STEP3 効果効率|Yahoo!広告推奨運用手法「六連」
Yahoo!広告の効果を上げるための運用手法「六連」。広告運用における重要なステップとKPIを6パートに分類し、広告効果を上げるための運用手法をご紹介します。
「STEP1 基盤構築」、 「STEP2 最適入札」に続く「STEP3:効果効率」では、パフォーマンス向上のために配信する検索クエリーの最適化やターゲティング機能の活用、より効率的な配信のため、リーチ拡大実施後にも配信する検索クエリーの最適化を行います。
効果効率に影響を与える設定とは?
現在の検索マーケットにおいて、最大のパフォーマンスを発揮するためには、効果効率に影響を与える設定が重要です。
基盤構築→最適入札が実施できている前提で、無駄な配信の回避と、効率の良い設定が効果効率におけるポイントです。
効果効率のポイント
- サイトリターゲティング未導入のキャンペーン(特に自動入札活用キャンペーン)に導入し、配信効率化を図る
- 対象外キーワードを登録して不要な広告表示を減らし、お客様のサイトの内容と関連のある検索に的を絞って広告を表示できているかを確認する
サイトリターゲティングのメリット
サイトリターゲティングを活用することで、狙ったユーザーに対するリーチ効率を高めることができます。自動入札(※)をご利用の場合は、シグナルのひとつとしてサイトリターゲティングリストを読み込むため、自動でパフォーマンスに即した調整が可能です。
サイトリターゲティングの活用イメージ
競合性が高いキーワードは、コンバージョン獲得の期待が大きい反面、CPCが高騰しやすい傾向にあります。サイト訪問ユーザーに対して入札を強化することでオークションの勝率を高め、効率的な配信を狙います。
配信設定による2つの配信パターン
配信ボリュームが少ない場合は、思い通りの設定になっているかご確認ください。
対象外キーワードのメリット
対象外キーワードを設定すると、その語句を含む検索キーワードでは広告が表示されなくなります。
対象外キーワードを活用することで効果の良くない検索への広告表示や不要な広告表示を減らし、お客様のサイトの内容と関連のある検索に的を絞って広告を表示できます。
対象外キーワードのマッチタイプ
対象外キーワードのマッチタイプには以下の3種類があります。内容をご確認の上、最適なマッチタイプを選択してください。
対象外キーワード登録とキーワードの停止
配信する対象を細かく調整するためには、検索クエリーの対象外キーワードの登録を推奨します。
対象外キーワード_自動運用ルールの活用(設定例)
対象外キーワードの登録にあたっては、自動運用ルール設定によって工数の削減が期待できるため、活用をご検討ください。
参考:自動運用ルールの設定イメージ
対象外キーワードは、アカウントの許容できる実績範囲を定めて、ルール化して設定いただくことを推奨します。下記のルール設定をご参考にしてください。
考え方:コンバージョン数0件、クリック数一定以上を除外することでコンバージョン率が低い検索クエリーを除外
STEP3 効果効率まとめ
- インプレッション分散を防ぐ
不必要なエンティティ分けをしない、ユニーククエリー率100%を目指す - サイトリターゲティングを設定する
自動入札設定時は必ず設定をする - 対象外キーワードを活用する
定期的なキーワードメンテナンスを実施する
効果効率に関するより詳しい内容は検索広告 推奨運用資料の p50~p62をご確認ください。
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※注意事項
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- 例示している画面はイメージです。
- 例示している組織・団体名、数字は架空のものです。
写真提供:アフロ
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