【公式】LINE公式アカウントでできること|主な機能や活用メリットを解説
LINE公式アカウントは、国内最大級のコミュニケーションアプリ「LINE」を通じて、企業や店舗がユーザーとコミュニケーションをとれるサービスです。本記事では、LINE公式アカウントの主な機能と、活用で実現可能な集客・販促施策について解説します。
LINE公式アカウントは以下より無料で開設できます。
目次
1.LINE公式アカウントとは?
LINE公式アカウントは、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で企業や店舗がアカウントをつくり、友だち追加してくれたユーザーに直接情報を届けられるサービスです。以下のリンクから簡単に開設できます。
1-1.生活に浸透しているLINEに情報発信の拠点を持てる
LINEは現在、日本国内で月間9,600万人(2023年12月末時点)以上が利用しています。LINEはコミュニケーションプラットフォームとして、多くの人々が日常的に使用しているサービスだといえます。
LINEは2019年4月18日まで、企業や店舗とユーザーをつなぐサービスを2種類に大別して提供してきました。主に大企業向けのLINE公式アカウントと、中小企業・店舗向けのLINE@(ラインアット)です。現在は、サービスをシンプルにして多くの企業・店舗が使いやすくなるよう、「LINE公式アカウント」としてサービスを統合しています。
LINE公式アカウントの開設方法について知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
2.LINE公式アカウントでできること|主な13の機能
LINE公式アカウントには、企業・店舗への集客やキャンペーンの実施、LINE上で管理できるクーポンやショップカードの設定など、数多くの基本機能があります。以下、代表的な機能を紹介します。
2-1.メッセージ配信
メッセージ配信は、LINE公式アカウントの最も基本的な機能です。企業・店舗のアカウントを友だちとして追加してくれたユーザーに対し、直接メッセージを送れます。新商品の情報やキャンペーン情報など、ユーザーにとってメリットのあるメッセージを送ることで店舗・Webサイトへの集客や商品購入につなげられます。
メッセージは届くたびにプッシュ通知で表示されるため、メールや古いメッセージが下の方に流れていってしまう他のSNSなどに比べても高い開封率が期待できます。
メッセージ配信についてさらに詳しい情報はこちら
2-2.LINEチャット
LINEチャットは、ユーザーと1対1でやりとりができるチャット機能です。時間や場所を問わずにユーザーからの問い合わせ対応や、予約を受け付けることができ、電話の代わりとしても活用できます。
LINEチャットについてさらに詳しい情報はこちら
2-3.LINEコール
LINEコールは、ユーザーからLINE公式アカウントに無料で音声通話やビデオ通話ができる機能です。チャットではユーザーからの問い合わせが解決できない場合や、急ぎの予約変更が発生した際などに活用してみましょう。
LINEコールについてさらに詳しい情報はこちら
2-4.応答メッセージ
応答メッセージは、ユーザーからチャットで送られてきたメッセージに対して、返信対応を自動化する機能です。接客中のほか、営業時間外や定休日などでもユーザーを待たせることなく簡易的な対応が可能なため、特に飲食店や美容院、宿泊施設や各種教室などで効果的に利用できます。
「応答メッセージ」とは、友だちからチャットで話しかけられた際に自動で送信されるメッセージのことです。友だちから送られたメッセージに含まれる「キーワード」に対して、どのような「内容」を返信するかを管理画面上で設定できます。
応答メッセージについてさらに詳しい情報はこちら
2-5.リッチメッセージ
リッチメッセージは、画像やテキスト情報を一つのビジュアルにまとめ、簡潔で分かりやすく訴求できる機能です。テキストだけでは分かりにくい商品やキャンペーンの情報でも、画像と一緒に端的に伝えられます。
リッチメッセージについてさらに詳しい情報はこちら
2-6.リッチメニュー
リッチメニューは、LINE公式アカウントのトーク画面にユーザーが訪れた際、画面下部に固定で表示されるメニューです。メニュー内をタップすると、外部サイトやクーポン、ショップカードへの誘導や事前に設定したキーワードの送信などを促します。
リッチメニューについてさらに詳しい情報はこちら
2-7.カードタイプメッセージ
複数の画像をまとめて配信できるのが「カードタイプメッセージ」です。設定した画像をカルーセルでスライドさせながら閲覧できるため、複数の商品や情報をまとめて提示したい時に適しています。
