- ホーム
- コラム
- Webマーケティング入門
- 美容室の集客にはWeb広告が効果的! 新規来店・リピート増を成功させる方法
美容室の集客にはWeb広告が効果的! 新規来店・リピート増を成功させる方法
激戦地区だと、近隣に何店舗も並ぶことのある美容室。価格やメニューなどで工夫をしてもなかなか来店客が増えない場合、どのようなインターネット集客が考えられるでしょうか。
ここでは、美容室経営者におすすめのインターネット集客方法についてまとめます。
美容院のリスティング広告(検索広告)
美容院の集客にWeb広告が最適な理由は?
美容院の集客にWeb広告が適している理由として、美容室を探す際に多くの人がWeb検索を使用していることが挙げられます。集客のためには自店舗の存在を知ってもらう必要がありますが、チラシや看板などオフラインの集客手法ではアプローチできる人数に限りがあります。一方Web広告なら、近隣地区の美容院を探している人へ幅広いアプローチが可能です。
競合他社が多い美容院は、他店との差別化も図らなければなりません。自店舗の特徴やメリットを伝えるWeb広告を出稿すれば、美容院の激戦区でも効率のよいアプローチができます。
リスティング広告(検索広告)のメリット
美容院のインターネット集客で押さえておきたいのが「リスティング広告(検索広告)」です。リスティング広告とは、GoogleやYahoo! JAPANなどの検索サイトでキーワード検索したときにページ上部に表示される広告のことで、クリックされると自社ページへと誘導できます。「美容院に行きたい」「近くの美容院を探したい」といったニーズのあるユーザーにアプローチできるということです。
また、リスティング広告ではキーワードだけでなく地域(市区町村レベル)での絞り込みも可能で、美容院に通いやすくリピーターになりやすい近隣住民への広告としても活用できます。地域密着型の美容院にとっても効果的な販促になるでしょう。
美容院のリスティング広告(検索広告)で押さえておきたいキーワード
美容院
リスティング広告を出す際は「どんなキーワードで検索されたときに広告を表示するのか」を考えなければなりません。
美容院が押さえておきたいキーワードはやはり「美容院」です。しかしそれだけだとあまりにも検索数が多いため、競合が多いうえに広告単価も高くなり、表示される確率が下がってしまいます。そのため「美容院」以外のキーワードも掛け合わせる必要があります。
エリア名(最寄り駅、市町村)
おすすめなのは、軸となるキーワード「美容院」にエリア名を掛け合わせることです。「美容院 最寄り駅名」や「美容院 市町村名」など「美容院 エリア名」にして絞り込み、美容院に来店しやすい近くのユーザーに広告を表示させるようにしましょう。
市町村名と最寄り駅名の両方を入れて3語にしてもいいですが、検索数が少なくなるためあまり多くしないほうが理想的です。
人気のメニュー名
最寄り駅がターミナル駅などで競合が多い場合は「美容院 カラー エリア名」「美容院 カット エリア名」などにして絞り込むのもひとつの方法です。その場合、人気があるメニューや自信のあるメニューをキーワードに盛り込むといいでしょう。
価格がリーズナブルなら「美容院 安い エリア名」など、メニュー以外の強みをキーワードにするのもおすすめです。
美容院におすすめのWeb集客方法4選
①検索・予約サイトを利用して集客する方法
美容院をインターネットで検索して探す人はとても多いですが、たくさんの美容院があるなかで自社のホームページを直接見つけてもらうのはかなり難しいです。また、自社のホームページからお客様を呼びこむには予約システムも導入しなければならず、時間もコストもかかります。
多くの人が利用している美容院検索・予約サイトに登録して掲載したほうが見つけてもらいやすく、コストパフォーマンスも高いでしょう。写真やブログ記事を掲載できる検索・予約サイトもあり、施術内容や店内の雰囲気などをお客様に知ってもらえるのもメリットです。
こういった検索・予約サイトを活用することで簡単にWeb予約を受け付けられるようになるので、営業時間中に電話対応する手間が減り、予約の取りこぼしを防いだり業務効率化したりといったメリットも生まれます。
②SNSを運用して集客する方法
検索・予約サイトはメリットも多くありますが、大手の美容院検索・予約サイトは競合が多く差別化するのが難しいという難点もあります。そこで、自社のSNSアカウントを作成・運用し、集客ツールとして活用しましょう。
美容院の集客には、施術内容やヘアスタイルの仕上がりを知ってもらえるように写真や動画をメインとしたSNSが適しています。ハッシュタグを付けたり動画のサムネイル画像を工夫したりして、ユーザーの目にとまりやすい投稿を目指しましょう。
お客様にSNS投稿を促す
美容院検索・予約サイト以外でも、お客様からの口コミを集めることが重要です。特に新規顧客は美容院の雰囲気がわからないため、口コミから評判を確認する場合が多いでしょう。
