多様なユーザーに最適化されたコンテンツを ――「ニュースタブ」と「LINE NEWS DIGEST」の違いから見えるもの
「LINE NEWS」は、月間約175億PV(2020年7月時点)、月間利用者数7,500万人(2020年4月時点)を誇る、国内トップクラスの情報発信プラットフォームです。LINE NEWSでは、LINEアプリ内からすぐにアクセスできる「ニュースタブ」、LINE公式アカウントから配信される「LINE NEWS DIGEST」の2つの方法でニュース配信を行っています。
2020年10月に実施したLINE NEWSについての最新のアンケート調査では、ニュースタブ、LINE NEWS DIGESTで、それぞれのユーザー属性や、異なる特性が明らかになりました。本記事では、実際のデータも交えて「ユーザーが"ニュース"に何を求めているのか」を読み解き、ご紹介していきます。
「ニュースタブ」について
まずは、LINEのメインメニューにあるニュースタブからご紹介します。タップすると、その日の話題や重要なニュース、編集部が手動で選んだ記事、ユーザーの興味・関心に応じて7,500万通りの記事をパーソナライズ配信する「FOR YOU」欄が並んでいます。タブトップ以外にも、カテゴリー別に話題、国内、エンタメ、スポーツ、経済などのタブが並んでおり、自分の好きなジャンルを選んでニュースを取得することが可能です。
「LINE NEWS DIGEST」について
次にご紹介するのが、LINE NEWS DIGEST。こちらは、3,000万人以上の友だち数を誇るLINE NEWSのLINE公式アカウントから配信されるニュースのこと。LINE NEWS編集部が厳選した8本のニュースが、1日3回(朝・昼・夕)配信されています。
LINE NEWS DIGESTでは、1日1枠限定(昼刊・夕刊のみ)で掲載できる広告メニューとして「LINE NEWS DIGEST Spot」も用意されています。プッシュ配信される通常の記事と共に掲載され、多くのユーザーにリーチできることが特徴です。
「ニュースタブ」「LINE NEWS DIGEST」に共通する強みとは?
ニュースタブ、LINE NEWS DIGESTの概要をお伝えしたところで、それぞれの掲載面の特徴や、ユーザー特性についてご紹介します。とはいえ、LINEアプリ上でアクセスされるため、両者には似ている部分も。まずは共通する強みから見てみましょう。
①使用頻度
LINEアプリは毎日利用しているユーザーが多く、ニュースタブ、LINE NEWS DIGESTについても同様の傾向があります。ユーザーの使用頻度としては、ニュースタブ、LINE NEWS DIGESTともに1日約2.4回となっており、日常的なツールとして利用されていることがわかります。
②ネットショッピングの傾向
すべてがスマホで完結してしまうこの時代。「ショッピングは、ほとんどネット」という人も、多いのではないでしょうか。
ニュースタブ 、LINE NEWS DIGESTともに「月に1回以上ネットショッピングをするユーザーの割合」は、スマホユーザー平均に比べて大きくなっています。スマホユーザー平均よりも購買頻度が高い傾向にあり、スマホを通じた消費行動にも抵抗感が少ないと推測されます。
人気のカテゴリーは日用品・生活用品や食品・飲料のほか、衣料品・ファッション・アクセサリーなど。特に、化粧品・美容器具やファッションのカテゴリーは、スマホユーザー平均に比べて購入率が高くなっています。
そしてこれらのカテゴリーは、LINE NEWSの人気ニュースジャンルと共通している部分も。
例えばグルメ、ファッション、美容、コスメは、LINE NEWS内でも人気のジャンル。LINE上で情報収集をしているユーザーの情報感度や先取性の高さが、その積極的な購買行動に表れていると考えられます。
「ニュースタブ」「LINE NEWS DIGEST」で異なる特性も
ここまでニュースタブ、LINE NEWS DIGESTの共通する特性をみてまいりましたが、実際はニュース配信のフォーマットが異なる両者。今度は、それぞれの特性についてご紹介します。
①LINE NEWSに1回訪れるごとに、掲載コンテンツを閲覧している時間
ニュースタブ