カードタイプメッセージについてさらに詳しい情報はこちら
2-8.LINE VOOM(旧タイムライン)
LINEのトークリスト以外に、LINE VOOMにも投稿できます。投稿された情報は、フォロワーがメッセージやLINE VOOM上で「共有」することで、フォロワーになっていないユーザーでも閲覧可能です。友だち数以上の認知拡大が期待できるほか、メッセージ配信とは異なり従量課金の対象にもなりません。
LINE VOOMについてさらに詳しい情報はこちら
2-9.ショップカード
ショップカードは、紙のポイントカード同様、来店や商品購入の特典として付与するポイントをLINE公式アカウントで発行・管理できる機能です。ユーザーはポイントを貯めると、設定した特典と交換できるようになります。
ショップカードについてさらに詳しい情報はこちら
2-10.クーポン
クーポンはLINE公式アカウントの友だちに対して、企業や店舗が自分たちの商品やサービスを利用してもらうために配信するものです。作成したクーポンはLINE上で使用でき、メッセージ配信やLINE VOOMなどでの投稿が可能です。
クーポンについてさらに詳しい情報はこちら
2-11.友だち追加広告
LINE広告で提供している配信機能「友だち追加」を、LINE公式アカウントのWeb版管理画面から簡単に出稿できます。
※未認証アカウントおよび弊社認定パートナーが開設又は管理しているアカウントは提供対象外となります。
友だち追加広告についてさらに詳しい情報はこちら
友だち追加広告・LINE広告のターゲティング機能や配信方法が分かる資料をご提供しております。ぜひダウンロードしてみてください。
2-12.プロフィール
プロフィールは、友だち追加したユーザーが初めに見るページです。企業・店舗に関する基本情報に加え、「クーポン」や「最近の投稿」といった集客に効果的な情報も掲載できます。LINE公式アカウントはプロフィールはWeb公開もできるため、企業や店舗の認知にもつながります。
プロフィール画面は、主に4つの要素から構成されます。
アカウント情報
アカウント名や画像などを掲載する基本情報
紹介文、営業時間、電話、Webサイト、住所などを掲載するボタン
アカウント名の下に設置され、デフォルトの「トーク」に加えて「投稿」「クーポン」「予約」など全7種類の中から任意のボタンを合計3つ設定可能パーツ
その他、コンテンツや顧客獲得ツールなど、プロフィールに表示したい情報を追加することが可能
プロフィールについてさらに詳しい情報はこちら
2-13.ステップ配信
ステップ配信は、特定のユーザーに対し、あらかじめ設定した内容、タイミング、期間でメッセージを自動配信できる機能です。例えば友だち追加日からの経過日数や、年齢・性別といった属性ごとにユーザーを指定し、効果的なメッセージを配信していくことで、商品購入や再来店などを促します。
ステップ配信についてさらに詳しい情報はこちら
3.LINE公式アカウントとLINE@や従来のサービスとの違い
LINE公式アカウントにはどのような活用メリットがあるのか、紹介します。
1.活用できる機能が充実
2.有料プランの料金体系が新しくなり、月単位で変更が可能
3.細かい分析が可能
3-1.活用できる機能が充実
LINE公式アカウントの最大の特徴は、オンライン上で簡単にアカウント開設ができ、月額固定費が無料の「コミュニケーションプラン」からすぐに運用が開始できる点です。2019年3月以前のLINE公式アカウントは開設するだけで月額料金が発生し、無料で開設できたLINE@は使える機能に制限がありました。
現在のLINE公式アカウントでは、「コミュニケーションプラン」でも有料プランとの機能差はありません。活用の幅が格段に広がりました。
3-2.有料プランの料金体系が新しくなり、月単位で変更が可能
過去のLINE@では3つの有料プランが存在していましたが、現在のLINE公式アカウトは有料プランを「ライトプラン(5,000円/月)」と「スタンダードプラン(15,000円/月)」の2つに集約。「スタンダードプラン」のみ、無料通数を超過しても追加のメッセージの配信が可能となります。その場合の費用は追加メッセージ配信数に応じた従量課金制です。この変更により、有料プランに関しても以前より月額固定費が安くなりました。
さらに、月単位で料金プランの変更も可能なため、配信数が多い月は「スタンダードプラン」、配信数が少ない月は「ライトプラン」という形で、予算に合わせて柔軟に運用できます。有料プランについては、「4. LINE公式アカウントの有料プランについて」で解説します。
