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サービス情報 公開日:2024.08.05

認証済アカウントの審査|審査を行う目的、認証対象外になるケースの紹介

LINE公式アカウント

LINE公式アカウントには、大きく分けて2つの種別「未認証アカウント」と「認証済アカウント」があります。このコラムでは認証済アカウントの審査の目的、各審査項目における確認ポイント、認証対象外となるケースなどを紹介します。

目次

1.認証済アカウントの審査を行う目的

LINEヤフーは、LINEを通じてアカウントオーナーとユーザーに安心でより信頼性の高いコミュニケーションを築いていただくため、独自の審査基準を制定し、認証済アカウントのご利用を希望されるアカウントに対し審査を実施しています。

 

認証済アカウントになると認証バッジが付与され、審査を通過したアカウントであることをユーザーが確認して利用することができます。また、使える機能が増えるなどのメリットがあり、友だち追加してくれたユーザーにより魅力的な情報を届けることで関係性の強化が期待できます。

図版

前提として、認証済アカウントは企業・店舗、またはそのサービスが集客・販促などビジネス用に情報発信を行うサービスのため、個人で情報発信を行うアカウントは認証対象外となります。あらかじめご了承ください。


2.審査の目的と確認ポイント、認証対象外となるケース

認証済アカウントの審査は、申請フォームに記入いただいた内容を基に実施します。ここでは審査の目的と確認ポイント、認証対象外となるケースも併せて紹介します。

2-1.業種・業態、商品・サービス審査

業種・業態、商品・サービス審査について説明します。業種・業態、商品・サービス審査の目的は、法令または公序良俗に反する行為や、ユーザーにとって不快なコンテンツ、不利益なコンテンツが配信される可能性を排除するために実施しています。

 

申し込みいただいた企業・店舗、またはそのサービス内容の業種や業態が「LINE公式アカウント 利用規約」および「LINE公式アカウントガイドライン」(以下「認証対象外となるケース」参照)に抵触しないことを確認しています。

 

申請情報のうち、「アカウント名」が指し示す対象、店舗/施設情報、会社情報について審査を行っています。

業種・業態、商品・サービス審査で認証対象外となるケース

1. LINEユーザーの不利益につながる可能性がある
2. 法令における規制の有無と規制内容に抵触するもの
3. 利用規約第18条「禁止行為」各号に該当するおそれがある
4. 当社が独自に定める審査基準を満たさない
5. 当社の事業へ悪影響を及ぼす、あるいは当社の信用を損なうもの

2-2.実在確認審査

実在確認審査について説明します。企業・店舗、またはそのサービス内容が実際に存在していることを確認し、アカウントの信頼性を高め、ユーザー体験を損なわないようにしています。

 

申請情報のうち、「アカウント名」が指し示す対象、店舗/施設情報、会社情報のほか、Webサイトなどの情報に基づき、総合的に判断をしています。

 

企業・店舗、またはそのサービス内容に関する情報が一切なく、ユーザーが安全かつ確実にサービスを受けられるか不確かな場合は認証対象外となります。

実在確認審査で認証対象外になるケース

1. Web上で企業・店舗名やLINE公式アカウントのアカウント名が指し示す対象の情報が何もない

2. WebサイトやSNSアカウントはあるが、準備中や未完成の状態

3. WebサイトやSNSアカウントはあるが、サービス提供を行っているか判断がつかないほど掲載情報や投稿が少ない

※実在確認審査では、公式のWebサイト・SNS・第三者のWebサイトなどさまざまな情報を確認します。ただし、個人のSNSアカウントや、LINE公式アカウントの友だち追加用のURLやプロフィールのURLは参照の対象外となりますので、ご注意ください。

2-3.アカウント名審査

アカウント名審査について説明します。アカウント名審査は、アカウントの対象や情報配信される内容がどのようなものか、友だち追加をするユーザーに正しく認識されるよう実施しています。

 

アカウント名については、「LINE公式アカウントガイドライン」にあるアカウント名称の設定ルールに則って設定されていることを確認しています。


設定されたアカウント名が不明確であるものや、ユーザー体験が損なわれるおそれがあるものについては認証対象外となります。

アカウント名称の設定ルールに基づき、認証対象外になるケース

ケース①
法人・団体・個人事業主または商品・サービスのいずれかの正式名称が含まれていない

 

