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サービス情報 公開日:2025.01.07

【2024年10~12月】Yahoo!広告のアップデートまとめ

Yahoo!広告 検索広告 ディスプレイ広告(運用型) ディスプレイ広告(予約型)

2024年10~12月に実施されたYahoo!広告(検索広告ディスプレイ広告)のアップデートより、主要な情報を紹介します。

目次

1. Yahoo!広告 共通

1-1. アカウントの契約当事者の統一(広告アカウントの承継等の手続き)(2024年10月)

LINEヤフー株式会社の「Connect One」構想(※)実現に向けた取り組みの一環として、Yahoo!広告における契約形態にかかわらず、契約当事者を「広告主」へ統一し、広告取扱基本規定を改定しました。

 

  • Connect One」構想とは、「LINE公式アカウント」とLINEヤフーが保有する法人向けサービスを連携し、あらゆる顧客接点を一気通貫させLTVを最大化させるプラットフォームです。

代理店契約を締結して利用していた広告アカウントを各広告主に承継する場合、代理店は当該広告主から必要な権限を与えられた上で改定後の広告取扱基本規定への同意を含む手続きが必要となります。手続きは「ツール管理権限」を持つユーザーのみ実施できます。

 

広告取扱基本規定の改定内容

広告取扱基本規定について、契約当事者を「広告主」とする点にかかわる条項を中心に、見直しを行いました。


詳細は「【Yahoo!広告】アカウントの契約当事者の統一について(広告アカウントの承継等の手続きについて)」をご確認ください。

 

1-2. Yahoo!広告 スクリプト メールによるエラー通知開始のお知らせ(2024年12月)

Yahoo!広告 スクリプトにおいて、実行頻度を設定し定期的に自動で実行されるスクリプトでエラーが発生した場合に、メールによるエラー通知の送信を開始しました。これにより、よりエラーに気づきやすくなり、修正など必要な対応が行いやすくなります。


エラー通知メールの詳細は、以下のとおりです。

・対象は定期的に自動で実行されるスクリプトのみです。手動実行で実施した場合のエラーはメール配信対象になりません。

・スクリプトの最終承認者のYahoo! JAPANビジネスIDに登録されたメールアドレス宛てにメールが送信されます。

・前日分のエラーについて、翌日にまとめて通知されます。

 

2. Yahoo!広告 検索広告

2-1. クイックリンク説明文のスマートフォン表示対応(2024年10月)

Yahoo!広告 検索広告において、クイックリンク説明文がスマートフォンでも掲載されるようになりました。これにより全てのデバイスでクイックリンク説明文が表示される可能性があります。


本件の実施により、検索結果に表示される広告の視認性が向上し、インターネットユーザーが必要な情報にアクセスしやすくなるため、広告効果の向上が期待できます。

 

詳細は「【検索広告】クイックリンク説明文のスマートフォン表示対応について」をご確認ください。
 

2-2. フィルター・検索機能改善のお知らせ(2024年10月)

検索広告の各画面にある検索機能について、アルファベットの大文字と小文字を区別しない仕様に変更いたしました。
また、フィルター機能では以下のとおり変更いたしました。


   ・抽出条件「で始まる」はアルファベットの大文字と小文字を区別しない仕様に変更しました。
   ・抽出条件「を含む」と「を含まない」は、アルファベットの大文字と小文字を区別する・しないの両方の選択肢がありましたが、大文字と小文字を区別しない抽出条件のみに変更しました。
   ※抽出条件「と同じ」は、これまで通りアルファベットの大文字と小文字は区別します。


この変更により、より直感的にフィルター・検索機能が利用できるようになるため、利便性が向上します。
 

注意事項

以下に該当する画面のフィルター・検索機能は本変更の対象外です。これまで通りアルファベットの大文字と小文字を区別します。

 ・ターゲットリスト一覧
 ・コンバージョン測定一覧
 ・ 検索連動型ブランディング広告一覧画面
 ・検索広告(ショッピング)の広告管理ツール

 

