「LINEデモグラフィックデータ配信」がアップデート|特定地域の半径レベルでターゲティングが可能に!
LINE広告の配信機能の一つ「LINEデモグラフィックデータ配信」がアップデートされ、「地域」に関するターゲティングが柔軟に設定できるようになりました。本機能のアップデート内容や設定方法について紹介します。
目次
1.LINE広告の「地域セグメント」とは
「地域セグメント」とは、「LINEデモグラフィックデータ配信」で活用できるターゲティング機能の一つです。LINEデモグラフィックデータ配信では年齢、性別、地域、興味関心でターゲットを設定して広告を配信することができます。
広告の対象となるユーザーの属性や興味を推測し、アクションにつながりやすいユーザーに絞って広告を表示することで、費用対効果の高い配信設定が可能になります。
2.アップデート内容について
これまで、「地域セグメント」に関しては47都道府県と市区町村を選択してのターゲティングしかできませんでしたが、下記の配信対象とそれに伴う地域が詳細に設定できるようになりました。
新たに設定できる項目
・この地域に住んでいる人
・この地域で働いている人
・この地域に最近いた人
地域の指定方法
・地域を設定する場合
都道府県、市区町村レベルで選択可能。配信/除外も設定可能
・半径を指定する場合
住所検索、ピン、緯度経度で特定の地域を指定し、半径は1km以上から設定可能(2022年6月現在)。配信/除外も設定可能
※データはLINEの地域情報提供に同意いただいているユーザーから取得したみなし属性となります。
3.「地域セグメント」の設定方法
LINE広告の管理画面「LINE Ad Manager」にログイン後、任意の広告アカウントから広告グループの作成もしくは設定したい広告グループの「編集」ボタンをクリックすると、下記の画面が表示されます。
続いて、左メニューの「ターゲット設定」、地域の項目の「編集」をクリックすると、下記「地域セグメント」を設定する画面が表示されます。
①配信対象を選択する
下記、5パターンから配信対象を選択することができます。
1.この地域に住んでいる人、この地域で働いている人、この地域に最近いた人
2.この地域に住んでいる人、この地域で働いている人
3.この地域に住んでいる人
4.この地域で働いている人
5.この地域に最近いた人
②指定方法を選択する
上記の配信対象について、「地域を指定」「半径を指定」の2種類から選択できます。
③検索ボックスから「配信」もしくは「除外」設定を行う
「配信」もしくは「除外」する地域や半径の起点となる場所を検索ボックスから設定します。
・「地域を指定」する場合
都道府県や地域名を入力すると候補となる名称が表示されるので、正しい候補をクリックして確定し、「配信」または「除外」を選択します。
・「半径を指定」する場合
検索ボックスに地域名、住所、緯度経度のいずれかを入力し、正しい候補をクリックして確定させます。その後、半径を指定して「配信」または「除外」を選択します。
①指定方法「半径を指定」を選択
②検索ボックスに住所「東京都新宿区西新宿2−8−1」と入力。検索候補が表示されるので、正しい住所をクリック
③右側のボックスに3(半角数字)を入力し半径を指定
④「配信」を選択
①指定方法「地域を指定」を選択
②検索ボックスに「札幌市」と入力し、表示される検索候補をクリック
③「配信」を選択 ※除外の場合は「除外」を選択
※半径指定は最大5つまで設定できます。
※半径の最小値は1kmとなります。
※配信と除外で円を重ねた場合は除外が優先されます。
※現状、レポートはどの配信対象を選んでも「住んでいる人」のみが出力されます。(今後機能追加予定)
※半径指定は最大5つまで設定できます。
最後に「完了」をクリックすると、設定内容が保存されます。作成したオーディエンスが1,000以下の場合は配信が出にくくなる可能性があるため、配信が出るようにターゲティングを絞りすぎないことをおすすめします。
※一部の仕様については今後のアップデートにより、変更となる可能性があります。
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