例1.
正式名称)ブラウンカフェ
アカウント名)カフェ
→屋号が部分的に抜けているためNG

 

例2. 
正式名称)Brown Cafe
アカウント名)Blown Cafe
→「Blown」は誤字のためNG

 

例3.
正式名称)BrownCafe
アカウント名)B-C
→極端な略称で対象が何かが伝わりにくいためNG

 

 

ケース②
実在しない法人・団体・個人事業主または商品・サービスが、存在するかのように誤認される可能性がある

例1.
アカウント名)ブラウンサリーバーガー
→Web上で「ブラウンサリーバーガー」の情報が確認できないためNG

例2.
アカウント名)ブラウンカフェ 親子料理教室
→Web上で「ブラウンカフェ」の情報は確認できたが、「親子料理教室」についての情報は何もなく、実在・実態が確認できないためNG

 

 

ケース③
事実とは異なるまたは誤認を招くような内容の文字列が使用されている

例.法人格の不備
正式名称) LINEヤフー株式会社
アカウント名) 株式会社LINEヤフー
→法人格の位置が間違っているためNG

 

 

ケース④
当社または関連会社の商品・サービスと誤認される可能性がある

例1.
アカウント名)LINEヤフー×ブラウン美容室
→弊社との取り組みを想起させるような表現はNG

例2.
アカウント名)PayPayグルメのブラウンカフェ
→弊社の関連会社のサービスと誤認される可能性がある表現はNG

※認証済アカウントは企業・店舗が販促やビジネス用の情報発信に利用いただくため、個人名や人を指し示す名称のアカウントは認証対象外となります。

なお、アカウント名審査で認証対象外となった場合は、審査結果をお知らせするメールでその旨をお伝えしています。上記の内容を踏まえて、ルールに沿った名称になっているかどうか再度ご確認ください。

2-4.申込情報審査

申込情報審査について説明します。申込情報審査の目的は、アカウント名にある対象の運営元として、適切な情報が入力されていることを確認するために実施しています。

 

申請情報のうち、店舗/施設情報、会社情報、申込者情報を確認します。これらの情報が不正確であったり、不足していると認証対象外となります。

申込情報審査で認証対象外になるケース

ケース①
店舗/施設情報が不正確である

例.
アカウント名)ブラウンカフェ 永田町店
店舗情報)ブラウンカフェ 博多駅前店の店舗名、住所、電話番号
→アカウント名が指し示す店舗ではなく、別の店舗の情報を入力している

ケース②
申込者情報に不足がある

例1.山田
→名字だけを入力しており、フルネームが入力されていない

例2.ブラウンカフェオーナー
→個人名ではなく肩書を入力している

例3.ブラウン商事 総務課
→個人名ではなく会社名と所属を入力している

2-5.本人確認審査

本人確認審査について説明します。本人確認審査の目的は、“なりますまし”や悪用を防ぐために実施しています。申込者情報の「申込者名亅にある方に対して、弊社の審査担当から運営元の電話番号、または申請時のメールアドレスに直接ご連絡し、在籍確認を行います。

 

運営元の連絡先への電話で本人確認が完了しない、または審査担当からお送りするメールによる本人確認が完了しない場合は、認証対象外となります。

 

すべての審査が通過した後に、認証済アカウントをご利用いただけます。審査結果は申請者情報のメールアドレス宛に送信されます。

 

なお、審査の結果次第では、LINE公式アカウントの開設自体も不可となる場合もありますのであらかじめご了承ください。

審査結果のメール文面

【認証の場合】

 審査結果:承認

 

申請されたアカウントを承認いたしましたので、

認証済アカウントとなります。

 

【認証対象外の場合】

 審査結果:非承認

 

申請されたアカウントの認証は見送らせていただきますので、

引き続き未認証アカウントとしてご利用下さい。

【まとめ】安心でより信頼性の高いコミュニケーションを目指して

LINEを通じて安心でより信頼性の高いコミュニケーションを築いていただくためにLINEヤフーでは独自の基準を制定し、認証済アカウントの審査を実施しています。

 

アカウントオーナー様は本コラムの内容をよくご理解いただいた上で、認証済アカウントの申請をご検討ください。

 

認証済アカウントについては、以下のページで詳しく紹介しています。
認証済アカウントとは|メリット・申請方法

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