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デジタルマーケティングとは? 種類・戦略など基礎や全体像を解説
ユーザーに有益な情報を発信することで業績向上につなげる「コンテンツマーケティング」に取り組む企業が増えています。しかし、コンテンツマーケティングの手法は多様で、何から取り組みはじめてよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
本記事はコンテンツマーケティングとは何かを基本からやさしく解説し、具体的な手法やメリット・効果、運用の仕方など実践的な内容も取り上げています。コンテンツマーケティングに取り組みはじめる参考としてお役立てください。
デジタルマーケティングとは、デジタル技術を活用したマーケティング全般を指します。範囲がとても広いため、どの手法を選べばよいかわからない、自社に向く広告媒体はどれなのか、など迷う人もいるのではないでしょうか。
自社に合った戦略を立てるには、全体像をひととおり知っておくことが重要です。本記事はデジタルマーケティングの基礎知識、手法・種類、デジタルマーケティングの流れを解説します。
デジタルマーケティングとは
ここではデジタルマーケティングの意味、重要性、目的、全体像を解説します。
デジタルマーケティングの意味
デジタルマーケティングとは、デジタル技術を活用したマーケティング全般を指します。簡単にイメージできるものとしてはWebサイトに掲載されたWeb広告や、動画配信サービスに挿入される動画広告などのデジタル広告があります。また、ITツールやビッグデータ、AIなどデジタル技術を用いたマーケティングも、デジタルマーケティングに含まれます。
デジタルマーケティングの重要性
デジタルマーケティングは、分野を問わず重要性を増してきています。インターネットやスマートフォンの普及などによって、顧客との主な接点がリアル空間からデジタル空間に移ったためです。
さらにデジタル空間は、クリック一つでコンバージョン(商品購入や問い合わせ)まで完結できるのが特徴です。つまり、デジタルマーケティングは業績に直結する費用対効果の高い施策となっています。
実際、デジタルマーケティング市場は右肩上がりです。IDC Japanの調査によると、2020年の市場規模は4,305億円でした。2020年?2025年の年間平均成長率は7.2%だったため、このままいけば2025年には6,102億円になる見通しです。
デジタルマーケティングを行う目的
デジタルマーケティングの目的は、One to Oneマーケティングの実現です。One to Oneマーケティングとは、マス広告のように画一的な施策ではなく、顧客一人ひとりに合わせたマーケティング手法です。
例えば、過去の購入履歴に応じて一人ひとり違った商品案内メールを配信するなどが、One to Oneマーケティングにあたります。従来、多数の顧客に対するOne to Oneマーケティングは困難でしたが、デジタル技術の活用によって可能になりました。
デジタルマーケティングについては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
デジタルマーケティングの全体像
デジタルマーケティングの施策は、集客・接客・リピートの3つに分類できます。
- 集客:新規顧客獲得を目的とした施策
- 接客:見込み客育成を目的とした施策
- リピート施策:既存顧客の再購入を目的とした施策
つまり、デジタルマーケティングの全体像は従来のマーケティングと変わりません。デジタルマーケティングの種類や手法は幅広いので混乱しがちですが、何の目的で実施するのかを意識すれば、適切な方法を選べるようになるでしょう。
デジタルマーケティングとWebマーケティングの違い
デジタルマーケティングの一種がWebマーケティングです。デジタルマーケティングのうち、WebサイトやSNSなどインターネット上でおこなうマーケティングがWebマーケティングです。具体的には、Web広告、SNS広告、Webサイト運営、SEOなどがWebマーケティングに含まれます。
デジタルマーケティングとWebマーケティングの主な違いを示したのが以下の表です。
デジタルマーケティング | Webマーケティング | |
---|---|---|
目的 | マーケティングの効率化、成果向上 | 集客・売上の向上 |
内容 | マーケティング全般(アフターフォロー、DXなども含む) | 主にWeb広告、コンテンツ制作 |
ターゲット | 新規顧客・既存顧客 | 主に新規顧客 |
ファネル | 全ファネル(アフターフォローなど含む) | 認知?購買 |
顧客との接点 | オンライン・オフライン(街頭ビジョンや、顧客管理システムを活用した郵送DMなど含む) | Web上 |
営業方法 | プル型・プッシュ型 ※プル型:ユーザーが能動的に情報入手するもの ※プッシュ型:企業側から情報発信するもの |
プル型(コンテンツマーケティング、SEOなど)・プッシュ型(リスティング広告、ディスプレイ広告など) |
活用ツール | デジタルツール全般 | 主にWeb広告、コンテンツ管理システム |
リサーチ方法 | 未知リード、既知リードの分析 | 主に未知リード(検索ユーザー、サイト訪問者など)の分析 |
