運用テクニック
公開日:2020.04.10
動的検索連動広告(DAS) 新規ウェブページ指定方法について
検索広告
動的検索連動型広告(Dynamic Ads for Search、以下DAS)とは
動的検索連動型広告(DAS)とは、通常の検索広告と異なり、キーワードの入稿や広告タイトルを作成する必要がありません。あらかじめ、指定したWebサイトのコンテンツと関連性の高い検索キーワードに対して、広告のタイトルを自動的に生成して配信できる機能です
従来の運用では網羅しきれなかったキーワードから新たに誘導を獲得し、サイトへの流入数増加が期待できます。例えばECや旅行、不動産、求人など、キーワード数が膨大で人の手ではカバーしづらいような情報量の多いサイトでは特におすすめです。
- 対象のウェブページをクロールした情報から、タイトルを自動生成
- キーワードの入稿をせずに、検索クエリーと関連性のあるウェブページをランディングページとした広告が配信されるため、少ない工数で運用可能
- システムで関連性を判断するため、今まで気付かなかった検索クエリーで広告が表示可能
動的検索連動型広告(DAS)ご利用のメリット
「動的検索連動型広告(DAS)」には主に5つのメリットがあります。
1. サイトへの流入拡大
入稿済のキーワードでは網羅しきれなかった検索クエリーに対しても広告が掲載され、サイトへの流入が見込めます
2. 工数の節約
商品/サービス毎のキーワードや入札単価、広告文の設定が不要になります
3. タイトル自動生成
サイトと関連性が高い語句で検索されると、その検索クエリーなどを利用して、関連性の高いタイトルを自動生成します
4. 柔軟な管理
サイト全体を広告掲載対象にふくめる、または特定のページのみを指定することが可能です
5. 広告の自動更新
入稿されているURLのサイトが変更されると、広告の内容も併せて最新状態に保たれます
入稿から配信の流れ
動的検索連動型広告(DAS)の入稿から配信までの流れです
1. 入稿
プロモーション対象のウェブページを入稿
ページフィード | 対象のURLをすべて入稿(例:https://www.sample.com/aaa/) |
---|---|
ドメイン全体 | ドメインのみ入稿(例:sample.com) ドメイン配下すべてを対象に指定 |
ドメイン全体とページフィードを併用 | ドメインとフィード両方を入稿し対象ページを指定 |
2. クロール
入稿されたウェブページをクロールし、情報を取得します
3. 広告を配信
ユーザーが検索した検索クエリーと②の取得情報に関連性がある場合、動的検索連動型広告を配信
新規ウェブページ指定方法の試験提供について(2020年4月14日)
2020年4月14日より、対象のウェブページの指定方法である「ドメイン全体」および「ドメイン全体とページフィードを併用」の試験提供を開始いたします。
≫関連ヘルプ:対象指定時の「ドメイン全体」について試験提供にあたって
- 提供ツール:広告管理ツールのみ
- 提供範囲:すべての広告主さま
- 目的:審査面などの総合的な確認
(試験状況により、配信停止をする場合がございます)
対象サイト
クロールが問題なくできるサイト
提供開始時期/期間
2020年4月14日(火)?夏頃(予定)
※試験状況などにより変更になる場合があります。正式提供は2020年夏頃予定
各指定方法の利用イメージについて
クロール対象にしたいウェブページが明確な場合や、多くのページをクロールしたいなどの目的によって、指定方法法が異なります。以下、参考にして下さい。
指定方法 | 詳細 |
---|---|
ページフィードのみを利用 | 対象のURLを入稿 クロール対象にしたいウェブページが明確な場合 |
ドメイン全体 | ドメイン全体を指定することで、配下のページすべてがクロール対象になるため、運用負荷が削減されます より多くのページをクロール対象にしたい場合 |
ドメイン全体とページフィードを併用 | クロール対象のウェブページをより多く、かつ、明確にクロール対象としたいウェブページある場合 |
「動的検索連動広告 新規ウェブページ指定方法の試験提供のご案内」資料ダウンロード
ご利用にあたっての注意点、操作方法、配信されない場合の確認事項など、「動的検索連動広告 新規ウェブページ指定方法の試験提供のご案内」に関する詳細な資料は、以下はダウンロードからお申し込みください。
≫資料ダウンロード
※注意事項
- 掲載している内容はページ作成時点の情報です。機能や仕様は予告なく変更される可能性がありますので、ご了承ください。
- 例示している画面はイメージです。
- 例示している組織・団体名、数字は架空のものです。
写真提供:アフロ
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