美容院検索・予約サイトは美容院がチェックしやすいため悪いコメントは書きにくいですが、自由にコメントできるSNSは本音を書きやすいという特徴もあります。また、来店した顧客の友人(=同属性の人物が多いと考えられる)に訴求しやすいというメリットもあります。あえてSNSで検索して口コミを調べる人もいるので、美容院側からお客様にSNS投稿を促す施策が求められます。
口コミによる特典を用意することでSNS投稿を促すことが可能です。席やトイレに「SNSで口コミ投稿してくれたお客様にはトリートメントをサービス」「お会計5%オフ」といったポップやチラシを用意して、その場ですぐSNS投稿したくなる施策をおこなうといいでしょう。
口コミサイトで感想を書いてもらう
先述のとおり、新規顧客は口コミを参考にするケースが多いです。そのため、SNSだけでなく、口コミサイトで感想を書いてもらうのも効果的です。検索・予約サイトのレビュー欄などへの投稿をお願いしてみましょう。
SNSへの投稿と同様に、口コミを投稿すると受けられる割引やサービスのポップを用意しておくと、感想を書いてもらいやすくなります。
③Yahoo!プレイスを利用して集客する方法
美容院は住んでいる地域内で探すパターンが多いので、Map表示やエリア名検索に強くなるサービスも集客ツールとして活躍します。ここでは、Yahoo!検索やYahoo! MAPでお店をアピールできる「Yahoo!プレイス」の特徴を解説します。
Yahoo!プレイスとは?
Yahoo!プレイスは、Yahoo!検索やYahoo! MAP、Yahoo! BEAUTYなど、Yahoo! JAPANの各種サービスにお店や施設の情報を掲載できるサービスです。地図上に美容院の情報を載せられるため、周辺の美容院を探しているユーザーへのアピールに効果的です。
Yahoo!プレイスを使用すると、好みのヘアスタイルからスタイリストを探せるサービス「Yahoo!BEAUTY」に所属サロンの情報を掲載できるため、美容院の集客ツールに適しています。
初期費用・月額費用・成果報酬などは一切不要、完全無料ではじめられるのがメリットで、パソコン・スマートフォンの両方から利用できます。
Yahoo!プレイスの特徴
Yahoo!プレイスには、お店の最新情報を簡単に入稿できる無料ツールが提供されています。営業時間や衛生対策状況といった詳細情報や、店内やヘアスタイルの写真、期間限定のキャンペーンなど、最新情報を簡単に投稿できるのが特徴です。
また、口コミを受け付ける機能や、検索数や問い合わせ数などがわかるアクセス分析機能もあり、お客様からの反応を確認するツールとしても役立ちます。
Yahoo!プレイスを使った集客方法
Yahoo!プレイスには口コミを受け付ける機能やアクセス分析機能があるため、ユーザーの反応を確認しながら店舗運営が可能です。例えば、口コミへの返信機能を活用すると、お客様との関係性を深めながらお店の信頼性を高められます。
アクセス分析機能を使うと、ユーザーの興味・関心を把握するのに役立ちます。リアルタイム性の高い情報を発信できる「トピックス入稿機能」もあり、イベントやクーポンなどの情報も効率的に発信できます。
Yahoo!プレイスを活用した集客方法について、こちらの記事でも詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
Yahoo!プレイスについて詳しく知る
④ホームページを作成して集客する方法
自店舗のホームページを作成して集客する方法もあります。検索・予約サイトやSNSよりも準備するのに時間やコストがかかりますが、ホームページならではのメリットもあるので、ホームページを使った集客にもチャレンジしてみましょう。
ホームページの必要性とは?
ホームページは好きなデザインを採用できるので、自店舗のコンセプトやこだわりを打ち出して独自性をアピールするのに役立ちます。Web広告やSNSからホームページへつながるようにしておけば、自店舗の特徴や強みをより知ってもらいやすくなり、集客効果が期待できます。
ホームページを使った集客方法
先述のとおり、ホームページ単体ではユーザーに見つけてもらいにくいのがデメリットです。そのため、他の媒体とセットで活用してみてください。
SNSから「問い合わせ先はこちら」とホームページに誘導したり、独自の予約システムがない場合はホームページから検索・予約サイトの自店舗ページへリンクをつないだりして、複数のツールを連携させて活用するのがおすすめです。
美容院の集客にWeb広告も活用してみよう
美容室のWeb集客では、さまざまなツールに美容院の情報を登録するのが効果的ですが、すべてに対応しようとすると多くの時間とコストがかかります。まずは初期費用がかからない、各種SNSやYahoo!プレイスなどからはじめてみるのもおすすめです。
そのうえでリスティング広告や美容室検索・予約サイトを活用して新規顧客獲得に努めましょう。
- 関連タグ:
- #業種別・Web広告活用術
この情報は役に立ちましたか?