事業へのインパクト | 新事業(無人店舗、スマート工場など)含む全領域 | 主に接点増加 |
Webマーケティングについては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
デジタルマーケティングを行うメリット
デジタルマーケティングの大きなメリットは以下の3つです。
- ターゲット層にリーチしやすい
- リアルタイムでデータに基づき改善できる
- リード情報を獲得できる
ターゲット層にリーチしやすい
デジタルマーケティングは精度の高いターゲティングによって、見込み度の高いユーザーにリーチしやすいのが特徴です。例えば、ディスプレイ広告やSNS広告は、広告配信の際にユーザーの年齢や性別、興味関心のあるトピックなどを設定できます。したがって、マス広告のように不特定多数にアプローチするのではなく、ターゲットを絞り込んだアプローチが可能です。
リアルタイムでデータに基づき改善できる
デジタルマーケティングは、Web解析ツールを用いることで、リアルタイムでマーケティング施策の効果を把握できます。例えば、ディスプレイ広告を掲載すれば、広告表示数やクリック数などを、広告ごとにリアルタイムで集計可能です。これにより、改善サイクルを高速で回せます。また、無駄な広告費を削減できます。
リード情報を獲得できる
精度の高いリード情報を獲得できるのもメリットです。例えば、SNS広告では広告をクリックしたユーザーの性別・年齢、関心のあるトピックなどの情報がわかります。また、リスティング広告であれば、どの検索語句から流入してきたか特定できます。
どの顧客層の反応がよいか、どのようなニーズを持っているかなどは、マーケティングの貴重な情報です。従来、アンケート調査や市場リサーチをしなければ得られなかったリード情報が、デジタルマーケティングであれば施策と同時並行で集められます。
デジタルマーケティングの手法・種類
ここではデジタルマーケティングの主な手法、種類を解説します。
Webサイト運用
企業のデジタルマーケティングにおけるWebサイト運用は、ホームページ(コーポレートサイト)が主流です。ホームページは、Web広告やSEO、メールマーケティングなどの遷移先になるため、デジタルマーケティングに欠かせない中核施策といえます。
SEO
SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)とは、検索エンジンの検索結果上位に自社サイトを掲載させる対策です。ユーザーに有益な情報を自社サイトに掲載したり、被リンクを獲得したりと幅広い対策があります。特定のキーワード(検索語句)で自社サイトが上位掲載できれば、自社に関連したユーザーを、広告費をかけずに自社サイトに集客できます。
SEOについては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
MEO
MEO(Map Engine Optimization:マップエンジン最適化)とは、地図検索した際に上位掲載されるための対策です。地図検索するユーザーは来店したい、などニーズが顕在化している層が多いため、成果に直結しやすい傾向があります。MEOは飲食店やサロンなど実店舗を持ち、地域性の高い事業者にとっては特に重要な手法です。
コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングとは、見込み客に有益なコンテンツを制作して、購買やファン化につなげるマーケティング手法です。例えば、マーケティングツールを販売するベンダーがオウンドメディア(自社運営のサイト)を運営して、マーケティングのハウツー記事を提供するなどです。コンテンツマーケティングは、直接的に商品を売り込むのと違い、コンテンツを通じて顧客を育成します。
コンテンツマーケティングについては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
リスティング広告
リスティング広告とは、検索エンジンの検索結果ページに表示されるテキスト広告です。広告主は自社と関係があるキーワードを選んで出稿することで、特定のニーズを持った検索ユーザーに広告を見てもらえます。リスティング広告は、ニーズの顕在化した確度の高いユーザーに効率的にアプローチできるのがメリットです。
リスティング広告については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
「リスティング広告とは? 初心者でもわかる仕組みや費用、やり方・運用方法を解説」を読む
ヤフーのリスティング広告「検索広告」について詳しく見る
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告はバナー広告とも呼ばれ、Webサイトやアプリケーションの広告枠に表示される広告です。広告フォーマットはテキスト、画像、動画などざまざまあり、組み合わせることも可能です。
ディスプレイ広告は膨大な広告掲載面があり多数のユーザーと接点を持てること、ユーザー属性やサイトのカテゴリなど多彩なターゲティングができるのがメリットです。
ディスプレイ広告については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