3-3. 細かい分析が可能
LINE公式アカウントの管理画面では、友だちの属性情報のほか、メッセージ配信のレポートや、LINE VOOM投稿のインプレッション数(どれだけユーザーの画面に表示されたか)とクリック数が確認できるようになるなど、より便利な分析機能が追加されています。また、メッセージや友だちの情報を集約して閲覧できるダッシュボード機能も追加されました。
4.LINE公式アカウントの活用メリット
多くの企業・店舗が活用するLINE公式アカウントについて、ここでは利用メリットを解説します。
4-1.利用ユーザーが多い
LINEは家族・友人などと日常的にコミュニケーションを取れるアプリとして多くのユーザーに利用されています。
また、性別・年齢・職業も偏りなく利用されているため、LINE公式アカウントを通じて幅広いユーザーへのアプローチが見込めるでしょう。
4-2.チャットで気軽にやり取りできる
ユーザーがLINE公式アカウントと接する際は、通常はLINEと同じようにトークルームを開いてやりとりします。そのためユーザーは広告に触れているというより、他者とコミュニケーションを取っているような自然な感覚を持ちやすく、企業・店舗との距離感を縮めやすいですしょう。距離感が縮まれば、結果的に商品やサービスのアピールにもつなげられます。
4-3.リピート集客につなげやすい
LINE公式アカウントは友だちに直接メッセージと届けられるというサービスの性質上、ユーザーとの関係性の強化に役立ちます。一度、店舗やサービスを利用したユーザーと、後述するLINE公式アカウントのさまざまなメッセージ機能を使ってコミュニケーションを取ることで、リピートを促しやすいのも特徴です。
4-4.メルマガより高い開封率が期待できる
LINE公式アカウントはユーザーにブロックされなければ必ずメッセージが届き、LINEアプリの利用頻度の高さからもメルマガと比べた際に高い開封率が期待できます。さらにプッシュ通知でメッセージの受信をお知らせできるため、メッセージ内リンクなどのクリックなどの即応性も期待できるでしょう。
4-5.複数人で管理・運用できる
LINE公式アカウントは1アカウントで最大100名まで権限を持つメンバーを追加できるので、複数人で管理・運用体制をつくることができます。複数人でLINE公式アカウントを管理できれば、メッセージの配信設定やお客さまから送られたチャットの返信なども分担できるため、効率よく作業できます。
5.LINE公式アカウントの活用事例
LINE公式アカウントの強みを活用した業界別の事例を紹介します。
5-1.飲食業界の事例
最初に飲食業界の事例をもとに解説します。
「LINEで予約」を活用して来客数が増加
株式会社FOOD&LIFE INNOVATIONSは、全国展開する大衆寿司居酒屋を運営しています。運用コストを削減した集客促進を目指してLINEの法人向けサービスを導入しました。本社側で一括管理するLINE公式アカウントのほか、「LINEで予約」も使って幅広い年代のユーザーにアプローチ。その結果、「LINEで予約」の導入店舗数は3倍、同サービス経由の予約数は6倍に増加しました。
詳しくは、以下よりご覧ください。
予約受け付けの負担軽減と店舗オペレーションの効率化
株式会社一休は、会員登録型サービスで有名な人気居酒屋「一休」を展開しています。LINE公式アカウントでは、店舗ごとのLINE公式アカウントを開設し、「LINEで予約」とLINEミニアプリによるモバイルオーダーを実装しました。その結果、電話予約がLINEに集約され店舗側の負担削減・モバイルオーダーによるオペレーションの効率化を実現させました。
詳しくは、以下よりご覧ください。
5-2.理美容・サロンの事例
続いては、理容室・サロンの事例を解説します。
応答メッセージやショップカードなどを活用して多くのリピーターを獲得
ビューティーサロンBe+は、茨城県つくば市でファイシャルエステや脱毛サービスを提供しています。LINE公式アカウントでは、ワンオペでも返信をスムーズにする応答メッセージ、リピーター育成を目的としたショップカードなどを活用。その結果、250名を超えるリピーターを獲得したほか、ユーザーからの問い合わせ内容をもとに新たなメニュー開発も予定しているそうです。
詳しくは、以下よりご覧ください。
自動応答を活用して施術に集中! 個人エステ店のLINE公式アカウント活用
メッセージ配信から3日足らずで20件近い予約を獲得
神奈川県に店舗をかまえるアイラッシュサロン「ピクシーラッシュ」は、メイク時短など女性ニーズが高いサービスを提供しています。ユーザーメリットを最大化するため、LINE公式アカウントにおけるショップカードの特典内容を丁寧に伝えたり、お客さまから寄せられるLINEチャットでの内容を見ながら周年企画を実施。メッセージ配信から3日足らずで20件近い予約が入りました。
