Yahoo!広告API 開発者向けセミナー第2弾をオンライン形式で実施
今年2月の開催に続き、API開発ベンダー、広告パートナーなどを対象としたYahoo!広告APIのセミナーをオンライン形式で実施しました。Yahoo!広告APIは2月にリリースしており、利用者数はプロモーション広告APIの時と比較して、1.5倍とより多くのみなさまにご活用いただいております。(2020年7月時点)
Yahoo!広告APIでは、プロトコルや認証方式を変更し、さらにはご利用いただくみなさまとの情報交換や情報発信にも力を入れています。今回はオンラインでの開催にも関わらず、100名を超える方々にご参加いただき、セミナー後の質疑応答もslido(※)を利用した活発な意見交換で盛り上がりました。本記事では、当日ご紹介した今後のスケジュールやアップデート概要、前回のセミナー時にご要望の多かったPHPのサンプルプログラムなどについてご説明します。今後のYahoo!広告API活用にお役立てください。
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ヤフー株式会社 テクノロジーサービス本部
テクニカルビジネスデベッロプメント部 部長 鈴木 航
「Yahoo!広告APIは、使い勝手の向上だけではなく情報発信にも力を入れたい」
Yahoo!広告API 全体スケジュール
バージョンごとのシステム終了予定日と2020年10月にリリースされるバージョン3の予定を発表しました。
▼バージョン別スケジュール
Yahoo!広告API アップデート概要
アップデート内容として以下7つの項目について解説しました。前回の勉強会でいただいたご要望なども反映し、機能改善を実施しました。詳細については、下記のリンクからご確認いただけます。
▼アップデート概要
Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)移行時の注意点
Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)への移行した際のポイントについて、詳細説明を行いました。
【ディスプレイ広告(運用型)への変換した場合のデータ変更点】
【キャンペーンマイグレーションサービスについて】
【「広告掲載方式」を採用したレポートの期間分割】
▼「広告掲載方式」レポートの分割イメージ
OPEN API(OpenAPI Specification(OAS))の実装について
Yahoo!広告 APIはOPEN APIをベースに実装されています。
API開発する際には、openapi-generatorを活用したクライアント生成を推奨しています。非常に短時間で作成することができ、かつインターフェイスの変更に伴うエラーをスムーズに確認できるようになります。実際のデモ画面はこちらの動画をご参照ください。
▼クライアント生成実際のデモ画面
サンプルプログラムとベストプラクティス
2020年1月に実施したワークショップアンケート結果を参考にして、ご要望が高かった上位4つのプログラミング言語でサンプルプログラムをご用意しています。状況に応じた具体的な内容を提示していますので、開発環境やクライアントニーズに合わせて、ご利用ください。
PHP (検索広告サンプルプログラム) (ディスプレイ広告サンプルプログラム)
Java (検索広告サンプルプログラム)(ディスプレイ広告サンプルプログラム)
Python (検索広告サンプルプログラム)(ディスプレイ広告サンプルプログラム)
Ruby (検索広告サンプルプログラム)(ディスプレイ広告サンプルプログラム)
ベストプラクティスについては、 こちらの資料をご参照ください。
セミナー後半は、Yahoo!広告APIの開発チームも加わり、前回と同様slidoにて活発な意見交換、質疑応答が繰り広げられました。
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共感した質問には「いいね」ボタンで反応もできます。
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参加者からの質問や反応をリアルタイムで確認、回答する質疑応答形式は、
アンケートでのフィードバックもよく、次回以降も継続する予定です。
セミナー最後は、外部公開API開発責任者の小山が、「Yahoo!広告APIは、必要となる機能を自社で利用しやすいように開発できる非常に便利な機能です。今後もご活用いただき、かつ率直なフィードバックをお願いします」という言葉で締めくくり、より利用者の使いやすさを追求した開発に取り組むことを、参加者のみなさまにお伝えしました。
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ヤフー株式会社 プロダクション本部 Client Performance部 部長 小山 晃央
「プロダクト開発には利用者のみなさまのご意見が何よりも必要、より率直
なフィードバックをお願いします」
当日のセミナーの様子はこちらの動画をご参照ください。
APIについてのお問い合わせは、FAQ をご覧ください。
実際の利用場面や具体的な開発方法など、詳細についてお知りになりたい方は、下記よりダウンロードできます。
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