【Yahoo!広告 スクリプト】対象外キーワードの自動登録を活用!見込みユーザーへのリーチ拡大手法
Yahoo!広告 検索広告の運用において、広告効果を最大化するには見込みユーザーへのリーチを拡大する必要があります。その配信リーチを拡大する手法の一つが、検索クエリー(検索キーワード)の拡大です。これを効率的に実現するためのYahoo!広告 スクリプトの活用法を紹介します。
目次
検索広告の推奨事項
Yahoo!広告の効果を上げるための推奨運用手法「六連」において、広告効果を上げるための手法として推奨しているのが、見込みユーザーへの配信リーチを拡大するための配信する検索クエリーの拡大です。拡大の方法としては以下3つがあります。
●マッチタイプの拡大
●アクティブキーワード数の追加
●動的検索連動型広告の活用
「マッチタイプの拡大」では、「完全一致」で登録しているキーワードを「インテントマッチ※」「フレーズ一致」に変更したり、「フレーズ一致」で登録しているキーワードを「インテントマッチ」に変更したりすることで、現在の訴求内容に関連するニーズの取りこぼしを防ぐことができます。ただし、拡大した後も新規クエリーが常に発生する可能性があるため、定期的な対象外キーワードの登録が必要となります。
Yahoo!広告 スクリプト活用でできること
定期的な対象外キーワードの登録は手動でするには時間がかかり、定期的に決まった時間を捻出することが難しい場合もあります。そのような運用課題を解決するために活用いただきたいのがYahoo!広告 スクリプトです。
Yahoo!広告 スクリプトを活用いただくことで、例えば定期的に効果の良くない検索クエリーを精査し、対象外キーワードを登録、運用担当者へ自動通知するというような運用が可能です。
課題解決のための運用設定例
Yahoo!広告 スクリプトを活用した対象外キーワードの自動登録運用フローについて、課題の一例をもとに紹介します。
対象外キーワードの自動登録運用フロー
①対象外キーワード登録の条件を検討する
例)
インテントマッチで登録したキーワード「マンション リフォーム 費用」 の配信結果を確認すると、「マンション」を含まない検索クエリーにも広告表示されていることで広告効果が悪化していることが分かった。そのため、「マンション」を含まない検索クエリーを対象外キーワードとして追加することを検討
②精査する検索クエリーの条件をGoogleスプレッドシート(専用テンプレート)上で指定する
検索広告の対象外キーワードまたは対象外キーワードリストに、指定した条件に合致した検索クエリーを、Google スプレッドシート上に出力し、広告管理ツールに登録します。登録対象となる検索クエリーの登録までを一括して自動で行うため、用意されている専用テンプレートにて、1.「動作設定」の登録対象をスプレッドシートに出力「する」、登録まで実行「する」を選択してください。
また、2.「抽出条件」、3.[関連付け対象]についても適宜指定します。
③Yahoo!広告 スクリプトの設定・実行する
登録対象の検索クエリーを目検で確認してから登録することも可能です。その場合には、前述の②で、1.「動作設定」の登録対象をスプレッドシートに出力「する」、登録まで実行「しない」を選択してください。
上記設定で一度実行し、出力された検索クエリーをご確認後、問題がなければ、登録まで実行「する」に設定を変更し、2回目のスクリプトを実行することで登録が可能です。
Yahoo!広告 スクリプトの活用でより効果的な運用を
Yahoo!広告 スクリプトに関する情報は公式ページで提供中です。以下より最新情報をご覧ください。
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