メインコンテンツに移動
サービス情報 公開日:2021.05.20

リサーチの在り方が変わる!株式会社モニタスに聞いたLINEリサーチとは

LINEリサーチ

LINEリサーチは、スマートフォン専用のリサーチプラットフォームとして、国内約545万人以上のモニター数を有するサービスです。(2021年5月時点)
LINEリサーチでは、クライアントからのLINEリサーチを活用した調査を担当する調査パートナーとしてパートナー制度を設けています。その中でもLINEリサーチでの調査やスマホリサーチの設計の経験が豊富な調査会社としてオフィシャルパートナーを数社認定しております。今回は、オフィシャルパートナーがLINEリサーチを活用する理由やパートナーの強みなどをご紹介していきたいと思います。


今回は、オフィシャルパートナーである「株式会社モニタス」でリサーチャーとしてご活躍の古賀寛子さんにインタビューさせていただきました。

株式会社モニタス 古賀寛子氏

株式会社モニタス 古賀寛子氏


株式会社モニタスで、LINEリサーチのサービスリリース当初から携わり、LINEリサーチでの調査歴は4年目です(リサーチャー歴は15年以上です)。 時代の変化に柔軟に対応でき、生活者・消費者と向き合えるリサーチャーで在り続けたいと思っています。

ふだん担当されているリサーチの仕事、担当領域などあれば教えてください。

LINEリサーチの専門リサーチャーとして、調査企画・設計から集計・分析までを主に行っています。

テーマや内容は、ブランドや商品関連の調査のほか、最近では小売やWEBサービス、人材や就職関連の調査事例も数多くあります。

 

世の中、業界が変わるスピードは速いため、日々それに対応できるよう心がけています。結果として、私がリサーチャーとしてかかわるテーマ・業界は幅広いほうかなと思います。

貴社がLINEリサーチのオフィシャルパートナーとなった経緯を教えてください。

元々弊社は、LINE社と、LINEリサーチのサービスローンチ前である2016年からテストマーケティングで協業をし、パートナーとしてサービスの浸透を推進してきました。

2020年にLINEリサーチ側で現在のパートナー制度が発足し、オフィシャルパートナーとして認定されています。

 

調査会社の人間から見れば、「LINEリサーチ」は、スマホメッセンジャー上で展開する調査プラットフォームということで、それまでの市場調査業界にはないツールでした。
それだけに未知数な面もありましたが、ちょうど4年前に起こっていた市場調査業界の苦境を打ち破るには絶好の環境だと感じました。

 

具体的には以下3つです。

 

  1.日常的なコミュニケーションプラットフォーム上での調査

 

  2.接点が壊滅的だった10~20代に対しても継続的コミュニケーションが可能

 

  3.LINEのデザインポリシーが、回答者ファーストの調査に結びついた

 

 

1については、個別の調査サービスやアプリにわざわざ呼び込んで調査するのと違って、気安く参加できるので、日常生活の延長で、心の距離が近いままに、消費者のリアルな声を聞くことができることへの魅力。

 

2については、今までのメールコンタクトのインターネットリサーチでは、モニターになってくれる若年が少なく、ちゃんとした調査がどんどん成立しなくなっていたが、メッセンジャーでのコンタクトであるLINEリサーチでは成立する。

 

3は、LINEリサーチでは他のLINEサービスと同じポリシーが適用されるので、これまでのPC画面での調査のような長大な調査はなじまない。結果的に、普通のサービスのようなレギュレーションにあった分かりやすい回答画面を最優先に置くことになる。

つまり、調査の設計側が、考えを変えるわけです。最初は慣れませんでしたが、だんだんとやり方がわかり、お客様にも納得していただいて設計の変更ができるようになりました。

結果、調査に参加してくれる回答者やデータ自体も従来と違うことがわかってきました。調査に回答者への配慮が必要なことはこれまでも分かってはいたつもりでしたが、実際の影響があることを思い知らされました。

 

約4年間、実際の回答データを分析していての実感や、お客様からリピートをいただくことによって、LINEリサーチの魅力を感じながら今に至ります。私自身はもうLINEリサーチから離れることはできません(笑)やっぱり生活に欠かせないプラットフォームでする調査は分析のしがいが違うので。

LINEリサーチを活用することの利点やLINEリサーチの強みがあれば教えてください。

上にも書きましたが、一番の強みは、ふだんコミュニケーションに使っているLINEを母体としていることで、アンケートに参加しないような消費者にもリーチができ、偏りなく、リアルな生活者・消費者の声が聴けることです。

 

市場調査の肝は、それぞれの調査のテーマに”関連のない人、関心の薄い人”からいかに回答をもらうかです。これにより、普段顧客として接点のない方・薄い方にもどうアプローチが可能かという戦略のヒントを得ることができます。

そのためには、幅広い方が手間なく参加できる環境の中に調査の入り口があることは大切で、LINEはその点が非常に良い接点となっています。

 

また、LINEリサーチでは、老若男女問わずLINEリサーチのパネルだけでフレッシュサンプルの調査が成立するので、安定的に定点調査(※1)の実施が可能です。

LINEリサーチではない他の調査パネルですと10代20代の若年サンプルの登録者が少ないので、さらに別のパネルにも同じ調査をかけてデータを結合することもあるのですが、そうするとそれぞれのパネルの管理の仕方が違うので、想定外の数字の揺れが起こることがあり、時系列で差異を見たいはずの結果の解釈がむつかしくなります。

LINEリサーチではそれが起こらないので、結果としてお客様に安定して精度の高い分析結果をご報告できます。

(※1 時系列で事象の変化・推移を測定する目的で定期的に行う調査)

 

さらに、LINEリサーチのパネルには、複数の調査サービスに重複してモニター登録をしているような方が少ないです。たくさんの調査モニター登録をしていると、日に10本くらい回答する方もいるようですが、LINEリサーチではそれがないので、回答疲れが少なく、元気の良いフレッシュな回答をいただけることが多いです。分析者にとっては、本音を感じる自由回答はヒントがいっぱいで、喜ばしいです。

 

上記のようなことが、今まで得ることができにくかった「普段は調査に協力しない人」「若い人」の『フレッシュな回答』に結びつくので、これまであきらめてきたような調査テーマでも定量調査が実現できます。これがLINEリサーチの利点かつ強みだと思います。

貴社や古賀さんが、オフィシャルパートナーとして特に強みにしている点やアピールポイントがあれば教えてください。

私の所属する株式会社モニタスは、業界ではかなり早期にLINEリサーチに取り組みました。LINEリサーチの専門部署を置き、スマホメッセンジャーでの本格的市場調査をどううまく扱うかを社内でも日々研究してきました。実績も国内最多であると自負しております。

若年層・学生への調査もずいぶんと多く扱ってきました。

 

スマホメッセンジャーで調査をするためには、どう冗長さを省いてどう課題を逃さないかを突き詰める必要があります。まさに調査の真価でもあると思います。スマホ時代の調査でしたらぜひお任せいただきたいです。

リサーチを検討されているクライアント様に一言お願いします

調査は回答者が大切です。誰がどこでどんな風に回答してくれるのか、それを外して上がってくる数値だけ見ても、良いご判断の材料はそろいません。

 

LINEリサーチはSNSの意味でのLINEを連想すると、一見簡易な調査しかできないように思われるかもしれませんが、実は本格的なトレンドや市場把握に非常に適しています。
一度結果をご覧になると、指名リピートされるお客様が非常に多いです。ぜひ一度お試しいただければと思います!
 

関連タグ:
#インタビュー

この情報は役に立ちましたか?