補足

広告管理ツールのフィルター機能、検索機能についての詳細は以下のヘルプを参照してください。


フィルター機能について
入稿アイテムを検索する

 

2-3. 入札戦略の最適化に使用するコンバージョンを選択する機能の提供 (2024年10月)

検索広告において、入札戦略の最適化に使用するコンバージョンをキャンペーン単位で選択できるようになりました。また、複数のコンバージョンをまとめられる「コンバージョングループ」の提供と、コンバージョン設定ごとに付与される項目「コンバージョンの発生元」の追加も同時に実施いたしました。
この機能を利用すると、キャンペーンの目的に合ったコンバージョンのみで自動入札の学習を最適化できるため、広告効果の向上が期待できます。

 

コンバージョンの選択方法

最適化に使用するコンバージョンを選択する方法は以下の2つです。


(1)使用するコンバージョンの「コンバージョンの発生元」と「コンバージョン測定の目的」を指定
「コンバージョンの発生元」はコンバージョン設定に新たに追加される項目で、コンバージョンが発生する場所を「ウェブサイト」「アプリ」「電話」のいずれかにシステムで分類します。キャンペーン単位で使用するコンバージョンを「コンバージョンの発生元」と「コンバージョン測定の目的」で指定することで、条件に合致したコンバージョンのみが最適化に使用されます。


(2)「コンバージョングループ」を作成してキャンペーンに設定
「コンバージョングループ」を事前に作成し、キャンペーン単位で使用するコンバージョンとして設定できます。コンバージョングループには任意のコンバージョン設定をまとめられるため、コンバージョンの発生元や目的にかかわらず柔軟に設定できます。

 

「コンバージョン数」の計上方法の変更

キャンペーン単位で最適化に使用するコンバージョンを選択した場合、広告管理ツールのパフォーマンスデータおよびパフォーマンスレポートの「コンバージョン数」には、選択したコンバージョン設定の数値のみが計上されます。

 

注意事項

キャンペーン単位で使用するコンバージョンを選択すると、入札戦略の最適化に使用するコンバージョン数が少なくなり、学習が想定より進まないなどの事象が発生する可能性があります。そのため、継続的に一定のコンバージョン数が見込めるキャンペーンでの利用をおすすめします。


詳細は以下の資料(PDF)をダウンロードしてご確認ください。
資料をダウンロードする
 

2-4. A/Bテスト機能の提供(2024年11月)

検索広告において、広告のパフォーマンスを比較するA/Bテストの提供を開始しました。
A/Bテストとは、広告のタイトル・説明文や入札戦略など、広告の要素に変化を付けて実際に配信することで広告のパフォーマンスを比較、検討するテスト手法です。


検索広告のA/Bテストでは、既存のキャンペーンを元にして比較用キャンペーンが作成され、2つのキャンペーンで効果検証を行います。2つのキャンペーンに広告の配信機会を均等に分割することで、同じ配信環境でパフォーマンスを比較できます。
本機能の提供により、精度の高い広告の効果検証ができるようになり、より効果的な運用を実現します。

 

補足

A/Bテストについての資料を更新しました。
A/Bテストの進め方や利用イメージなど、A/Bテストの実施前にご確認いただきたい内容を追加しましたので、以下の資料(PDF)をダウンロードしてご確認ください。


資料をダウンロードする
 

2-5. 検索クエリーレポートおよび対象外キーワードへの表記修正適用(2024年11月)

検索クエリーレポートと対象外キーワード登録において、誤字脱字などの明らかな入力間違いは表記を修正し、適切な検索クエリーに集約されるようになりました。これにより、検索クエリーの確認や対象外キーワード登録時の作業負担が減り、利便性の向上が見込まれます。
本変更による影響の詳細は以下のとおりです。

 

