【LINEリサーチ】「若者よ、選挙に行くな!」動画の影響は?選挙に行かない理由を年代別に調査(2019年7月)
7月21日(日) に、第25回参議院議員選挙が行われました。皆さんは選挙に行きましたか?
今回は、LINEリサーチのアンケートモニターに、選挙についての調査を実施しました。
Topics
①選挙に行かない理由は?
総合ランキングでは、「予定があった/急用が入った」「時間がない/忙しい」がトップ2で、次いで「投票したい候補者/政党がいない」。4位からは、「興味がない」「意味がない」「選挙や政治がよくわからない」といった、選挙・政治に対する消極的な理由が続きました。
②特に若者が選挙に行かない理由は?
投票率の低さが問題になっている10代、20代の若年層では「住民票と違うところに住んでいる」が3位にあがってきました。
進学・就職を機に転居したものの、住民票を移していないために「投票券が届かなかった」「今の居住地で投票ができなかった」という問題が発生してしまったことが、選挙に行かなかった要因の1つとなっているようです。
40代、50代では、「意味がない/変わらない」「投票したい候補者/政党がいない」など選挙・政治に悲観的な反応を示している人も少なくありませんでした。
また、50代、60代に関しては「体調不良」を理由に挙げている人も多く、中には投票所まで行くことの負担が大きいと感じている人もいるかもしれません。
③「若者よ、選挙に行くな」の動画はどの年代に届いたのか?
選挙期間中に、選挙について目にしたものや知ったことについて、年代ごとに確認しました。
10代、20代の若年層は「SNS上の呼びかけを見た」が、30代以上は「選挙の結果予測や開封速報を見た」がトップと、年代別に異なる結果となりました。選挙についての情報接触は、20代以下は「SNS」が、30代以上は「テレビ」や「ネット」がメインとなっていたようですね。
また、一部で話題となった、「若者よ、選挙に行くな」という動画の視聴に関しては10代、20代で2割程度の認知率でした。しかし、最も動画の視聴割合が高かったのは60代であり、この動画の発信者役に近い年代の人たちの注意と興味も喚起されていたようです。
若年層の投票率を上げる目的で実施されている「選挙割」ですが、10代、20代ともに認知率は1割程度とまだ浸透はしていないようです。
今回の調査の結果はいかがでしたでしょうか。
LINEリサーチでは若年層のモニターが豊富なため、10代の中で選挙権のある18-19歳に限定しても、今回の調査のように十分な回収数を確保することができます。
若年層に焦点をあてた調査をお考えの方は、ぜひこちらからお問い合わせください。
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【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国 18-69歳の男女
実施時期:2019年7月22日~7月23日
有効回収数:1,090サンプル
※性年代別人口構成比を実勢にあわせてウェイトバック
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【調査データの引用・転載について】
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