LINEのユーザーファーストを実現するリサーチ活用術【RESEARCH Conference2023 登壇レポート】
目次
サービスづくりに必要不可欠な【ユーザーの声】。LINEリサーチはアンケートやインタビューを通じて企業のサービスづくりを支援し、世の中を豊かにすることを目指しています。
2023年5月27日に開催されたRESEARCH Conference 2023のテーマは「SPREAD 広げる」。リサーチの領域を広げる、取り組みを周囲に広げる。その想いに共感してLINEリサーチはスポンサーとして参加しました。
LINEリサーチ(LINEアンケート)について
LINE社は各種サービスの企画にあたって、アンケートやインタビューを実施しています。そのための社内プラットフォームとして「LINEリサーチ(LINEアンケート)を構築しました。約641万名のLINEユーザーがアンケートモニターとして参加くださっています。LINEは「誰もが気軽に回答できるアンケートこそ真のユーザー理解につながる」と考え、回答者目線でアンケートを設計しています。
その結果、2つの特徴をもつアンケートモニター組織になりました。
①貴重な若年層にも協力いただける
②より一般消費者に近い回答(代表性が高い)
LINE社でのリサーチ活用
LINE社では、社内のさまざまなサービスでリサーチを利用しています。LINEリサーチモニターの皆様にアンケートを行い、支持していただけるサービスか、ユーザーの声に耳を傾けています。アンケート内でお答えいただく自由回答から多くのヒントをいただくこともあり、回答いただく皆様のご意見をサービスの改善に活用しています。
より深い情報を知りたいときや、新しい企画をする際にもインタビューやアンケートを実施します。
Whoがズレるとマーケットを見誤る。代表性の大切さ。
LINEはリサーチモニターの代表性の高さを大切にしています。それは、企業がアンケートをしたい人と実際に回答する人がズレていると、調査結果は誤解を産むものになるためです。例えば、東京大学の学生にアンケートをしたら大学生全般の意見とは大きく異なる結果になるでしょう。そのようなアンケート結果は判断を誤らせる可能性すらあります。
LINEリサーチと他リサーチサービスの違いを検証
LINEリサーチと他社リサーチサービスで、どのようなデータの違いがあるのか。全く同じ設計の調査を行いました。
まず大きな差が確認されたのは未婚率です。LINEリサーチ・他社ネットリサーチ・国勢調査(令和2年)を比較します。LINEリサーチは相対的に国勢調査に近い結果となりました。
どちらが実態に近いか証明するデータはありません。しかしながらLINEリサーチをご利用いただくクライアント様には「LINEリサーチの結果が社内データや肌感覚に近い」とフィードバックいただけています。
LINEリサーチは大企業・官公庁・スタートアップ問わずご利用いただいています。(申し訳ございませんが個人のお客様にはご利用いただけません)
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