検索クエリーレポート、検索クエリー一覧

誤字脱字などの明らかな入力間違いがある検索が行われた場合、検索クエリーレポート・検索クエリー一覧において正しい語句に合算されて結果が出力されるようになりました。


これにより、検索クエリーレポート・一覧において行数(レコード数)、レポート内の数値に変動が起こる可能性があります。
以下の例のように、明らかな入力間違いであることがわかるものが対象です。

 

 

検索クエリー 検索結果に表示される際の検索クエリー 検索クエリーレポート・一覧での表示
やほー Yahoo Yahooに集約されて結果が出力される
自動車保健 自動車保険 自動車保険に集約されて結果が出力される
  • 表記ゆれや他の意図を含む可能性がある検索クエリー(英訳と翻訳など)は対象外です。

対象外キーワード

対象外キーワードへ正しい語句を登録した場合、以下の例のような明らかな入力間違いも除外されるようになりました。

対象外キーワードに登録するキーワード 除外される検索クエリー
Yahoo Yahoo、やほー
自動車保険 自動車保険、自動車保健
  • 対象外キーワードに「やほー」を登録しても「Yahoo」は除外されません。

  • 表記ゆれや他の意図を含む可能性があるクエリー(英訳と翻訳など)は対象外です。

2-6. 広告に使用可能な記号の拡大(2024年11月)

Yahoo!広告 検索広告において、広告や広告表示アセットで使用できる記号や記号の使用可能数を拡大しました。この変更により、広告表現の幅が広がり、より多様な表現が可能になります。具体的な変更点は以下のとおりです。

 

新しい記号の追加

新たに「™」、「©」、「®」の3つの記号が以下の対象広告(または広告表示アセット)で利用可能になりました。追加する記号は記号種別「その他」に分類されます。

 

<対象>
•    レスポンシブ検索広告(タイトル・説明文)
  ※アドカスタマイザーのテキストタイプの値でも使用可能です。
•    アプリ訴求広告(タイトル・説明文)
•    動的検索連動型広告(説明文)
•    広告表示アセット(クイックリンク・カテゴリ補足・テキスト補足)

記号種別「ハイフン・イコール」の新設と使用可能数の拡大

記号種別「ハイフン・イコール」を新設しました。「ハイフン・イコール」には全角と半角のハイフン(‐、-)と全角のイコール(=)が含まれます。また、「ハイフン・イコール」の記号は、レスポンシブ検索広告では1つのアセット内で3つまで使用可能となります。その他の広告など、「ハイフン・イコール」の使用可能数の詳細は以下のとおりです。

 

対象 「ハイフン・イコール」の使用可能数
レスポンシブ検索広告 1つのアセット(タイトル、説明文の1入力項目)内で3つまで
アプリ訴求広告 1つの広告(タイトル、説明文)内で3つまで
動的検索連動型広告 1つの広告(説明文)内で3つまで
広告表示アセット (クイックリンク、カテゴリ補足、テキスト補足) 使用可能数に変更はありません。引き続き同種の記号は1つまで使用可能で

補足

・記号種別「計算記号」の全角イコール(=)および全角と半角のマイナス(-、-)は「ハイフン・イコール」に統合したため、「計算記号」からは除外します。
・「ハイフン・イコール」以外の記号種別の使用可能数に変更はありません。

 

詳細は以下より資料(PDF)をダウンロードしてご確認ください。
資料をダウンロードする
 

2-7. カスタム指標 機能改善のお知らせ (2024年12月)

2024年10月よりYahoo!広告 検索広告において新たに追加されたカスタム指標機能。この機能により、お客様が任意の計算式を入力して作成した指標をキャンペーン一覧画面に表示項目として追加できるようになり、手元で行っていた計算作業の削減が見込まれ、広告運用の効率化が可能となりました。

 

今回、キャンペーン一覧に加えて広告グループ一覧でも利用可能になりました。任意の計算式を入力して作成した指標を、表示項目として追加できます。

 

詳細は「【検索広告】カスタム指標機能追加のお知らせ」をご確認ください。
なお、カスタム指標の作成方法は、Yahoo!広告ヘルプ「カスタム指標を追加する」を参照してください。
 

