【LINEリサーチ】育児休業の取得について(2019年6月)
今回は全国の子供がいる20~49歳の男性に、育児休業の取得状況についてアンケートを実施しました。
その調査結果をお伝えします。
Topics
男性の育児休業の取得状況は?
子供がいる20代~40代の男性に聞いた育児休業の取得状況です。
育児休業を「取った」という人は約11%。「今後取りたい」「取りたかった」など、育児休業の取得意向の傾向は全体として、高い結果となっています。
育休を「取った」人の理由は?
育休を「取った」人は、どのような理由で取得をしたのでしょうか?
「取った」と回答した人にその理由について聞いた回答をいくつかご紹介します。
■妻・子供のため
- 出産の立ち会いと、産後の奥さんのサポート。 特に二人目の時は、上の子の面倒も見てあげたかったから一週間ほど休みをもらった。(30代)
- 産後の嫁の助けになるために。(20代)
- 子どもが風邪をひいたとき妻が仕事を休めなかった(30代)
- 帝王切開で入院中にも上の子の学校があり、単身赴任で近くに居なかったから土日含めて10日休んだ。(40代)
■育児に参加したいため
- 子供の成長を見たかったから(20代)
- 育児にまとまった時間を確保したかったから(20代)
- 積極的に育児参加したかったため(40代)
■会社の方針だから
- 会社の方針で男性も取得率100%を目指している為(30代)
- 制度として存在しているし、会社からとるよう促されるから(30代)
- 会社の制度で2歳まで10日間取得出来る為、2歳になる直前に家族旅行へ行きました!(20代)
育休を「取りたかったが取っていない」人の理由は?
育児休業を「取っていない」人の中でも、多くの回答を占めたのが「取りたかった」という回答です。
「取りたかった」と回答した人たちが、実際はとれなかったけれど「取りたかった」と思った理由について、回答結果をご紹介します。
■子供と過ごす時間のために、取りたかった
- 育児を通しての社会経験を積みたかった。家内の気持ちを理解する良い機会だったと思う。子供との時間をもっと持ちたかった。(30代)
- 妻の負担を軽くする為と、そのときにしかできない子育ての経験をするべきだったという後悔です。(40代)
- 現在、子供は22歳と18歳でそれぞれの道を歩んでいる。子供と過せる時間は本当に短いと感じるため。(40代)
- 生まれたばかりの子どもと過ごす貴重な時間が欲しかったし、妻の負担も大きかったと思うのでサポートできたら良かった。(20代)
■取りやすい雰囲気だったら、取りたかった
- 当時は周りで取っている男性は皆無だった(30代)
- 取れる雰囲気の会社じゃなかった(40代)
- 会社から育児休暇制度の説明が、当時されなかった。(20年前)(40代)
- 男性で前例がなく、申し出にくかった。(40代)
■仕事、収入面の不安があり、取れなかった
- 収入が落ちてしまう、仕事が間に合わない(20代)
- 休暇を取ると、業務遂行に支障をきたす(20代)
- 労働集約型の仕事なので、とったら他の人に迷惑がかかるから、取れませんでした。(40代)
育休を「取っていない」人のその他意見は?
取っていない人の中で、「制度がない」という回答以外に「その他」の回答をした人の結果も以下ご紹介します。
■取らない、必要ない
- 制度はあるけど、取る必要がなかった。(20代)
- とらなくても大丈夫だった(40代)
- 必要なときに有給休暇を取った(40代)
- 特に必要性を感じない(30代)
今回の調査の結果はいかがでしたでしょうか。
この調査は、LINEリサーチのライトコースを活用し、全国の20~40代の既婚男性1000名にアンケートを実施した結果となります。
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【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の20歳~49歳の既婚男性
実施時期:2019年6月11日~6月12日
有効回収数:1040サンプル
※設問内で、子供の有無を聴取
※人口構成比にあわせて性年代でウェイトバック
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【調査データの引用・転載について】
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