純広告
純広告とは、広告媒体と広告枠を事前に契約するWeb広告です。掲載期間または広告表示数が保証されるため、新聞や雑誌の広告に似た買取り型の広告と言われます。例えば、Yahoo! JAPANのトップページのように、膨大なアクセス数がある広告枠に純広告を出稿すると、マス広告と同じような効果を得られます。
純広告については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
SNS広告
SNS広告とは、Twitter、Facebook、Instagram、LINE、TikTokなどの媒体に出稿する広告です。SNS広告は細かなターゲティングができることと、多彩な広告フォーマットがあること、コンテンツの間に挿入されるため抵抗感を持たれにくいことがメリットです。また、ユーザー間のシェアによって拡散効果も期待できます。
SNS広告については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
アクセス解析
アクセス解析とは、Webサイト内の通信データを解析できる解析ツールを用いて、Webサイトの閲覧者の属性や行動、流入経路などを分析する手法です。例えば、ユーザーの利用デバイスやOS、どのページを閲覧して滞在時間が何秒だったか、どのWeb広告から流入したか、などを分析できます。アクセス解析はWebサイト運用やコンテンツマーケティングなど、他の手法と組み合わせるケースが多い手法です。
ソーシャルメディア(SNS)マーケティング
SNSマーケティング、またはソーシャルメディアマーケティング(SMM)は、SNSや双方向性を持った媒体(YouTubeやLINEなど)を活用して、認知拡大やユーザーのファン化、企業のイメージ向上、ブランド力の強化などにつなげるマーケティング手法です。具体的にはSNSアカウントを運営してコンテンツを発信したり、フォロワーと交流したり、SNS上に広告を掲載したりします。
動画マーケティング
動画マーケティングとは、動画コンテンツを活用したマーケティング手法です。代表的な手法は動画配信サービス内で自社チャンネルを運用して、企業PR動画や商材紹介動画などの配信です。広い意味では、動画形式のWeb広告を用いたマーケティングを含める場合があります。
動画マーケティングは、動画ならではの情報量の多さと、記憶への残りやすさを利用できるのがメリットです。近年はスマートフォンで動画視聴するユーザーが多くなったため、重要性が増しています。
動画マーケティングについては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
マーケティングオートメーション
マーケティングオートメーションとは、見込み顧客情報の獲得から商談化までのフェーズをデジタル技術で効率化して、商談獲得数を最大化するシステムです。例えば、見込み度の高い顧客リストを抽出したり、スケジュールに従ってニュースレターを自動配信したりします。マーケティングオートメーションは人手不足の解消や、多数の顧客を抱える企業のOne to Oneマーケティングなどに用いられています。
メールマーケティング
メールマーケティングとは、電子メールを使って企業と顧客(見込み顧客)のコミュニケーションを図る手法です。従来はメールマガジンが主流でしたが、マーケティングオートメーションの導入によって、1対多ではなく1対1で配信できるようになりました。例えば、内容を個別化したターゲティングメールや、自社サイトを訪れたユーザーだけに配信するリターゲティングメールなどがあります。
メールマーケティングについては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
IoT
IoTとは家電やカメラなどの小型機器がインターネットにつながることです。これらのIoTデバイスから収集される膨大なデータを収集・分析して、今までわからなかった消費者行動・心理を理解するマーケティングが実現されています。例えば、電子レンジの利用履歴を蓄積すれば、どの機能がよく使われているかがわかり、商品開発や広告戦略などに応用できます。
アプリマーケティング
アプリマーケティングとは、スマートフォンのアプリを通じて顧客とコミュニケーションする手法です。自社アプリ経由で店舗さながらのリアルタイム接客を実現したり、在庫検索や来店予約などを実現したりしている企業もあります。また、プッシュ通知機能を利用して、セール開催や新商品発売などを告知している企業もあります。
チャットボット
チャットボットとは、短文の会話(チャット)にロボットやソフトウェアが自動で応答するツールです。近年チャットボットをWebサイトに設置したり、店内ロボット・タブレットに搭載したりする企業が増えています。チャットボットを利用することで、人間による接客や問い合わせ対応などを代替でき、マーケティングを効率化できます。
デジタルマーケティングの始め方・戦略の立て方
ここではデジタルマーケティングの基本的な流れを解説します。
課題を認識し目標を明確にする
まず自社がデジタルマーケティングで解決したい課題は何か、現状分析したうえで目標を決定します。例えば、新たな顧客層の開拓が目的なら、会員数増加や自社サイトへの流入数増加などが目標になるでしょう。目標を設定すると、施策の成果を見極めることができ、改善点を把握できます。
