け、より透明性の向上を推進していきます。

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