「新しい流入」が期待できる動的検索連動型広告を設定しよう
「忙しくて広告運用に手が回らない」
「適切なキーワードとタイトルが分からない」
このような悩みは、「動的検索連動型広告」で解決できます。
「動的検索連動型広告」とは?
「動的検索連動型広告」とは、広告主様があらかじめ設定したURLを元に、そのURLのコンテンツと関連性の高い検索キーワードに対してタイトルを自動生成して配信される広告です。
インターネットユーザーの検索キーワードは常に変化しています。検索広告にもこれを反映していくことが大切です。調査した結果、過去6カ月に検索されたことのない新規検索語句の割合は33.1%でした(2017年9月/弊社調べ)。ユーザーの検索語句は日々移り変わっています。このことから一度登録したキーワードで半永久的に良い広告効果を維持することは非常に難しいと考えられます。それを解決するのが動的検索連動型広告です。
今までリーチできていなかった検索キーワードからもユーザーを呼び込め、また皆様の商材やサービスにあった広告であるためユーザーの誤認識が少なく、ウェブサイトへの流入数の上昇が期待できます。加えてキーワードを入稿することなく、検索内容と関連性のあるページに誘導できるため運用にかかる手間と時間を削減できます。
「動的検索連動型広告」の5つのメリット
動的検索連動型広告には主に5つのメリットがあります。
- ウェブサイトへの流入数増加(クリック率の上昇)
今まで網羅しきれなかった検索キーワードに対して広告が掲載され、かつ関連性の高いタイトルで広告が表示されるため、ユーザーが探している情報とのズレが生じにくくなります。広告配信量が増え、ウェブサイトへの流入増加が期待できます。
また、動的検索連動型広告のリリース後の2018年6月に弊社が複数アカウントで行った調査結果によると、標準キャンペーンに比べクリック率(CTR)は約2.5倍アップ、クリック単価(CPC)は約6割ダウン、コンバージョン単価(CPA)は約4割ダウンしたという結果が出ています(*1)。
- 広告運用の時間短縮
キーワード選定の必要がなく、広告運用業務の手間と時間が短縮されます。
- タイトルの自動生成
ウェブサイトと関連性が高い語句で検索されると、その検索語句等を利_して関連性の高いタイトルを自動で生成します。
- 柔軟な管理
ウェブサイト全体を広告掲載対象に含める、または特定のページのみを指定するなど、柔軟な管理が可能です。
- 広告の自動更新機能
入稿したURLのページが変更されると、広告内容が自動で最新情報に更新されます。
※リアルタイムではありません
「動的検索連動型広告」が特に効果を発揮するウェブサイトは?
EC、旅行、不動産、エンタメ、美容、人材、通信などの情報量が豊富で多くの商品を取り扱うウェブサイトなどで自動化によりその効果を発揮します。
また下記のいずれかに当てはまる場合は、特に動的検索連動型広告が効果的です。
- 「部分一致」等のマッチタイプでカバーしきれていないユーザーに配信したい
- ウェブサイトの情報が豊富で、多くの商材を扱っている
- 品数が多く、商品の型番の全てをキーワードとして登録できない
- 運用実績がなく、新規のサービスである
反対に、以下に当てはまる場合は動的検索連動型広告には適合しない場合があります。
- 広告文を自らの手で作成したい、または管理したい(タイトルが自動で作成される)
- サービス規模が小さく、商品数も少ない(自動化の恩恵が少ない)
- 掲載されるコンテンツが頻繁に変わる(更新内容が直ちに反映されるとは限らない)
- Flashコンテンツや画像などで構成されている(内容を自動で取得できない)
- IDやパスワードなどでログインしないと情報を確認できない(内容を自動で取得できない)
- リダイレクトしているURLである(内容を自動で取得できない)
広告運用の4つのポイント
- 「対象外キーワード」を設定しましょう
キーワードの網羅性が_いということは、広告主様が意図しないキーワードで配信される可能性が少なからずあります。「対象外キーワード」を設定し、好ましくないキーワードは除外することがポイントです。
≫対象外キーワードツール(ヘルプ)
≫対象外キーワードリストを作成・編集する(キャンペーンエディター)(ヘルプ)
- 配信優先度をふまえた入稿をしましょう
動的検索連動型広告を設定していない(標準)キャンペーンで登録されているキーワードと完全に一致するキーワードが検索された場合、標準キャンペーンが優先的に配信される可能性があります。
広告効果が良い場合など積極的に配信したいキーワードは標準キャンペーンに「完全一致」で登録を検討し、動的検索連動型広告は_主的に発_することができないキーワードで配信を狙うなど、目的に応じてキャンペーンごとに入稿しましょう。
ただし標準キャンペーンに完全一致で登録する場合は以下の点にご注意ください。
- 適合する広告を準備する必要がある
動的検索連動型広告の場合は入稿したページのコンテンツと関連性の高いタイトル・最終リンク先URLを自動生成(自動設定)しますが、標準キャンペーンでは一からの作成が必要です。
- Yahoo! JAPANでの検索回数が少ないキーワードの場合、広告が掲載されない可能性があります。
- 登録するページ内容に応じたアカウント構成を考えましょう
動的検索連動型広告は、設定したURL内の情報から適合する検索キーワードを判断して配信します。ページ内容に応じたキャンペーン・広告グループ構成にすることで、 ページURLや検索キーワードの管理がよりスムーズになります。
- 広告配信開始後、PDCAサイクルを回しましょう
広告配信後も配信された検索キーワードの実績を_直し、効果のよいキーワードは定期的に標準キャンペーンへの追加を検討したり、反対に効果が芳しくない場合は対象外キーワードに登録したりと見直していくことが重要です。
また設定するURL(ページ)の中身も大事です。ページ内の情報を自動で取得するのが動的検索連動型広告です。そのためページ内の作り込みができているかも確認しましょう。
設定方法
動的検索連動型広告の設定方法は「キャンペーンの作成(動的検索連動型広告キャンペーン)」(ヘルプ)をご覧ください。
設定方法さえ覚えれば簡単に入稿できるのが動的検索連動型広告です。ぜひご活用ください。
設定する上で特にご注意いただきたい2カ所
- 1.ページフィード作成時に「ページURL」が未設定ではありませんか? ページURLをアップロードする必要があります。ページURLは[ページフィード管理]ボタンを押し、表示されたメニューから「アップロード」を選択することでアップロードできます。
- その後表示されるページフィードのアップロードの下「ページフィードをアップロードする際は、ページフィードのテンプレート(CSV)をご利用ください」の
「ページフィードのテンプレート(CSV)」をクリックするとテンプレートがダウンロードできます
- 。
- ページURLが未設定の場合はツール一覧のページフィードで「配信先未設定」とエラーが出ます。
- 詳しい設定は
- をご覧ください。
- 2.広告グループのターゲット設定(配信)を選択していますか 動的検索連動型広告の広告グループには「ターゲット設定(配信)」を登録する必要があります。
- 配信対象のターゲット設定がされてない場合は広告グループ作成の基本情報、ターゲット設定(配信)項目で上記のエラーが出ます。入力必須項目になっていないためご注意ください。
- 詳しい設定は
- をご覧ください。
※注意事項
- 掲載している内容はページ作成時点の情報です。機能や仕様は予告なく変更される可能性がありますので、ご了承ください。
- 例示している画面はイメージです。
- 例示している組織・団体名、数字は架空のものです。
写真提供:アフロ
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