3. Yahoo!広告 検索広告(ショッピング)

3-1. 商品情報掲載の月額予算設定(2024年10月)

検索広告(ショッピング)の商品情報掲載において、月額予算の設定に対応しました。
毎月の運用に適切な予算を設定でき、また希望のタイミングで変更もできるため、予算超過を防ぎつつ効率的な運用が可能です。

 

月額予算の設定に伴い、以下の機能を変更しました。

•お使いのMCCアカウント配下で連携済みのショップや月額予算を確認、変更できる「ショップ一覧」ページを追加しました。

 

※ショップ一覧の画面サンプルです。実際の画面とは異なる場合があります。

•商品情報掲載の注文実績の確定を、以下のとおり変更しました。 


変更前  注文発生から45日経過
→変更後 注文発生から2カ月経過

 

また、これに伴い、商品情報掲載の利用約款(PDF)の該当箇所を変更しました。 
•検索広告(ショッピング)アカウントの取引明細および月次利用明細において、商品情報掲載と検索連動型ショッピング広告それぞれの表示に対応しました。

※商品情報掲載の月次利用明細のみ、2024年12月分以降が取得可能となります。2025年1月までは、指定してもデータは表示されません。

 

詳細は以下より資料(PDF)をダウンロードしてご確認ください。
資料をダウンロードする

3-2. アカウントの契約当事者の統一(広告アカウントの承継等の手続き) (2024年12月)

LINEヤフー株式会社の「Connect One」構想実現に向けた取り組みの一環として、Yahoo!広告における契約形態にかかわらず、契約当事者を「広告主」へ統一しました。あわせて、広告取扱基本規定を改定しました。

 

上記変更に伴い、2024年10月より、検索広告およびディスプレイ広告において、契約体系の変更に伴う広告アカウントの承継等の手続きを開始に加えて、Yahoo!広告 検索広告(ショッピング)アカウントについても、広告アカウントの承継等の手続きを開始しました。

 

代理店契約を締結して利用していた検索広告(ショッピング)の広告アカウントを各広告主に承継する場合、代理店は当該広告主から必要な権限を与えられた上で改定後の広告取扱基本規定への同意を含む手続きが必要となります。


手続きは「ツール管理権限」を持つユーザーのみ実施できます。
「ツール管理権限」を持つユーザーが広告管理ツールで対象のアカウントにログインすると、手続きのお知らせ画面が表示されますので「手続きへ」ボタンを押してください。
操作手順についての詳細は、以下のヘルプを参照してください。
広告アカウントの承継等の手続きについて


なお、同意完了後も、広告代理店・広告主ともに Yahoo!広告の利用範囲について変更の予定はありません。

商品情報掲載の利用約款の改定について

広告取扱基本規定の改定にともない、商品情報掲載の利用約款も見直しを行いました。
検索広告(ショッピング)アカウントにおいては、広告アカウントの承継等の手続きを行うと、改定された商品情報掲載利用約款にも同意したことになります。


詳細は「商品情報掲載利用約款 (PDF)」をご確認ください。

補足

代理店を介さず、広告主がアカウント作成を行った場合は契約内容に変更がないため、上記の広告取扱基本規定への同意は不要です。

3-3. 検索連動型ショッピング広告のPC・タブレット向け配信とデバイスターゲティング対応(2024年12月)

検索広告(ショッピング)の検索連動型ショッピング広告(以下、SSAと表記)において、以下の機能に対応しました。

PC・タブレットへの配信

提供中のスマートフォンに加えて、PCおよびタブレットへの配信に対応します。これにより、全てのデバイス(端末)にSSAを配信可能となり、広告効果の向上が期待できます。

デバイスターゲティング

SSAのキャンペーン単位で、デバイスターゲティングに対応しました。入札価格調整率もデバイスごとに設定できます。商品特性などに合わせて、デバイスを選択した広告配信が可能になります。


