【LINEリサーチ】 2019年1-3月期ドラマ視聴に関する調査(2019年3月中旬実施)
こんにちは!気候が暖かくなり、外で過ごすのが気持ち良い季節になりましたね。
今回は全国13-59歳の男女個人に実施した、2019年の1-3月期の民放ドラマ視聴に関する調査結果をお伝えします。
Topics
①2019年1-3月期、主要民放ドラマで最も視聴されていたのは?
1-3月期に放映された民放の主要ドラマのうち、最も視聴されていたのは「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―(36.6%)」でした。
2位以降は「家売るオンナの逆襲(22.3%)」、「トレース~科捜研の男~(20.8%)」、「初めて恋をした日に読む話(19.3%)」と続きます。
なお、「1-3月期ドラマを見ていなかった」人は全体の4割ほどでしたので、6割の人は何らかのドラマを見ていたようです。
②若年層がよく見ていたドラマとは?
次に、性年代別の傾向を見てみましょう。
「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」は、男女ともに全年代で1位を獲得しています。中でも特に10代の視聴割合は突出しており、特に13~15歳男女、16~19歳女性では半数以上の人がこのドラマを見ていたようです。
また、全体では4位だった「初めて恋をした日に読む話」は、女性では16~29歳の層全てで2位を獲得しており、若年女性には非常に見られていたことが分かりました。
③上位のドラマを集中してみていた地域は?
よく見られていたドラマ上位3位それぞれについて、見ている人の割合が高かった都道府県をランキング化してみました。
九州地方をはじめ様々な都道府県が上位に入っていますが、人口が多い東京・神奈川・埼玉・愛知・大阪などの都道府県は、上位に入ってこないという結果になりました。
各地域での放映環境・生活環境の違いが影響しているのかもしれませんが、同じドラマでも放映地域で話題化の手順が異なりそうですね。
④ 2019年1-3月期、最も満足度が高かったドラマは?
続いて満足度を見ていきましょう。
1-3月期に放映された民放の主要ドラマのうち視聴した人の満足度が高かったのは「3年A組 ―今から皆さんは、人質です」 「初めて恋をした日に読む話」 「相棒 season17」の順でした。
「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」は、視聴数も満足度も共にNO.1であり、間口の意味でも奥行きの意味でも今期最も評価されたドラマでした。 そして、興味深いのは「相棒 season17」です。視聴数は10位ではあるものの、満足度では3位という結果になっています。コアなファンがしっかりと根付いていることが伺えます。
⑤性別年代で、満足度上位のドラマは異なる?
性別、年代別にドラマの満足度を見てみましょう。
「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」はどの性別、年代でも最も満足度が高い結果となっていました。
性別別では、男性では「相棒 season17」、女性では「初めて恋をした日に読む話」の満足度が高く、
年代別では、上の年代ほど「グッドワイフ」の満足度が高くなる傾向が見られました。
⑥満足度上位のドラマが評価されているポイントは?
最後に、ドラマで評価されていた要素を、満足度が高かった5作品について見ていきます。
主な高評価ポイントは以下の通り。
「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」:演技、スリル・興奮、感動
「初めて恋をした日に読む話」:主題歌・音楽、ときめき・胸キュン
「相棒 season17」:映像・演出
「グッドワイフ」:ストーリー・脚本
「家売るオンナの逆襲」:キャスト、笑い・ユーモア
5作品それぞれに、評価されているポイントが異なっているのは興味深い点ですね。
今回の調査の結果はいかがでしたでしょうか。想定どおりでしたか?
今回は中学生から59歳までを47都道府県別で割り付け、10万件以上の回収を行ないました。普段は可視化しづらい、細かなドラマの評価にお役立てください。
もうすぐ次クールのドラマが始まります。どんなドラマが放映されるか楽しみです。
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【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の13歳~59歳の男女
実施時期:2019年3月18日~19日
有効回収数:102,964サンプル
※47都道府県別に性年代別人口構成比にあわせてウェイトバック
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