調査
公開日:2017.02.08
【LINEリサーチ】バレンタインに関する調査(2017年1月実施)
LINEリサーチ
このブログでは、LINE Research Platform×博報堂共同研究プロジェクト『若者インサイトラボ』の調査結果を発表しています。
第4回目は、1月23日~24日に実施したバレンタインに関する調査についてご紹介します。
◆Summary◆
①バレンタイン価値観・・・若者は「楽しみ」。大人は「感謝を伝える良い機会」としながらも、負担感も
- 全体で最も高かったのは「バレンタインは、日頃の感謝を伝える良い機会だ」。
- 女性は、10代・20代は、おくりものをすることを楽しんでいる様子だが、
30代以上になると「義理チョコの習慣がなくなってほしい」・「周りがやっていなかったら参加しない」が上位に。
- 特に積極的に楽しんでいる様子なのは、10代女性。
「おくりものをするのが楽しみ」よりも「何かをもらうのが楽しみ」が高く1位。
また、「何かをもらうのが楽しみ」は男性よりも高い45%。
- 男性は、20代までは「もらうのが楽しみ」だが、
30代で(職場での義理チョコが増えるためか)「お返しに困るのでできればもらいたくない」が並び、
40代以降では負担に感じる人の方が多くなる。
②おくりものをする相手・・・10代女性は、同性の友達同士で友チョコ!
- 先の結果と合わせると、『10代女性は同性の友達とチョコをおくりあう』イベントとして楽しんでいることがわかる。
- 30代以上になると、おくる相手は家族が中心となる。
- 男性は、7割前後が「誰にもおくる予定なし」ではあるが、
大学生以上になると、恋人または配偶者へおくりものをする人が2割くらい存在する。
- いずれの年代でも、「片思い中の好きな人」は上位にあがってこず、むしろ下位グループという結果。
③おくるもの・・・相手に関わらず、やっぱりチョコが定番!若者は手作りチョコ
- 若い女性は相手が誰でも手作りチョコ・お菓子をおくるが、社会人になると買うようになる。
④バレンタインの予算
- 特に「恋人」・「好きな人」への贈りものにお金をかける。
- 「自分」が2番目に高い結果に。(バレンタインで誰かにおくりものをすることを言い訳に!?)ちょっとした贅沢を楽しんでいるのかもしれない。
⑤義理と本命の境界線・・・おくる側と、もらう側の意識ギャップあり!メッセージにハートが入っているからといって本命とは限らないの要注意!
- おくる側で1位の「手作りチョコやお菓子」は、もらう側では4位の位置。
手作りチョコを渡しても、もらう側は本命だと思わないことがあるようである。
- 一方、もらう側の3位「メッセージの中にハートを入れる」は、おくる側では最下位。
ハートが入っているからといって、おくる側は本命とは思っていない可能性もあるようだ。
- もし、「手作りチョコ」を、「手紙やカード」と一緒に、「2人きりの状況で」渡されたら、もしかするとそれは本命かもしれない!?
⑥告白・・・バレンタインに好きな人に渡す予定の女性のうち「4割」は、告白待ち!
- 好きな人に渡す人は、中高生では「9%」いる。
- 好きな人に渡す予定の女性のうち、4割が「気持ちを察して告白してきてほしい」派。
⑦もらったら嬉しいもの
- 本命としてもらったら嬉しいもの1位は「手作りチョコ」。
- 義理でも、「500円未満のチョコ」が1位に。値段に関わらずチョコがもらえたら喜んでもらえるようだ。
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【調査について】
- LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
- 実施時期:2017年1月23日 ~24日
- 有効回収数:5,337s
- 性別年代構成比を市場にあわせてウェイト調整
【若者インサイトラボについて】
LINE株式会社と博報堂ブランドデザイン若者研究所が、スマホをキーに若者のリアルな生態を解明するためスタートした共同プロジェクト。
国内で6,600万人(MAU)の豊富なユーザー基盤を誇り、国内最大級かつアクティブ性の高いスマートフォン調査パネル(約850万人:「LINEアンケート」のLINE公式アカウント友だち登録数/2017年2月時点)を保有するLINEと、若者のインサイトについて長年研究を続けてきた博報堂ブランドデザイン若者研究所が、共同で調査研究を実施、公開していきます。
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