詳細は以下の資料をダウンロードしてご確認ください。
資料をダウンロード


詳細は「【検索広告(ショッピング)】検索連動型ショッピング広告のPC・タブレット向け配信とデバイスターゲティング対応について」をご確認ください。

4. Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型・予約型)

4-1. Moat Analyticsサービス終了に伴うYahoo!広告 ディスプレイ広告の対応 (2024年10月)

2024年9月30日をもって、効果測定認定パートナーの「Moat Analytics」がサービスを終了したことに伴い、Yahoo!広告 ディスプレイ広告においても Moat Analyticsの測定用スクリプトタグ(以下、「スクリプトタグ」と表記)が利用できなくなりました。Moat Analyticsのスクリプトタグをご利用の場合、必要に応じて設定の変更をお願いいたします。
Moat Analyticsのスクリプトタグが挿入されている広告は、タグが削除された状態で配信されます。このため、タグが削除された状態での広告配信を望まない場合は、該当するキャンペーンまたは広告の配信を停止してください。

広告の作成、編集時の影響は以下のとおりです。


作成:Moat Analyticsのスクリプトタグを入力した広告は作成できなくなります。
編集:Moat Analyticsのスクリプトタグが挿入されている広告において、「第三者測定スクリプトタグsrc属性URL」以外の項目の編集、保存は可能です。「第三者測定スクリプトタグsrc属性URL」を編集する場合、Moat Analyticsのタグを削除、または他の効果測定認定パートナーが提供するスクリプトタグへの変更は可能ですが、Moat Analyticsのタグのまま記述を変更すると、保存できなくなります。

 

詳細は「Moat Analyticsサービス終了に伴うYahoo!広告 ディスプレイ広告の対応について」をご確認ください。

4-2. ログイン不要でオーディエンスリストに顧客データをアップロードできる機能を追加(2024年10月)

ディスプレイ広告において、広告管理ツールの権限を持たないユーザーでも、オーディエンスリストに顧客データをアップロードできる機能を追加しました。
この機能を利用すると、広告管理ツールの権限有無に関わらず、顧客情報を保持しているユーザーが直接データをアップロードできるため、顧客の個人情報の適切な取り扱いが可能になります。
また、これまではオーディエンスリスト(顧客データ)の新規作成時にデータのアップロードが必須でしたが、実施日以降はデータのアップロードをせずにリストのみ作成が可能となりました。

利用方法

アカウントの編集権限を持つユーザーが広告管理ツールで対象のオーディエンスリスト(顧客データ)のアップロード用URLを発行します。アップロード用URLはログインせずに表示できるので、広告管理ツールの権限がないユーザーがアップロード用URLから対象のオーディエンスリストに顧客データをアップロードできます。
機能についての詳細はYahoo!広告ヘルプ「広告管理ツールにログインせずにオーディエンスリストに顧客データをアップロードする」を参照してください。
 

その他の詳細は「【ディスプレイ広告】ログイン不要でオーディエンスリストに顧客データをアップロードできる機能を追加」をご確認ください。
 

4-3. レポートテンプレートにおける終了済み項目の削除(2024年11月)

パフォーマンスレポートのテンプレートから、終了済みのレポート項目を削除しました。提供終了から一定期間が経過したことによる対応となります。
テンプレートの作成・編集時には選択できない項目でしたが、今後はレポート上でも表示されません。
 

対象となる項目は、以下のとおりです。
 •    広告掲載方式
 •    画像自動付与
 •    キャリア


 

備考

削除の対象はレポート項目のみで、テンプレートは削除されません。ただし、テンプレートに削除対象の項目のみを設定していた場合は、テンプレート自体が削除されています。

4-4. 広告入稿仕様の一部変更(2024年12月)

ディスプレイ広告においてより多様な広告表現が可能となるように、広告の入稿仕様を一部変更しました。変更内容の詳細は以下のとおりです。

ディスプレイ広告共通

■カルーセル広告におけるタイトルの省略
これまでカルーセル広告は広告配信時にタイトルの全文が必ず表示される仕様でしたが、実施日以降はタイトルの一部が省略して表示される場合があります。

