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調査 公開日:2020.01.10

【LINEリサーチ】新成人約15000人に調査 (2020年1月実施)

LINEリサーチ

LINEリサーチでは、LINEリサーチのアンケートモニタ―の中で、2020年度の新成人になる方15,428名(1999年 (平成11年) 4月2日から2000年 (平成12年) 4月1日生まれの方)を対象に、調査を実施しました。その結果を見ていきましょう。

Topics

① 約60%が式典へ参加予定。新成人として「自立した大人になる」などの抱負

成人の日の過ごし方について聞いてみたところ、「成人式(式典)に行く」割合が約60%「同窓会や二次会など、同世代で集まる」が約30%という結果となりました。男女の回答に大きな差は見られませんでした。

新成人となる方々の抱負や目標について聞いてみました。回答をいくつかピックアップしてご紹介します。

新成人としてのあなたの抱負/目標は?

1人の大人として、親から自立してしっかりとした生活を送る。お金の管理などをしっかりする。(埼玉県/女性)

大人としての責任をしっかりと持ちつつ、やりたい事をやる好奇心を忘れない。(京都府/女性)

子供の頃の自分に見られてもがっかりされないような行動をとる(東京都/女性)

今までお世話になった人達に感謝して、恩返ししたい。(茨城県/男性)

就職するので自立したい。親に頼った生活ではなく、自分の力で生きていかなければならないことを知る。(新潟県/女性)

色々なことに挑戦して、失敗という経験をたくさん重ねる(愛知県/男性)

② なりたい職業は「公務員」がトップ。「看護師」「エンジニア」など専門職が上位

将来なりたい職業は、「決まっていない/わからない」の割合が約20%と最も多かったものの、それ以外では、男女ともに「公務員」「教師/教員」が高く、男性では「エンジニア」、女性では「看護師」「保育士/幼稚園の先生」などが上位となる結果でした。専門性の高い職種への希望が多くみられました。

③ 新成人の結婚、子供への意識は?結婚したいと思う年齢は平均29歳

新成人の結婚・子供への意識について聞いてみました。

「いずれ結婚したいと思いますか?」という質問に対しては、73%が「結婚したいと思う」と回答。「結婚したいと思わない」割合は、17%という結果になりました。男女差もなく、男女ともに結婚に前向きな傾向があることがわかりました。

また、「結婚したいと思う」と回答した人に、何歳までに結婚したいと思うかを聴取したところ男性は平均30歳、女性は平均28歳という回答になりました。男女ともに30歳を目安に結婚をしたいという希望があるようです。

沖縄県、愛媛県、福井県が平均27歳と最も低い数値となったものの都道府県による大きな差は見られませんでした。

 

「将来子供がほしいと思いますか?」の質問については、約70%が「ほしいと思う」と回答。

「結婚したいと思う」人に絞ると約89%という結果となっています。

④ 大人になったと実感するエピソード、「お酒」「契約手続き」「お金や料金」などが多数

新成人の方々に、「大人」になったことを実感するエピソードを回答してもらいました。

 

「お酒」に関するエピソードをはじめ、「契約手続き」「お金・料金」や「年齢」など様々な実感エピソードの回答がありました。いくつかピックアップしてご紹介します。

「大人」だと実感する瞬間やエピソードは?


「お酒」に関するエピソード

「とりあえずビールで」と注文するとき。ネクタイを上手く結べるようになったとき。居酒屋のキャッチに声かけられた時。(千葉県/男性)

ビール、ワインが美味しいと感じたとき(兵庫県/女性)

お酒が飲めるようになり、親と話しながら酒を飲んだことです。(大阪府/女性)



「契約手続き」に関するエピソード

携帯電話の契約を自分名義に切り替えた時。今まで親の子回線として利用してきたので成長したんだなぁと感じた。(長野県/男性)

一人暮らしをするにあたって親の手を借りず、様々な手続きを自分でやったとき(静岡県/女性)



「お金や料金」に関するエピソード

お金を稼いで家族の役に立つこと(福島県/女性)

お年玉が今年で最後と言われた。(東京都/女性)

大人料金でお金を取られるとき(徳島県/男性)

学割がきかないとき(神奈川県 男性)



「年齢の実感」に関するエピソード

コスメを見ていてBAさんに丁寧に接客してもらえる時、美容系のパンフレットを配ってもらえた時、GODIVAとかの少し高級なお店でちゃんと接客してもらえる時(茨城県/女性)

高校球児が自分よりも年下ばっかりになったとき(兵庫県/女性)

小さい子を見て微笑んでしまう時(三重県/男性)

⑤ これからの日本の社会、明るいと思う派は約13%で少数にとどまる

「これからの日本の社会は、明るいと思いますか?」という質問については、明るいと思う方々は少数派でした。

「明るいと思う」「やや明るいと思う」の回答は約13%という結果に。「あまり明るくないと思う」「明るくないと思う」が、半数近い約49%という結果になっています。

日本の将来を明るくないと思う傾向が見受けられますが、実際に新成人の方々の「悩み/困りごと/心配なこと」はどのようなことがあげられるのでしょうか。

様々な悩みがある中でも、これからの自分についての「将来のこと」を心配しているようです。また、「勉強」や「就職」など現在迫っている事柄に関する悩みも上位となりました。

 

それ以外には、女性では「ルックス/スタイル」や「性格」など、男性では、「恋愛」や「単位/留年」なども上がっていました。

⑥ 新成人の「大人になること」のイメージ。「義務や責任が増える」が男女ともに上位

「大人になること」のイメージ、について新成人の方々に聴取したところ、「義務や責任が増える」が男女ともにトップとなりました。それ以外には、「生活するのが大変」「不安しかない」という不安な意見もあるものの「お金をかせげる」「親や保護者に恩返しができる」といった社会の一員としての意識の高まりや家族への思いも見受けられました。

 

今回の調査結果はいかがでしたでしょうか。

 

LINEリサーチでは新成人の皆様約15000人にアンケートを実施しました。LINEリサーチ豊富なモニターにより限定的な若年層への調査も実施可能です。

若年層パネルへの調査をお考えの場合は、お気軽にこちらからご相談・お問合せください。

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【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査

調査対象:日本全国 19-20歳の男女/ 1999年 (平成11年) 4月2日から2000年 (平成12年) 4月1日までに生まれた方

実施時期:2020年1月6日~1月7日

有効回収数:15,428サンプル

※性別人口構成比を実勢にあわせてウェイトバック

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