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運用テクニック 公開日:2021.08.19

【成功事例から読み解く】新規リーチに対して最適な入札を実現する方法

検索広告

自動入札×マッチタイプ拡大×レスポンシブ検索広告

『自動入札』『キーワードのマッチタイプ拡大』『レスポンシブ検索広告』を組み合わせてご実施いただき、パフォーマンス改善した事例をご紹介いたします。

アカウントのパフォーマンスを最大化するためには、各機能単位ではなく全体を見据えて導入を進めることがカギとなります。

入札戦略キーワードクリエイティブ
自動入札 マッチタイプ拡大 レスポンシブ検索広告
「コンバージョン単価の目標値」の導入が推奨。 部分一致やフレーズ一致を利用し
マッチタイプを拡大、新規検索クエリーへリーチができる状態に整備する。
これまでリーチできなかった検索クエリーに対して、訴求を行う。

組み合わせて導入することで得られる効果・メリット

※「クエリー」とは、膨大なデータベースの中から特定の情報を抽出するため、検索時に使用するキーワードのことを指します。検索広告では、インターネットユーザーが検索したキーワードのことを「検索クエリー」と呼びます。

事例:通信関連業種におけるご活用事例

<コンバージョン単価低下・コンバージョン数増>

自動入札「コンバージョン単価の目標値」を利用し、レスポンシブ検索広告配信開始後にパフォーマンス改善した事例です。

レスポンシブ検索広告の配信開始直後は大きなパフォーマンス変動がなかったものの、日数が経過し自動入札およびレスポンシブ検索広告の最適化が進んだことで、レスポンシブ検索広告の配信開始から2週間後の段階で、配信前と比較してコンバージョン単価は24%低下、コンバージョン数が25%増加した。


<効果①:コンバージョン単価減、コンバージョン数増>

※RAS=レスポンシブ検索広告

※2021年5月~6月期間における自社調査
※RASを入稿しており、期間中に予算および入札変更を行っていない広告グループにおける調査

<コンバージョンに至ったクエリー数が増加>

完全一致以外(フレーズ一致・部分一致)の利用割合が高い広告グループでレスポンシブ検索広告を入稿した結果、コンバージョンに至ったクエリー数が大きく増加。レスポンシブ検索広告配信開始後1週間?2週間でのパフォーマンス改善においては、完全一致以外のマッチタイプでの新規コンバージョン増加が大きく寄与しました。


<効果②:コンバージョンに至ったクエリー数が増加>

※RAS=レスポンシブ検索広告

※期間内にコンバージョンが1以上発生したクエリーを「コンバージョン発生クエリー」と定義
※RAS配信前1週間の検索クエリー数総計を100%として算出
※2021年5月~6月期間における自社調査、<効果①>の調査対象と同一の広告グループ


<新規クエリーでのコンバージョン獲得が増>

配信開始後のコンバージョン発生クエリーを調査。拡大テキスト広告のみでコンバージョンに至った検索クエリーを100%とすると、レスポンシブ検索広告のみでコンバージョンに至ったクエリーは48%。レスポンシブ検索広告を入稿して新規のリーチが広がることで、拡大テキスト広告では獲得に至らなかった新規クエリーでのコンバージョン獲得につながった。


<効果③:新規クエリーでのコンバージョン獲得>

※RAS=レスポンシブ検索広告

※レスポンシブ検索広告配信開始後1週間?2週間のデータ
※2021年5月~6月期間における自社調査
※効果①、効果②における調査と同一の広告グループを対象

ポイント

  • 自動入札・完全一致以外のマッチタイプ活用・レスポンシブ検索広告を組み合わせて活用することで、新規リーチに対して最適な入札を実現し、パフォーマンスの最大化が期待できます。
  • 完全一致以外のマッチタイプでのご利用割合が高いと、レスポンシブ検索広告配信による新規クエリーでの獲得につながる可能性が高まります。
  • 自動入札は、パフォーマンスに応じて目標値を調整することでさらなる成果改善につながる場合があります。

各機能について

自動入札

「自動入札」は、キャンペーンの種類や広告掲載の目標に応じて、適正な入札価格を自動的に調整する機能です。過去の実績や予測値をもとに、目標とする指標に合わせてキーワードの入札価格が自動的に調整されます。

≫自動入札について:「自動入札」で目標に合わせて入札価格を自動で調整
≫設定方法:キャンペーンにおける入札方法の設定について

キーワードのマッチタイプの拡大

インターネットユーザーが検索するキーワードは日々変化をしており、検索クエリーの予測を全て人が行うことは不可能です。そこで、キーワードのマッチタイプを部分一致やフレーズ一致に拡大することで、ユーザーの取りこぼしを防ぐことができます。

部分一致やフレーズ一致を利用して配信を拡大したら、レポートを確認しながら不必要なキーワードは対象外キーワードに登録することでより効果的な運用が可能となります。

≫変化する検索クエリーへの対応策をご紹介
≫マッチタイプを見直す

レスポンシブ検索広告

タイトル・説明文を構成するテキスト(アセット)を複数入稿すると、アセットを自動的に組み合わせてさまざまな広告文のテストが行われ、最適な広告が掲載されるようになります。


≫【運用初心者にも安心】レスポンシブ検索広告の概要から推奨運用手法まで

レスポンシブ検索広告の導入にお困りなら

ヤフーの専門スタッフが無料で設定まで対応する『広告設定まるっとおまかせサービス』のご利用がおすすめです。新機能のレスポンシブ検索広告の作成・入稿も無料で設定代行いたします。

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※注意事項

  • 掲載している内容はページ作成時点の情報です。機能や仕様は予告なく変更される可能性がありますので、ご了承ください。
  • 例示している画面はイメージです。
  • 例示している組織・団体名、数字は架空のものです。

 

 

写真提供:アフロ

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