 

■マルチバイト文字を使用したURLのpunycode変換
以下の入稿項目で日本語などのマルチバイト文字を使用した場合、ドメイン部分に限り自動でpunycode(半角英数字のコード)に変換されるようになりました。
 •最終リンク先URL
 •スマートフォン向けURL
 

【補足】
 ・広告管理ツールで広告を作成・編集した場合のみが対象です。広告管理ツールのインポート機能、広告管理ツールの新規広告アカウントの申し込み、キャンペーンエディター、Yahoo!広告 API経由およびYahoo!広告スクリプト経由での入稿は対象外です。
 ・対象のURL入力後に、punycodeに変換されたURLが入力欄に表示されます。

ディスプレイ広告(運用型)

■カルーセル広告における説明文の最大文字数追加
カルーセル広告において、説明文に入力できる最大文字数を以下のとおり変更しました。
(変更前)38文字
(変更後)40文字
 

■レスポンシブ広告のボタン文言を追加
レスポンシブ広告作成時に選択できるボタン文言に以下を追加しました。
 ・ゲームプレイ
 ・アプリを利用
 ・音楽を聴く

 

■「アプリ訴求」目的キャンペーンにおける入稿制限の緩和と表示改善

(1)入稿制限の緩和
キャンペーン目的「アプリ訴求」の広告において、最終リンク先URLに設定できるURLを以下のとおり変更しました。
(変更前)アプリストアのURL(※)
(変更後)アプリストアのURL(※)、またはウェブページのURL
※アプリストアのURLのドメイン:「itunes.apple.com」「play.google.com」「apps.apple.com」

 

【補足】
 ・最終リンク先URLにウェブページのURLを設定した場合の、アプリストアURLとの違いは以下のとおりです。 
 >入力したウェブページのドメインが表示URLとして表示されます。
 >キャンペーン設定画面の「SKAdNetwork計測」の項目で「設定する」を選択しても、SKAdNetwork計測は利用できません。

 ・キャンペーン設定画面の「SKAdNetwork計測」の項目で「設定する」を選択した場合、広告に設定した最終リンク先URLに関わらず、広告クリック時の移動先がキャンペーンに設定した「アプリID/パッケージ名」のアプリストアページになる場合があります。

 

(2)表示URL項目の表示改善
キャンペーン目的「アプリ訴求」の広告で最終リンク先URLにアプリストアのURLを入力した場合、自動設定される表示URLを画面上で確認できるようになりました。
なお、表示URLに自動設定されるURL(キャンペーンに設定した「アプリOS」に対応するアプリストアのドメイン)に変更はありません。値の変更もできません。

ディスプレイ広告(予約型)

■カルーセル広告に関する入稿規定の変更
カルーセル広告の入稿規定において、「広告掲載基準」第9章広告表現規制で定めている明記必須項目の記載を以下のとおり変更しました。
(変更前)カルーセルカードごとに画像、もしくはタイトルに必ず入れてください。
(変更後)カルーセルカードごとに画像内に必ず入れてください。

 

【補足】
 ・実施日以降、明記必須項目をタイトルに入れた広告は審査で否認されます。
 ・カルーセル広告の入稿規定はこちらを参照してください。
 

5. Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)

5-1. LINE公式アカウントの友だち追加広告 提供開始(2024年10月)

Yahoo!広告とLINE広告の取り組みの一環として、ディスプレイ広告(運用型)において「友だち追加広告」に対応し、関連する機能を追加・変更しました。
 

友だち追加広告について

LINE広告にて需要が高いLINE公式アカウントの友だち追加を目的とした広告(以下、友だち追加広告と表記)を、ディスプレイ広告のデータを利用して配信できるようになりました。