詳しくは、以下よりご覧ください。
5-3.小売・EC業界の事例
続いて、小売・EC業界の事例を解説します。
ECサイトへの送客率はメルマガの2.8倍!運用開始からわずかな期間で新規顧客の獲得に成功
株式会社AKAISHIは、主に女性向けのコンフォートシューズの企画から販売まで提供するブランドです。メルマガに代わるコニュニケーション手段としてLINE公式アカウントを導入し、友だち追加広告で友だち集客を行いながら、お得感のあるクーポンやシューズ画像を組み合わせた視認性の高いリッチメッセージを活用しています。その結果、ECサイトへの送客率はメルマガの2.8倍と、運用開始からわずかな期間で新規顧客の獲得に成功しました。
詳しくは、以下よりご覧ください。
2カ月で260人以上の友だちを集める!リッチメッセージやカードタイプメッセージでの情報発信
エンド商事株式会社様は、大阪市内で7店舗の業務用スーパーを展開しています。店舗ごとのLINE公式アカウントを開設し、店頭でLINEを周知する告知を幅広く行いました。また、大量仕入れが可能な業務用スーパーならではの施策として、ジュースやお菓子を特典にした友だち追加キャンペーンを実施。多い店舗では2カ月で260人以上の友だちを集め、リッチメッセージやカードタイプメッセージを活用して情報発信を続けています。
詳しくは、以下よりご覧ください。
店内告知とクーポン機能で友だち数8,000人突破!折り込みチラシも削減した業務用スーパーの友だちの集め方
上記で紹介した事例以外にも、LINE公式アカウントではさまざまな配信機能があります。各機能をどのように活用すればいいか、下記の「使い方カタログ」ページを参考にしてください。
5-4.教育業界の事例
教育業界では、次のような活用事例があります。
3万人以上のユーザーが友だち追加
株式会社K Village Tokyoは、対面とオンラインによる韓国語レッスンのサービスを提供する語学教室です。より多くのお客様にサービスを利用してもらうために、マイクロコンバージョンを設けて接点を増やすという目的で、LINE公式アカウントを導入。韓国文化に関する情報発信や、体験レッスンへの申し込みリンクの設置を行いました。
Webサイトへの流入数と比例してLINE公式アカウントの友だち数も増加し、2021年6月時点で3万人以上のユーザーに友だち追加されています。
詳しくは、以下よりご覧ください。
LINE公式アカウント開設前後の2年間で退塾率が28%減少
学習塾のESOH個伸塾では、生徒や保護者とのコミュニケーションツールとしてLINE公式アカウントを活用しています。
従来の電話やメールと比べてフランクかつ迅速にコミュニケーションが取れ、生徒や保護者とより密な関係を築けるようになりました。その結果、LINE公式アカウント開設前後の2年間で退塾率が28%減少しました。
詳しくは、以下よりご覧ください。
5-5.その他業界の事例
その他、さまざまな業界でLINE公式アカウントは広く活用されています。
LINEでの訴求がメールに比べてCV率8倍、開封率2倍
第一生命保険株式会社では、潜在顧客とコミュニケーションをとり、ナーチャリングを行うためのツールとしてLINE公式アカウントを導入しました。
LINEプロモーションスタンプの配信により集客を行い、友だち数は500万人を突破(2024年2月時点)。あいさつメッセージでアンケートキャンペーンを実施してブロックを防ぎ、その後はユーザーの興味・関心に合わせて適切なメッセージを配信するといった形で活用しています。
LINEでの訴求がメールに比べてCV率8倍、開封率2倍という実績もあり、これまで情報を届けられなかったユーザーへのアプローチが可能になりました。
詳しくは、以下よりご覧ください。
申し込みから入居まですべてLINE上で完結するという手軽さを実現
不動産仲介会社の株式会社縁蔵ホールディングスでは、物件探しから申し込み、入居までをすべてLINE公式アカウントのチャットやビデオ通話機能でおこなっています。
申し込みから入居まですべてLINE上で完結するという手軽さに魅力を感じるユーザーも多く、LINE経由のお問い合わせから月30〜40件成約しています。
詳しくは、以下よりご覧ください。
申し込みから入居までLINEで完結! ユーザーファーストな不動産仲介
上記で紹介した事例以外にも、LINE公式アカウントではさまざまな配信機能があります。各機能をどのように活用すればいいか、下記の「使い方カタログ」ページを参考にしてください。