ニュースタブには、沢山のカテゴリーや、ユーザーの興味関心に応じてレコメンドされた記事が並んでいたりと、コンテンツ量が盛りだくさん。そんな特徴と呼応するように、ユーザーが1回訪れるごとに掲載コンテンツを閲覧している時間は、平均6.3分に。自分の求めている情報を探して、じっくりと閲覧するユーザーが多い傾向にあります。
LINE NEWS DIGEST
LINE NEWS DIGESTでは、朝・昼・夕の1日3回、編集部が厳選したその日の重要なニュースや話題が配信されています。プッシュ配信でユーザーの手元に直接届けられるカジュアルさから、「重要なニュースだけは知っておきたい!」というユーザーに好評です。ユーザーが1回訪れるごとに、掲載コンテンツを閲覧している時間は、ニュースタブよりも短い平均5.4分となっています。
また広告メニュー「LINE NEWS DIGEST Spot」は、LINE NEWS DIGESTと同載されるため、ユーザーに違和感を与えず、通常の記事と同様にニュースとして「目に留まるトピック」であることが求められます。
そのため、「LINE NEWS DIGEST Spot」では、新商品の発売や新サービスの開始など、通常のニュース記事と同載されても違和感のない訴求内容であることを、掲載基準の一つとしています。
②ニュースを見に行く時の気持ち
ニュースを目にすることは、もはや日常。意識せずに見ているユーザーも、多いのではないでしょうか。しかし、アンケート調査の結果には「差」が見られました。
ニュースタブ
「ニュースタブ」の場合は、世の中の話題はもちろん、自分の興味分野の情報を求めて来るユーザーも多いことが特徴です。また特定のトピックに対して、新しいタブを設置して速報性を意識した情報や、地域への関連情報の発信を行っており、詳しく知りたいユーザーの要望に答えています。
LINE NEWS DIGEST
LINE NEWS DIGESTでは、「何かおもしろいことはないか」「特定のニュースを知りたい」など、話題性や時事的なニュースを求めるユーザーに加えて、「生活やくらしに役立つ情報」を求めるユーザーも多くなっています。特に生活に関わるようなトピックに対しては、正確な情報をリアルタイムに、LINE公式アカウント上で配信しています。
一目で比較、ニュースタブとLINE NEWS DIGEST
ここまで一通りご紹介してきた、ニュースタブとLINE NEWS DIGESTの特徴。最後に一目でわかるようにまとめてみました。
・LINE NEWSの使用頻度は、ニュースタブ、LINE NEWS DIGESTのユーザーともに、1日約2.4回
・スマホユーザー平均に比べて、ニュースタブ、LINE NEWS DIGESTのユーザーのほうが、ネットショッピングの購買意欲が高い
◯LINE NEWSに1回訪れるごとに掲載コンテンツを閲覧している時間
・ニュースタブ:平均時間は約6.3分。ユーザーが自分の興味関心のある情報を求め、じっくりと閲覧する
・LINE NEWS DIGEST:約5.4分とニュースタブよりは短め。「その日の重要なニュースは知っておきたい!」というユーザーから、カジュアルに読まれている
◯ニュースを見に行く時の気持ち
・ニュースタブ:自分の興味分野の情報を求めて来るユーザーが多い
・LINE NEWS DIGEST:話題性や時事的なニュースを知りたいユーザーが多い
ユーザーの目的に寄り添うLINE NEWS
ニュースタブ、LINE NEWS DIGESTは、個々人の目的や行動に最適化されたプラットフォームであり、ユーザーの生活と密接な関係を築いています。元々はコミュニーケーションツールとして開発された、LINEだからこそのサービス設計だと言えるでしょう。
さらには、様々なメニューを通じて、企業とユーザーの双方にとって価値のある情報接点を提供することで、コミュニケーションインフラとして多様な活用の可能性を秘めています。
LINE NEWSでは、クライアント企業の商材価値や新規性を"ニュース"として配信する広告メニュー「LINE NEWS DIGEST Spot」を提供しています。さらに広告配信後の接触ログをベースとした、ブランドリフト調査を実施できるオプションメニュー「ブランドリフトサーベイオプション」も。
詳細が記載された媒体資料は下記のリンクからご確認ください。
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