広告作成のための薬機法ポータル
はじめに:薬機法とは?
薬機法とは、医薬品や医薬部外品、化粧品や医療機器、再生医療等製品の品質・有効性・安全性を確保するための法律です。もともと「薬事法」と呼ばれていたもので、正式名称は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」といいます。
医薬品や医薬部外品、化粧品や医療機器などは、間違った使い方や認識をしてしまうと人命に大きな影響を及ぼすことになってしまうため、法律で厳しく定められています。
薬機法についての詳しい解説は、「薬機法とは? 広告規制対象内容と違反時の罰則制度」をご覧ください。
薬機法に基づき、広告掲載基準における規制内容を正しく理解することが重要です。
動画での資料もご用意しておりますので、本ページと併せてご覧ください。
Yahoo!広告「薬機法の広告規制について」(動画)
ウェブ広告において気をつけるべき薬機法
薬機法では、主に以下3つの観点から定められています。
- 保健衛生上の危害の発生・拡大の防止
- 指定薬物の規制
- 保健衛生の向上
この3つの目的を果たすために、医薬品や医薬部外品、化粧品や医療機器、再生医療等製品が開発されてから利用されるまでの以下5つのプロセスについての規制が設けられています。
- 開発
- 承認
- 製造
- 流通
- 使用
ウェブ広告においては主に「流通」のプロセスを担うため、この領域における薬機法の理解が必須です。
領域ごとの定義・規制や表現の注意
以下、薬機法における領域ごとの定義と、該当する商品の一例、医薬品・医療機器の広告を行うにあたっての規制や表現の注意をまとめたページへのリンクをご紹介します。
医薬品・医療機器
人の病気を予防したり治す目的のもの。
人の身体に何らかの効果を及ぼす目的のもの。
該当商品の一例
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医薬部外品
医薬部外品として承認を受けているもので、
医薬品より効果の弱いもの。
該当商品の一例
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薬用化粧品・化粧品
化粧品:人をキレイにする目的のために、塗ったり、つけたりするもので人体に対する作用が緩和なもの。
薬用化粧品:医薬部外品として承認を受けているもので、化粧品より効果の少し強いもの。
該当商品の一例
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健康食品
食品であって、広く健康の保持増進に資するとして販売・利用されるもの。
そのうち、国が定めた安全性や有効性に関する基準等を満たしたものを「保健機能食品」という。
該当商品の一例
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健康器具(雑貨)
雑貨であって、人体の機能組織の増進増強、
疾病の治療などへの効能効果作用のないもの。
該当商品の一例
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薬機法違反を防ぐポイント
広告をするにあたり運用などを定めた法律「薬機法」に基づき、広告が虚偽、誇大にあたらないよう適正を図るために定められた「医薬品等適正広告基準」や関連する業界自主基準などがあります。
薬機法違反を防ぐためにはこれらの法律、自主基準などを必ず確認し、正しく理解することが大切です。
広告をおこなう商品の中でどれが規制対象になっているのか、広告の表現に不適切なものがないかどうかを、広告を配信する前に必ず確認しましょう。
また、不明な点は専門家に相談するとともに、既知の問題については社内でガイドラインを作成し、広告に関わるすべての人が共通認識を持てるようにすることも大切です。自社だけでなく、広告代理店やWeb制作会社の担当者とも共有しておきましょう。
そのほか、Yahoo!広告公式ラーニングポータルでは、薬機法の理解や適切な表現に関する解説記事をご紹介しています。ぜひご覧ください。
関連情報
化粧品・薬用化粧品
薬用化粧品・化粧品に関するお役立ち資料集健康食品
健康食品に関するお役立ち資料集健康器具・雑貨
健康器具(雑貨)に関するお役立ち資料集
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写真提供:アフロ
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