メインコンテンツに移動
運用テクニック 公開日:2024.01.30 更新日:2024.01.30

運用改善の打ち手に!検索広告の成果を改善・最大化するアクションとは?

Yahoo!広告 検索広告

広告の有効性を活用して、広告のパフォーマンスを最適化

検索広告の成果を上げるために、最も重視しているのはどの指標ですか?


広告運用中に確認する指標は、インプレッションやクリック数、コンバージョン率やCPA(顧客単価)などさまざまあり、それぞれが相互に作用しています。

 

投資した広告費用に対して、得られる成果を最大化することは非常に重要です。
そこで今回は、検索広告の各指標の成果改善と組み合わせて活用することで、より広告改善につなげることができる新たな指標「広告の有効性」についてご紹介いたします。
 

広告の有効性とは?活用メリットは?

「広告の有効性」とは、レスポンシブ検索広告が効果的なパフォーマンスが期待できる設定になっているかどうかを確認できる指標です。

 

広告の有効性では、設定している広告が効果的なパフォーマンスが期待できる設定内容かを『非常に高い』『高い』『平均的』『低い』の4段階で表示します。
広告の有効性が高いほど、広告のパフォーマンスを最大化できるので、広告の成果指標改善とあわせて、この有効性の改善アクションも行うことで成果の最大化が狙えます。
 

有効性を上げるアクションとは?

1.    できるだけ多くのアセット(タイトル・説明文)を入稿する
2.    独自性の高い内容のアセットを追加する
3.    「表示位置の固定」の設定を解除する
4.    キーワードと関連したアセットを追加し関連性を高める
 

1.できるだけ多くのアセット(タイトル・説明文)を入稿する

パフォーマンス最大化の為、最初から最大件数の入稿をできる限り実施してください。

例えば、アセットを15件入稿すると、広告1本あたりのインプレッション数・クリック数はいずれも最大化する傾向です。

 

※Yahoo! JAPAN調べ:2022/8/1~8/7期間において配信された、全レスポンシブ検索広告の実績を対象とし、広告1本あたりの実績平均値を比較
※レスポンシブ検索広告のアセット3件入稿時のパフォーマンスを100%として指数化

2.独自性の高い内容のアセットを追加する

類似する要素を最小限に留めて、独自性のあるアセットへ切り替えて訴求要素を増やしたことで、パフォーマンスが改善しました。


独自性の高い組み合わせ総数が増えて、検索ニーズにマッチした配信が増えたことでコンバージョン(CV)数は180%、獲得単価(CPA)は80%になるなど、すべての主要指標で改善が見られました。

 

独自性の高い内容のアセットを追加する

 

 

アセット改善の考え方イメージサンプル

 

アセット(タイトル)で重複や類似する訴求要素を色分け(独自性のある訴求要素は無色)して、追加要素を赤文字にして、改善前後の訴求要素の変化を可視化しています。

 

アセット改善の考え方イメージサンプル

3.「表示位置の固定」の設定を解除する

表示位置の固定は、広告掲載基準で表示記載が定められている内容がある場合など、必要な場合のみの利用を推奨しています。


表示位置の固定を設定した場合、その位置には固定したアセットのみが表示されます。
より多くの組み合わせが生成されるようにするため、表示位置の固定の利用は検討しましょう。
 

4.キーワードと関連したアセットを追加し関連性を高める

キーワードのテキストを見出しと説明文に含めます。広告の関連性は、キーワードの挿入やアドカスタマイザーを活用することで高めることもできます。

 

組み合わせて利用して、さらに効果を高めましょう。
 

 

>レスポンシブ検索広告で待望のアドカスタマイザーが利用可能に!

 

また、レスポンシブ検索広告には、広告表示オプションを関連付けできます。広告の構成要素ではカバーできない多彩な情報や、特定ページへのリンクを追加し、さらにクリック率などの効果指標改善に役立てましょう。
 

>広告表示オプションとは

 

有効性の確認方法

広告の有効性はレポートで確認できます。レポート作成時に広告の有効性の指標(高い・平均的など)でフィルターも可能です。

 

新しい広告管理ツールの場合:レポート・テンプレート作成時の項目から選択します。

従来の広告管理ツールの場合:「広告レポート」を選択し、オプション項目の「広告の有効性」を追加します。

まとめ

広告指標に改善余地があるかどうかを判断する方法は以下ロジックツリーからご確認ください。

 

この広告指標の改善と組み合わせて広告の有効性を高めることで、広告成果の最大化を目指しましょう。

 

>ロジックツリー

この情報は役に立ちましたか?