運用テクニック
公開日:2016.03.28
広告はクリックされているのに、なぜコンバージョンに結びつかないの?
Yahoo!広告
「広告はクリックされているのに、なぜか商品購入やサービスの申し込みに結びつかない」
広告主の皆さま、突然ですがこんな課題はありませんか?
オンラインビジネスにとって大切なのは、広告のクリック数を得ることではなく、成約(コンバージョン)を獲得することです。クリック数が多いのにコンバージョンを獲得できていない広告(または、クリック率が高いのにコンバージョン率が低い広告)は、どこかに問題が潜んでいることが考えられます。
では、クリック数は十分なのにコンバージョンが獲得できない広告は、いったいどこに原因があるのでしょうか。実は多くの場合、その原因は広告をクリックした先の飛び先ページ=ランディングページにあるのです。
そんな場合は、LPO(ランディングページ最適化)を試してみましょう。
LPOとは?
Landing Page Optimization の略で、インターネットユーザーがウェブサイトに流入してから、1番最初に見るページ(ランディングページ)を最適化することです。Yahoo!広告の場合だと、広告をクリックした時に表示されるページです。
LPOとは、そのページで、見込み顧客の興味を高め、より成約(コンバージョン)しやすいように改善することです。
なぜ、ランディングページ最適化が重要なのか
あらためて、広告が配信されてから成約(コンバージョン)に至るまでの流れを見てみましょう。
Yahoo!広告を配信すると、多くのインターネットユーザーに広告が表示されます。その中で、興味を引いた広告はインターネットユーザーにクリックされ、インターネットユーザーはウェブサイトに訪れます。さらに、ランディングページで商品・サービスの良さや強みを感じると、インターネットユーザーは、そのまま商品購入や申し込みを行いますので、成約(コンバージョン)につながります。
しかし、せっかく広告を配信して、ウェブサイトに集客しても、ランディングページで目的の商品・サービスを見つけられない、またはメリットを感じない場合、インターネットユーザーはすぐに他のページへ移動(離脱)するなど、コンバージョンに至らないままウェブサイトから離れてしまうのです。
言い換えれば、ランディングページをインターネットユーザーの興味に合わせる(最適化する)ことで、コンバージョン率を高め、広告コストを増やさずにコンバージョン数を増やすことができるのです。
Yahoo!広告×LPOで、成約数アップ
では、「広告の最適化」と「LPO」は、どちらをやるべきでしょうか? 答えは、「両方やるべき」です。広告とLPOは、それぞれ役割が異なります。
- 広告 = ウェブサイトへのアクセスを増やす - LPO = コンバージョン率を上げる
LPOだけを行って、ウェブサイトへ訪問したインターネットユーザーのコンバージョン率だけを高めても、ウェブサイトへのアクセス数が少ないと、コンバージョン数は増えません。また、広告を使ってウェブサイトへのアクセス数を増やしても、ランディングページからすぐ離脱してしまっては意味がありません。
まずは、広告を最適化してインターネットユーザーをウェブサイトに誘導し、さらに、ランディングページで興味に合ったコンテンツを見せることで、コンバージョン数を増やすことができます。
Yahoo!広告とLPOを同時に行うことが、オンラインビジネスの成功の秘訣なのです。
関連リンク
LPOは、広告とランディングページのメッセージの一致」から
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