6.LINE公式アカウントの開設方法
LINE公式アカウントは、2ステップで簡単に開設できます。
1.アカウントを作成する
パソコン・スマートフォンから個人のLINEアカウントまたはメールアドレスでアカウント登録を行います。
2.管理画面にログインする
管理画面(LINE Official Account Manager)にログインしたら、アカウントの開設は完了です。
LINE公式アカウント開設後は、基本情報やプロフィール、あいさつメッセージの登録を行います。
LINE公式アカウントの詳しい開設方法について知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
また、審査に通るとアカウント名の横にネイビーのバッジがついた認証済アカウントとして、LINEアプリ内の検索結果に表示されるようになったり、販促用のポスターデータが利用できるようになったりします。集客が目的の場合は、認証済アカウントの申請をおすすめします。
LINE公式アカウントの認証済みアカウントやその申請方法について知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
7.LINE公式アカウント運用のコツ
7-1.友だち追加してもらう魅力的な特典をつくる
LINE公式アカウントからユーザーにメッセージを配信するには、最初に「友だち追加」してもらう必要があります。その際、たとえば割引クーポンや限定情報へのアクセスなどインセンティブを提供することで、友だち追加されやすくなります。
インセンティブは、業界はもちろんどんな友だち追加してほしいターゲット層のニーズや興味に合わせて作成するのがポイントです。
7-2.友だちがほしい情報を配信する
LINE公式アカウントでユーザーと中長期の関係を築くには、友だち追加後にブロックされないようにする工夫が必要です。
具体的には、ユーザーが煩わしく感じない頻度(多くて週1回など)でメッセージを配信するほか、配信する情報もLINE限定の特別な情報やクーポンなど、ユーザーが価値を感じる内容にすることで、ブロックを未然に防ぐことができます。
7-3.LINEミニアプリを活用する
LINEミニアプリは企業や店舗の運用に役立つさまざまな機能を、LINEアプリ上で自社サービスとして提供することができます。
LINEミニアプリで提供できる代表的な機能
・セルフオーダー
・モバイルオーダー
・デジタル会員証
・順番待ち
ユーザーは、以下のような機能をLINE以外のアプリをダウンロードすることなく利用することができるため、LINE公式アカウントとともにその利便性を感じてもらうことができ、中長期の関係づくりに寄与できるでしょう。
8.LINE公式アカウントの有料プラン
LINE公式アカウントを開設した時点では全てのアカウントが「コミュニケーションプラン」になっており、1カ月に200通まで無料でメッセージを送れます。運用をしていくうちに友だちが増えてきたり、配信頻度を増やして200通以上のメッセージを送りたい場合は、より多くのメッセージを配信できる有料プラン(ライトプラン、スタンダードプラン)に切り替えましょう。
※ 費用はすべて税別です。
※ 追加メッセージの単価は配信数によって異なります。
有料プランのうち「スタンダードプラン」のみ、定められた無料通数分を超えた場合でも追加のメッセージ配信が可能です。その場合の費用は、配信した分だけ費用が発生する従量課金制です。1通当たりの値段は送る通数によって異なり、最大3円です。
上記の図はスタンダードプランにおけるメッセージの合計送付通数と料金例です。アカウントの運用目的によって、料金プランを検討しましょう。
また、「友だち数」や「月間のメッセージ配信回数」など5つの項目を入力すると、LINE公式アカウントの月間の売上金額を試算できる「LINE公式アカウント 売上シミュレーター」も用意しています。ぜひご活用ください。
9.LINE公式アカウントをビジネスに活用しよう
LINEは手軽なコミュニケーションツールとして、さまざまなユーザーが日常的に使用しています。このような特徴から、LINE公式アカウントはユーザーとの接点が生まれやすく、効果的に情報配信や販売促進を行うことができます。
LINE公式アカウントの開設は2ステップで簡単にできるため、ぜひビジネスにご活用ください。
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- #LINE公式アカウント #新機能
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