メインコンテンツに移動
ガイドライン・広告品質 公開日:2021.07.20

広告品質の健全化に向けて~広告審査認定パートナーの取り組み

Yahoo!広告

ヤフーの広告審査認定パートナーをご存じでしょうか。これは日頃よりYahoo!広告の掲載基準を遵守し、透明性の高い広告出稿をしていると認められているパートナーの呼称です。

今回ご紹介する株式会社デジタルアイデンティティは、2021年上期にYahoo!広告 検索広告とYahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)の両方で唯一の広告審査認定パートナーに認定されました。同社の沖本 一生氏と佐藤 奈緒子氏にヤフーの広告審査認定パートナーである意義やパートナーを維持するための取り組みについて、話を聞きました。

※現在、広告審査認定パートナーは、検索広告では株式会社デジタルアイデンティティを含め5社、ディスプレイ広告(運用型)では、株式会社デジタルアイデンティティ1社

広告品質が保たれていることの証

ー今期(2021年上期)、検索広告とディスプレイ広告(運用型)の両方で「広告審査運用パートナー」に認定されたのは貴社だけでした。率直なご感想をお聞かせください。

  • 株式会社デジタルアイデンティティ 
    Ad Strategy Div. テクニカルマネージャー
    沖本 一生氏

沖本氏:担当業務である広告運用の領域において、弊社ではユーザーにとって利便性の高い情報を発信することだけでなく、配信する広告の品質を特に重視しています。今回、検索広告とディスプレイ広告(運用型)の両方で唯一パートナー認定されたということは、大変名誉なことだと感じています。

佐藤氏:この認定を受けることは、弊社の広告品質が保たれていることの証明であるのと同時に、最終的にクライアントとユーザーを守ることにつながると考えているため、代理店としても一広告運用者としても嬉しいです。

メリットはPDCAの回しやすさ

ヤフーの認定パートナーであることのメリットをどのようにお考えですか。

佐藤氏:この認定を受けたことでの恩恵は大きいと感じています。一番は、審査スピードが飛躍的向上したことです。審査スピードが向上することでPDCAを回しやすく、早期に顧客の課題の解決に繋げられますし、急なご要望にもお応えすることが可能となっています。また、ヤフーの営業担当やYahoo!広告のお問い合わせ窓口にて密なコミュニケーションをとらせていただいており、このような人的サポートがあることで、クライアントからのご相談の機会も徐々に増えているように思います。

沖本氏:昨今広告内容の透明性が求められている中で、「認定パートナー」という広告審査水準の高さに対して客観的な評価をいただけたことは、代理店として一番のメリットかなと感じます。また、広告審査面においては、ヤフーのご担当者との円滑なコミュニケーションにより、社内のナレッジが増えていることも大きな利点だと捉えています。

パートナーであり続けるための努力

―広告審査認定パートナーを継続することは大変だと思いますが、貴社ではパートナー認定を受けるためにどのような取り組みをされていますか。また今後どのような取り組みをお考えですか。

沖本氏:認定パートナーを継続するためには日々の積み重ねが最も大事だと思っています。社内における認識の水準を高めていくために、Chatwork※というツールを使って知見を共有できるようにしています。また、薬機法に特化したグループを作成したり、広告審査関連の更新情報がある場合には、社内でその都度勉強会を開催しています。ヤフーのご担当者にも以前弊社の掲載事例を使用して、薬機法についてのセミナーを実施いただいたこともあります。今後も引き続き、勉強会の開催など、社内での情報共有の場を作っていく予定です。

  • 株式会社デジタルアイデンティティ 
    Ad Strategy Div. シニアアドプランナー
    佐藤 奈緒子氏

佐藤氏:パートナー認定を維持することは大変だと感じていますが、広告運用の観点でいうと、PDCAを回しやすくなるのが一番のメリットだと思っていますので、次回も引き続き、広告審査認定パートナーとして認定されるよう尽力したいです。そのためには、広告に関するナレッジを社内で根付かせて、共有する場をさらに強固で最新なものにアップデートしていく必要があると感じます。それに加えて、今後はクライアントに成果という形でお返しできるような勝ちパターンを可視化できるようにしたいです。

ー最後にこの広告審査認定パートナーは貴社にとってどのような存在でしょうか。

沖本氏:ユーザー目線で厳しく実施されているヤフーの広告審査において、広告認定審査パートナーに認定されたことは広告に対する各種コンプライアンスに対して高い自社審査水準を保っている証明になっていると思っています。弊社としても広告品質を高めていくということを重要視しているため、高い審査水準を保つために欠かせないと考えています。

佐藤氏:弊社は運用型広告に強みがあり、広告運用パートナーをYahoo!マーケティングソリューション パートナープログラムが発足して以来連続取得してきた経緯もございますが、同時に広告審査認定パートナーであることに、運用者目線で非常にメリットを感じているため、継続してパートナー認定を受けたいという意識が強いです。その他にも、細かい話になりますが弊社の2022年度の新卒採用の際に、弊社を選ぶ理由の一つとして「ヤフーの認定パートナーだから」という声が上がっていたと聞きました。そういう意味でもぜひこのプログラムを継続していただきたいです。

ヤフーは広告審査運用認定パートナーとも連携し、広告サービス品質向上のために、今後もさらなる取り組みを進めてまいります。詳細についてはこちらをご覧ください。


  • 沖本 一生氏

    株式会社デジタルアイデンティティ 
    Ad Strategy Div. テクニカルマネージャー

    外資系デジタルマーケティングエージェンシーで広告運用Div.の統括を経て、2018年デジタルアイデンティティに入社。デジタル広告運用メインとする部署の九州支社でオペレーション部署のマネジメント業務を担当。同社にてデジタルマーケティング業務を担当するかたわら、ウェブ解析士協会で数少ないウェブ解析士マスターとして講師を務める。

  • 佐藤 奈緒子氏

    株式会社デジタルアイデンティティ 
    Ad Strategy Div. シニアアドプランナー

    2018年デジタルアイデンティティ入社。恵比寿本社にて、既存顧客の改善や新規顧客に対するデジタル領域全般のプランニング・アカウント運用など、広告運用全般に携わる。


※国内で利用されているビジネスチャットツール

※当記事は2021年6月の情報をもとに構成しています。掲載内容、所属団体、部署名、役職名などは、取材時のものです。
文責:中井美絵(ヤフー株式会社)

関連タグ:
#インタビュー

この情報は役に立ちましたか?