[ターゲティング設定]を見直し、コンバージョン率を上げる
ターゲティング設定とは
ターゲティング設定は、指定した条件を満たす検索ユーザーに絞って広告を表示したいときに利用します。キャンペーン単位で設定できます。
ターゲティング設定によって、適切な検索ユーザーに適切な訴求タイミングで広告配信が可能になるため、コンバージョン率を上げやすくなります。また、コンバージョン率が低い検索ユーザーを見極めて配信を休止したり、コンバージョン実績のよい検索ユーザーへの広告配信をより強化したりするなど、全体のコンバージョン率を上げるための調整が可能です。
ターゲティング設定には、以下があります。- 地域ターゲティング
- デバイスターゲティング
- 曜日・時間帯ターゲティング
≫ターゲティングについて(ヘルプ)
それぞれのメリットと見直す際のポイントをご紹介します。
地域ターゲティング
メリット
「地域ターゲティング」を設定すると、指定した地域で利用している検索ユーザー、または指定した地域に関連する検索を行った検索ユーザーに絞って広告を表示できます。
実店舗への来店を促したり、サービスの対象地域が限られていたりするサービスの場合、地域ターゲティングで配信地域を絞ることで、不要なエリアからのクリックを減らし、顧客獲得単価を下げる効果が期待できます。
設定した「地域ターゲティング」をどう見直すか
地域ターゲティングを設定している場合、「地域別レポート」で地域ごとの実績を確認できます。
広告管理ツールの「広告管理」タブの中にある「レポート」タブから、「地域別レポート」を作成し、地域ごとのコンバージョン率を確認しましょう。このレポートから、どの地域に注力すべきかがわかります。コンバージョン率が低い地域は、広告の配信地域から外すことも検討しましょう。
デバイスターゲティング
メリット
デバイス、つまりPC、スマートフォン、タブレットなど、広告配信を行う端末を指定することで、そのデバイスを利用している検索ユーザーに広告を配信できます。
詳細についてはデバイスターゲティングよりご確認ください。
設定した「デバイスターゲティング」をどう見直すか
デバイス別の実績は、「アカウントレポート」から確認できます。広告管理ツールの「広告管理」タブの中にある「レポート」タブから、「アカウントレポート」をダウンロードして、デバイスごとのコンバージョン率を確認しましょう。
コンバージョン率が低いデバイスへの広告配信を見直すことで、全体のコンバージョン率を上げることが可能です。
曜日・時間帯ターゲティング
メリット
「曜日・時間帯ターゲティング」では、曜日または時間帯を指定して広告を配信できます。
時間帯は15分単位で設定でき、指定した時間帯で入札価格の増減を調整できます。調整の範囲は、設定している入札価格の10%~1,000%の間です。例えば、土日だけ入札価格を上げて掲載順位を高めたい、というように特定の曜日や時間帯で入札価格を調整したいたいときに便利です。
ただし、入札方法で自動設定を選択している場合は、曜日・時間帯ターゲティングの設定はできません。
設定した「曜日・時間帯ターゲティング」をどう見直すか
曜日・時間帯別の実績は、「アカウントレポート」から確認できます。
広告管理ツールの「広告管理」タブの中にある「レポート」タブから、「アカウントレポート」をダウンロードして、曜日、時間帯ごとのコンバージョン率を確認しましょう。
コンバージョン率の低い曜日や時間帯は、広告配信の停止や入札価格の調整などの見直しを行いましょう。
一般的に、B to Cの場合は、土日と夜間のコンバージョン率が高く、B to Bの場合は、平日と日中のコンバージョン率が高くなる傾向があります。「予算に余裕がないので、コンバージョン率のいい時間帯に絞って広告を配信する」など、あなたのアカウントに適した広告配信を考えてみましょう。
ご注意:ターゲティングの精度(正確性)は弊社によって保証されるものではなく、選択した設定およびその他の要素によって精度が異なる場合があります。
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写真提供:アフロ
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