【LINEリサーチ活用事例】 ランキング調査(鬼滅の刃編)
今回は、LINEリサーチのライトコースを利用して、15歳~59歳の男女1000名を対象に「鬼滅の刃」に関する調査を実施しました。
新たに追加された「Tableau」を活用したWEB集計機能を使って、調査結果をご紹介します。
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【実施条件】
●LINEリサーチライトコースを利用
●回答対象:全国15歳~59歳の男女
●有効回答数:1054名
●調査時期:2020年12月8日~12月9日
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目次
1. 調査結果・グラフ
2. ライトコースでの実施方法
1. 調査結果・グラフ
1-1. 「鬼滅の刃」を見たり読んだりしたことはありますか?
「鬼滅の刃」のマンガを読んだり、アニメや劇場版を見たことがある・またはこれから予定がある人は全体の6割を超えていました。そのうちアニメを見たと答えた人は全体の約3割、マンガをコミックスで読んだ人は約2割でした。
性年代別に見ると、もっとも「アニメを見た」と回答した人の割合が高かったのは女性40代で約4割でした。また、劇場版を観に行ったのは比較的女性が多く10代~30代女性の約3割が劇場に足を運んでいます。また、コミックスを読んだ人は全体の約2割でしたが、10代男性では4割を超えています。
1-2. 一番好きなキャラクターとその理由は?
「鬼滅の刃」の魅力は、なんといっても個性豊かなキャラクターたち。一番好きなキャラクターを選んでもらったところ、男性1位は「竈門炭治郎(かまど たんじろう)」、女性では「竈門炭治郎(かまど たんじろう)」と「竈門禰豆子(かまど ねずこ)」の兄妹が同率1位となりました。
ランキング全体では、3位「冨岡義勇(とみおか ぎゆう)」、4位「我妻善逸(あがつま ぜんいつ)」、5位「胡蝶しのぶ(こちょう しのぶ)」といった、兄妹と関わりの深いキャラクターの人気が高いようです。
また、「一番好きなキャラクターは?」の設問と、「鬼滅の刃のマンガ・アニメで読んだ観たものは?」の設問でクロス集計をしました。総合ランキングでは6位の煉獄杏寿郎(れんごく きょうじゅろう)ですが、劇場に観に行った方の中では、ダントツNo.1という結果でした。
それぞれの好きなキャラクターに対して、好きな理由を聞かせてもらいました。全体の5位までのキャラクターについてご紹介します。さまざまな熱い思いが寄せられるなか、「竈門禰豆子(かまど ねずこ)」を好きな理由は男女ともに「かわいい!」一色となっていました。
1位 竈門炭治郎
想像を絶する辛い体験を力に変えて、どんな困難にでも自分を信じて突き進む心の強さ(女性/50代)
妹のために頑張っている姿が尊敬できます。(男性/20代)
2位 竈門禰豆子
ミニ禰豆子かわいい(30代/女性)
The妹!(男性/50代)
3位 冨岡義勇
クール、でも人情味もある。そして、強い信念とそこからくるメッセージ性の強いセリフ。あと、拾壱ノ型がたまらなく素敵。(男性/30代)
さりげなく炭治郎と禰豆子の理解者であるところ(女性/20代)
言葉足らずで孤立しているのが可愛いと思います。(女性/10代)
4位 我妻善逸
普段気が弱いのに、土壇場で覚醒するところ(男性/10代)
自分を弱いと思っているが、実は実力もあり優しさも兼ね備えているところ(女性/40代)
5位 胡蝶しのぶ
声が好きです。セリフが優しく鋭いのが良い(男性/40代)
かわいい。これまでの生き方や考え方、技の綺麗さが好き(女性/20代)
1-3. 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』でよかった・感動した場面は?
劇場版を観に行ったと回答した方に、よかった・感動した場面について聞いてみました。ストーリーの詳細な内容も多く含まれるため詳しくはご紹介できませんが、レポートを見ると「!」の多さや文章量から熱い思いが伝わってきます。
1-4. 鬼滅コラボがきっかけで購入したり利用したものはありますか?
劇場版公開や原作マンガの完結にあわせて、様々な「鬼滅コラボ」商品やサービスが発表されました。鬼滅コラボをきっかけに購入したり利用したものについて聞いてみたところ、コラボがきっかけで購入したり利用したものがある割合は全体としては低く1割未満が多かったですが、「鬼滅缶」のCMでおなじみのダイドードリンコ「鬼滅の刃×ダイドーブレンド」コラボ缶を購入したと回答した人は全体の1割を超えました。特に男性40代では17%の人が「鬼滅缶」を購入しています。
その他は、女性は「ローソンのタイアップ商品」や「ポテト丸・ベビースターラーメン」などのお菓子や食品を購入した方が多く、男性は「パズル&ドラゴンズ」「モンスターストライク」といったゲームを利用した方の割合が平均より高い傾向にありました。
1-5. 歴代興行収入ランキングトップ10の中で、一番好きな映画は?
劇場版「鬼滅の刃」無限列車編は、歴代興行収入ランキングの2位となり大変話題となりました。そこで、歴代のランキングトップ10の中で一番好きな映画についても聞いてみました。ランキング1位は興行収入ランキングでも1位になっている『千と千尋の神隠し』(2001年公開)で、全体の2割の方が「一番好き」と回答しています。2位の『タイタニック』は公開から23年経っているにも関わらず、幅広い年代からの支持を集めています。
男女別の特徴としては、『君の名は。』は男性人気が高く、特に男性10代の約3割が一番に選んでいます。
また、『千と千尋の神隠し』は女性10代・20代でそれぞれ約3割が「一番好き」と回答しています。『アナと雪の女王』、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、10代~40代の女性の支持が牽引する結果となりました。
2. ライトコースでの実施方法
2-1. 実施フロー
今回の調査は「LINEリサーチ ライトコース」で実施しました。
審査依頼の翌日には結果データ・Tableauのレポートを確認することができました。
※ 上記は参考事例となります。サンプル数や回答対象者の条件によって回収のスピードは異なります。
※ 調査票に不備がある場合は差し戻しとなるため、すぐに対応できない場合もございます。
公開後2時間程度で半数以上の回答が集まったため、「リアルタイムグラフ」を利用することでだいたいの傾向を掴むことができました。
2-2. お問い合わせ
LINEリサーチの「ライトコース」は、早く、リーズナブルな価格でスマホユーザーにLINE上でアンケートが実施できるセルフ型コースです。
集まった回答データは、Tableauを活用した集計機能により、直観的に操作、簡単・スピーディーに結果を確認できます。
スマートフォン調査をお考えの場合は、お気軽にこちらからご相談・お問合せください。
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