STP分析をする
次にSTP分析をおこないます。STP分析とは「セグメント」「ターゲット」「ポジショニング」の頭文字を取ったフレームワークです。顧客をセグメント(特徴を持った集団)に分け、ターゲットを選び、自社に優位な立ち位置を考えます。ターゲティングには次の3つの戦略があります。
ポジショニングについては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
集中型
特定のセグメントに集中してマーケティングをおこないます。広範囲の顧客には接触できませんが、高いシェアを獲得できる可能性があります。
差別型
セグメントごとにアプローチ方法を変える方法です。例えば若年層はSNSマーケティング、シニア層はディスプレイ広告など、手法を変えてアプローチ方法を変えます。
無差別型
広範囲のセグメントにアプローチする方法です。食品や日用品など幅広い層の消費者がいる場合に有効です。
カスタマージャーニーマップを作る
ターゲット層が決まったら、ターゲットの心理や行動への深い理解が重要です。カスタマージャーニーマップは顧客分析手法の一つで、ペルソナ(典型的な顧客像)の商品認知から購入までの全体験を、時系列で分析する手法です。
例えば、「ディスプレイ広告で商品認知→検索エンジンで情報収集→リスティング広告で自社サイト流入→......」といったシナリオをカスタマージャーニーマップで視覚化します。分析によって、どの手法や媒体が適しているのか絞り込めるでしょう。
ペルソナについては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
「ペルソナとは? ターゲットとの違いと設定時に用いる要素を解説」を読む
カスタマージャーニーマップについては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
KPIを決める
次にKPI(目標を達成するための中間的な目標)を設定します。定量的なKPIを設定しておけば、どこがボトルネックとなっているか、どこに広告費を配分するべきかなどがわかります。例えば、認知向上のためのディスプレイ広告であれば、広告表示数やクリック数などがKPIとなるでしょう。
KPIについては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
施策をおこなう
マーケティングプランができたら施策を実行します。場合によっては、ツール導入や広告製作依頼などで外注先の確保が必要になることがあります。
効果を検証する
先に決めたKPIを中心に効果を測定します。例えば、Webサイト運用なら解析ツールを用いて閲覧者数やページビュー数などを計測します。また、リスティング広告やディスプレイ広告なら、Yahoo!広告のような媒体側の広告管理ツールを用いて広告表示数やクリック数などを計測可能です。いずれにしてもデジタルマーケティングでは、データに基づく成果測定と改善が重要です。
デジタルマーケティングに関するQ&A
ここではデジタルマーケティングのよくある質問を取り上げ、回答します。
今後のデジタルマーケティングはどのように変わる?
AIの本格的な実用化によって、デジタルマーケティングは大きく変わると予想されています。
AIによって、複雑な消費者行動、心理が予測できるようになるためです。具体的には、ECサイトのレコメンド機能が精緻化したり、チャットボットが人間の接客と同レベルになったりするでしょう。また、Web広告の配信最適化にもAIが応用されています。
デジタルマーケティングには多くのコストがかかる?
インバウンドとアウトバウンドのマーケティングで必要な予算が異なります。
インバウンドマーケティングは価値あるコンテンツを提供して、ユーザー側から接点を持つように促す手法です。一方、アウトバウンドマーケティングは企業側から積極的にアプローチする手法です。
長期的に考えると、インバウンドのほうがアウトバウンドより低コストで顧客を獲得できるようになります。このため、多くの企業はデジタルマーケティングが成熟するにつれて、アウトバウンドからインバウンドに移行していく傾向があります。
デジタルマーケティングは成果が出るまで時間がかかる?
デジタルマーケティングで成果が出るまでの期間は手法によって大きく異なります。
短期で成果が出やすい手法は、以下のような有料広告です。
リスティング広告
- ディスプレイ広告
- SNS広告
- 純広告、など
一方、次のように一定量のコンテンツ制作が必要なものは、成果が出るまで時間がかかります。
- SEO
- コンテンツマーケティング
- SNSマーケティング
- 動画マーケティング、など
デジタルマーケティングで売上増加を目指そう
デジタルマーケティングを導入すれば、One to Oneマーケティングを実現して売上増加を目指せます。さまざまな手法や媒体があるため、自社に合った方法を選びましょう。まずはデジタルマーケティングで主流のWeb広告(リスティング広告、ディスプレイ広告)からはじめてみてはいかがでしょうか。
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