広告の表示機会がアップして費用は抑制?いま、活用すべき「Small image(画像小)」
LINE広告の配信効果をアップするためには、ユーザーの目に留まり、クリックを促す「クリエイティブ」が重要な役割を果たします。LINE広告のクリエイティブフォーマットのなかでも、特に活用度の高い「Small image(画像小)」について、その特長や制作のポイントを紹介します。
クリエイティブフォーマット「Small image(画像小)」とは
LINE広告では、LINE本体やそのファミリサービス内に多くの配信面(広告が配信される枠)があります。配信面にはそれぞれに適したクリエイティブフォーマットがあり、Small image(画像小)もその1つです。
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Small image(画像小)は、LINE本体における「トークリスト」と「LINE NEWS」に表示されます。
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具体的に、Small image(画像小)にはどのような利用メリットがあるかを解説します。
Small image(画像小)をすすめたい3つの理由
LINE広告では静止画クリエイティブと動画クリエイティブを使用できます。運用型広告をはじめて間もない頃は、制作の難易度を踏まえて、まず静止画クリエイティブに取り組むケースが多いでしょう。
LINEが独自に行った調査によると、静止画クリエイティブの配信先の内訳はトークリストが50%以上を占め、次にLINE NEWSが多いという結果が出ています。
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また、トークリストに配信されるクリエイティブフォーマットでは、Small image(画像小)の配信割合が最も多くなっています。
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トークリストとLINE NEWSは、アクティブ率の高いLINEの中でも多くのユーザーが目にする配信面です。Small image(画像小)を活用することで、自社の広告をトークリストやLINE NEWSに効率よく配信し、商品やサービスをアピールすることができます。
特に、トークリストは広告の表示機会の多さから、他の配信面と比較してCPMが安価に抑えられる傾向があり、配信効果の改善が期待できます。
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Small image(画像小)についてもう一度おさらいすると、
- 静止画クリエイティブはトークリストとLINE NEWSに多く配信される
- 上記のうち、Small image(画像小)はトークリストに配信されやすい
- トークリストに配信された広告のCPMは安価なため、配信効果の改善につなげやすい
以上3つの理由から、Small image(画像小)はLINE広告で活用するために欠かせないクリエイティブフォーマットだといえます。
Small image(画像小)制作のポイント
Small image(画像小)のクリエイティブ制作で、気をつけるべきポイントを紹介します。
LINE広告はスマホ環境を前提としたサービスで、比較的小さく広告が表示されます。なかでも、Small image(画像小)は他のクリエイティブフォーマットよりさらにサイズが小さいので、視認性には十分に気をつけてください。
ユーザーにとって、広告の内容が一目でわかる効果的なSmall image(画像小)を作るには、「タイトル」と「クリエイティブ」が重要になります。
訴求の方向性の異なるタイトル設定
トークリストに配信されるSmall image(画像小)は、あらかじめ設定した「長いタイトル1」「長いタイトル2」の2種類に分けて表示されます。
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さらに、訴求の方向性を変えて長いタイトル1、2を設定すれば、ユーザーの印象により残りやすいタイトルとなります。
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また、長いタイトル1、2とクリエイティブを連動させれば、ユーザーに対する訴求力がより強まるでしょう。
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視認性の高いクリエイティブ
先述したように、Small image(画像小)は他のクリエイティブフォーマットよりもサイズが小さいので、制作する際は視認性を意識しましょう。スマートフォン環境でも、はっきりと内容が理解できるような表現が大切です。
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また、配信効果をアップさせるためには、複数のクリエイティブで広告を配信して、その効果を見極める必要があります。クリエイティブを作り分ける際は、既存のバナーをアレンジしてみましょう。
Small image(画像小)は小さく表示されるため、伝えたい要素を絞り込むことが重要です。そのため、既存のバナーに含まれる要素を分解し、要素ごとにデザインを整理すれば、クリエイティブをスピーディーに作り分けることができます。
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Small image(画像小)の制作について詳しく知りたい方は、LINE広告の管理画面「LINE Ad Manager」内で関連資料をダウンロードできます。
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Creative Labで簡単にクリエイティブ制作
LINE Ad ManagerからLINE広告で使用するクリエイティブを簡単に制作できるツール「LINE Creative Lab」を利用できます。
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共有ライブラリ>Creative Labを順番にクリック
一からSmall image(画像小)を制作するのが難しい場合は、プロが制作したテンプレートを活用できます。
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無料のテンプレートが用意されている
Small image(画像小)の活用で配信効果をアップした事例
Small image(画像小)を活用して、LINE広告の配信効果をアップした事例を紹介します。
CPAを約半分、配信金額は約7倍にアップ
人材業界における活用事例です。スクエア(LINE広告のクリエイティブフォーマットの1つ)の静止画クリエイティブと比較して、Small image(画像小)のインプレッションが大きく伸長し、CPA(顧客獲得単価)以前の半分に抑えながら、配信金額を約7倍に伸ばすことに成功したケースです。
Small image(画像小)がユーザーの目につきやすく、かつクリックを促しやすいフォーマットであることを示しています。
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最も安価なCPAで配信量の最大化を実現
コスメ系商材における活用事例です。スクエアの静止画クリエイティブと比較して、安価なCPAを実現しながら、配信金額を約6倍に伸ばすことに成功したケースです。
この事例では、CV(コンバージョン)数の86%以上がSmall image(画像小)経由となっており、実際の売り上げに貢献できるクリエイティブフォーマットであることがわかります。
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上記は実際の事例をもとにLINE社が資料としてまとめたものです。記載した広告内容は必ずしも配信効果を保証するものではありません。
LINE広告のクリエイティブフォーマット「Small image(画像小)」を活用して、ぜひ自社の商品やサービスをアピールしてください。
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