友だち追加広告掲載イメージ

提供対象

友だち追加広告の提供対象は、広告主情報が日本国内のアカウント、かつ契約当事者が「広告主」のアカウントのみとなります。


 ・「代理店」契約のアカウントの場合、2024年10月1日に改定された広告取扱基本規定へ同意いただくことで利用可能になります。オンラインサインアップでお申し込みのアカウントについては特に手続き不要でご利用になれます。詳細はヘルプ「広告アカウントの承継等の手続きについて」を参照してください。
 ・ 広告主情報が海外のアカウントについても今後提供を予定しておりますが、詳細は未定です。

友だち追加広告に伴う項目追加

友だち追加広告の提供に伴い、キャンペーン目的や入札戦略、オーディエンスリスト種別に項目を追加します。詳細は以下のとおりです。

└キャンペーン目的
       友だち追加

 

└入札戦略
       友だち追加数の最大化(目標値あり)
       友だち追加数の最大化(目標値なし)
       個別友だち追加単価

 

└オーディエンスリスト種別
       LINE公式アカウントの友だち
       LINE公式アカウントをブロック中の友だち

 

詳細は「LINE公式アカウントの友だち追加広告 提供開始について」をご確認ください。


なお、提供機能の詳細や利用方法、オーディエンスリスト利用にあたっての審査等については、以下の資料(PDF)をダウンロードしてご確認ください。
資料をダウンロード

5-2. 入札戦略と課金方式に関するβ版機能の提供と項目の追加・変更 (2024年10月)


ディスプレイ広告(運用型)の入札戦略と課金方式に関して以下を実施いたしました。


■入札戦略「ビューアブルインプレッション数の最大化」を提供(β版)
キャンペーン目的「ブランド認知」において、入札戦略「ビューアブルインプレッション数の最大化」をβ版として新たに提供しました。


■課金方式「ビューアブルインプレッション課金」の利用拡大(β版)
キャンペーンの作成・編集時に、特定のキャンペーン目的と入札戦略の組み合わせにおいて課金方式に「ビューアブルインプレッション課金」の選択が可能になりました。なお、本機能はβ版として提供します。

「ビューアブルインプレッション数の最大化」の提供と「ビューアブルインプレッション課金」の利用拡大について詳細は以下より資料をダウンロードしてご確認ください。
資料をダウンロード


※2024年10月7日に「ビューアブルインプレッション課金」の利用拡大(β版)についての注意事項を追記しました。 
β版の機能は挙動が不安定な可能性があります。ご利用後、成果が得られない場合は利用を停止するなどお客様自身で運用の調整をお願いいたします。
 

「課金方式」の項目追加

課金方式「ビューアブルインプレッション課金」の利用拡大(β版)に伴い、広告管理ツールの各種一覧画面の表示項目に「課金方式」を追加しました。
※キャンペーンエディターの表示項目には追加されません。

入札戦略の表記変更

広告管理ツールおよびキャンペーンエディターに表示される一部の入札戦略の表記を以下のとおり変更しました。なお、表記の変更のみで入札戦略の機能に変更はありません。

 

変更前 変更後
ビューアブルインプレッション課金 ビューアブルインプレッション単価
動画再生課金 動画再生単価

インポート用ファイルの変更

広告管理ツールおよびキャンペーンエディターのインポート機能において、インポート用ファイルを一部変更しました。

 

■広告管理ツールのインポート用ファイルの変更内容
 ・「課金方式」項目を新たに追加
 ・「入札戦略」項目の入力値を変更

変更前 変更後
CPC 個別クリック単価
eCPC 拡張クリック単価
CPV 動画再生単価
vCPM ビューアブルインプレッション単価

■キャンペーンエディターのインポート用ファイルの変更内容
 ・「入札戦略」項目の入力値を変更

変更前 変更後
CPC 個別クリック単価
eCPC 拡張クリック単価
CPV 動画再生単価
vCPM ビューアブルインプレッション単価

実施日以降はこれまでのインポート用ファイルで入稿できなくなるため、あらためてテンプレートファイルなどをダウンロードしてご利用ください。インポート機能について詳細は以下のヘルプを参照してください。


