Yahoo!広告 API 開発者向けセミナー第3弾を実施
ヤフー株式会社では、今年の1月、7月に続き第3弾となるYahoo!広告API 開発者向けセミナーを開催しました。 今回もオンラインでの開催となりましたが、API開発ベンダー、広告パートナーなど多くの方々にご参加いただきました。
Yahoo!広告 APIは、7月からの3カ月間で利用者が100社増え、現在400社以上の企業様にご利用いただいております。今回のセミナーでも、前回の質疑応答でいただいた内容の進捗共有や過去のセミナーでご要望の高かったケーススタディの紹介など、弊社からの情報発信だけではなく、利用される方のニーズを最大限反映した一緒に作りあげていく形式で開催されました。
第3回Yahoo!広告APIセミナー概要
・API 全体スケジュール
・Yahoo!広告API アップデート概要
・前回質疑応答からの進捗共有
・よくある問い合わせ
・ベストプラクティスの紹介
・API利_サービスランキング
・API利_事例
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鈴木 航
マーケティングソリューションズ統括本部 テクノロジーサービス本部
テクニカルビジネスデベロップメント部 部長
Yahoo!広告 API 全体スケジュール
2020年11月末に、バージョン1のサポートが終了いたしますので、早めのアップデートをお願いいたします。また、プロモーション広告(SOAP版)YDN APIにつきましては、2020年12月16日で利用停止となりますのでご注意ください。
Yahoo!広告 API アップデート概要
動的検索連動型広告の指定_法に「ドメイン全体」と「ドメイン全体とページフィードを併_」が新たに追加されました。また、先行リリースしているディスプレイ広告(運用型)とディスプレイ広告(予約型)の横断リーチレポート、コンバージョン経路レポートがYahoo!広告 API側でも対応できるようになりました。
アップデート概要詳細は、セミナー当日の動画 ・資料 をご覧ください。(動画・資料)
前回質疑応答からの進捗共有
7月に開催したセミナーでご質問いただいた内容に関して、対応状況や現時点での進捗をご報告いたしました。特に多くの方々からご要望のあった「API利用ランキング」については、ベストプラクティスも交えて解説しました。
質疑応答からの進捗共有詳細は、セミナー当日の動画 ・資料 をご覧ください。(動画・資料)
▼Yahoo!広告 API 利用ランキング(左:検索広告 右:ディスプレイ広告)
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※Yahoo! JAPAN社内調査_集計期間:2020年4_~9_
API利用ランキング詳細は、セミナー当日の動画 ・資料 をご覧ください。
Yahoo!広告API 活用事例
「Yahoo!広告APIはどのような場面で利用されているの?」実際のご利用シーンを踏まえ、目的別にケーススタディをご紹介しました。
<ケース1:キャンペーンや広告グループ、広告単位で配信期間の設定を自動化したい>
利用する機能
・ラベルを_いた期間限定広告の配信停_また、その配信期_が近いものを通知する
設定方法
1. ラベル名を_付にする
LabelService/add labelName:_20200430_
キャンペーン、広告グループ、広告それぞれにラベルを付与可能
2. レポート(AD&LABEL)を取得する
ReportDefinitionService/add fields : [AD_ID, LABELS]
配信中の対象期_のラベルと広告を取得
「期_が近いもの」通知
「配信停__となる広告」配信ステータスをオフ
AdGroupAdService/set userStatus:PAUSED
<ケース2:アカウントヘルスチェック_運用しているアカウントの状態を知りたい>
設定方法
1.操作履歴やレポートからアカウント情報を取得し、
キャンペーン数やインプレッション損失率など項目ごとに実績値と規定値を算出してランク付けする
・ 操作履歴
AuditLogService/add → AuditLogService/download
・ レポート
ReportDefinitionService/add → ReportDefinitionService/download
アカウントヘルスチェックによる指標(サンプル)
Yahoo!広告 API 活用事例の詳細は、セミナー当日の動画 ・資料 をご覧ください。(動画・資料)
セミナー最後には、恒例となったSlidoを使った質疑応答があり、今回も活発な意見交換がなされました。
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Slido(インタラクティブにQ&Aやライブ投票を行えるクラウドサービス)を利用した質疑応答の状況
セミナー最後に、開発責任者である樋口より、「より使いやすく、より簡単で、効率的なツール開発を目指していく」「API開発に加えて、webUIの改善も進めている。いただいたご要望の中から優先順位をつけ、改善のPDCAサイクルを高速でまわしていきたい」とこれまで通り、ご利用いただく企業様と共に、より良いプロダクトを目指したいとの抱負が語られました。
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樋口 亮
メディア統括本部 広告プロダクション本部 Client Product部 部長
今回のセミナーは動画視聴(外部リンク)でもご覧いただけます。
実際の利用場面や具体的な開発方法など、詳細についてお知りになりたい方は、下記の「Yahoo!広告 API詳細資料」からダウンロードしてください。
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