広告管理ツール:インポート機能について
キャンペーンエディター:データをインポートする【運用型】

 

5-3. SKAdNetwork計測による広告配信の最適化利用時の「コンバージョン数の最大化(目標値あり)」正式提供開始のお知らせ(2024年10月)

SKAdNetwork計測による広告配信の最適化を利用しているキャンペーンにおいて、入札戦略「コンバージョン数の最大化(目標値あり)」が正式版として利用可能になりました。

注意事項

直近7日間に「インストール数(SKAN)」が20件以上蓄積されたキャンペーンでの利用を推奨します。


SKAdNetworkの仕様により、インストール数の反映には数日の遅延が見込まれます。そのため、コンバージョン単価の目標値の設定後は、設定内容を変更せずに最低14日間待ってから広告効果をご確認ください。

 

 ・本機能は2024年7月にβ版として提供を開始しました。β版のお知らせは「SKAdNetwork計測に関する機能追加のお知らせ 第二弾 」を参照してください。

 ・SKAdNetwork計測対応についての詳細は、Yahoo!広告ヘルプ「iOSアプリのSKAdNetwork計測対応について」を参照してください。
 

5-4. 動的ディスプレイ広告のレコメンドにアプリの閲覧履歴を追加(2024年10月)

Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)の動的ディスプレイ広告において、アプリ内の商品閲覧履歴をレコメンド商品の選定に利用できるようになりました。
このリリースにより、お客様のアプリ内でのユーザーの商品閲覧履歴を基に、より精度の高いレコメンド商品の広告を配信可能となります。

注意事項

 •アプリ内の商品閲覧情報をディスプレイ広告へ連携するには、広告効果測定ツールと広告管理ツールでの設定が必要です。
 

•実施日時点で対応している広告効果測定ツールは以下の4つです。 
└Adjust
└Apps Flyer
└Kochava
└Singular
 

補足

動的ディスプレイ広告は、一部のお客様のみに提供しています。キャンペーンの新規作成時、「商品リスト訴求」目的が表示されないお客様はご利用になれません。
 

5-5. スマートフォン版ブランドパネル枠に動的ディスプレイ広告の配信を開始 (2024年11月)

スマートフォン版Yahoo! JAPAN ブランドパネル枠(以下、「スマートフォン版ブランドパネル枠」と表記)に動的ディスプレイ広告の配信を開始しました。クリック率やコンバージョン率が高い傾向があるスマートフォン版ブランドパネル枠に動的ディスプレイ広告を配信することで、「商品リスト訴求」目的のキャンペーンのリーチ拡大やパフォーマンス向上が期待できます。

注意事項

・動的ディスプレイ広告は、一部のお客様のみに提供されています。広告管理ツールでキャンペーンの新規作成時、「商品リスト訴求」目的が表示されないお客様はご利用になれません。

 

•一部の業種やカテゴリーは、スマートフォン版ブランドパネル枠に広告を配信できません。詳細は「掲載制限、販売制限について」を参照してください。
※スマートフォン版ブランドパネルにおいての掲載制限、販売制限が適用される広告商品、制限内容はPCブランドパネルと同じです。

 

•すでにPCブランドパネル枠に動的ディスプレイ広告を掲載可能なアカウントは、本件のリリース後はスマートフォン版ブランドパネル枠にも自動で広告が掲載されます。スマートフォン版ブランドパネル枠への掲載を希望しない場合は、プレイスメントターゲティングで「m.yahoo.co.jp/bp」を除外対象に設定してください。

 

プレイスメントターゲティングの設定についてはYahoo!広告ヘルプの「プレイスメントターゲティング」を参照してください。

5-6. 友だち追加広告におけるレスポンシブ(動画)配信開始について (2024年11月)

ディスプレイ広告(運用型)の友だち追加目的の広告において、「レスポンシブ(動画)」の配信を開始しました。

友だち追加広告の詳細は「友だち追加目的の広告を作成する」を参照してください。
 


 

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ぜひ日々の運用にお役立てください。


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