「第一想起分析」実際の検証例をご紹介(日産セレナ)
【シリーズ】Yahoo! JAPANが考える、Withコロナ時代のデジタルマーケティングとは?~ 17
「Yahoo! JAPAN 第一想起分析(以下、第一想起分析)」は、検索の際のブランドや商品、サービスの登場順位を評価することで潜在層でのブランドのポジショニングを分析します。広告接触ユーザーと非接触ユーザーの想起を比較することで広告効果の評価をすることが可能です。今回、過去の広告配信データで検証を行った実例をご紹介します。
■広告接触によって第一想起率がリフト
第一想起分析を活用すると、潜在層へのブランディング広告効果の計測が可能になります。
実際の広告配信データ(※)である「日産セレナ(SERENA)」を、第一想起分析を使って分析し、広告接触ユーザー、非接触ユーザーの第一想起検索率を比較したところ、広告接触により第一想起検索率が2.3%向上していました。
■第一想起された商品・サービスはCVとの関係性も深い
セレナを「第一想起検索」したユーザーと、2番目以降に検索したユーザーがコンバージョンする確率を比較したところ、「第一想起検索」したユーザーの方が、コンバージョン率が高いことが実証されました。
第一想起獲得のためには、ユーザーが商品・サービスを検討する前の、潜在ニーズがある段階で、広く認知することが重要です。
■「第一想起しやすいユーザー」を絞り込める
潜在ニーズが顕在化していない段階で、ユーザーに広く商品・サービスを認知するためには、ブランディング広告を効果的に活用していくことが重要です。 Yahoo! JAPANなら、ターゲットリーチを最大化することに加え、第一想起しやすいユーザーを分析したターゲットを確認の上、広告配信することが可能です。
たとえば、セレナの第一想起検索率を興味関心別でみると、「0歳子持ち親」「ライフイベント出産前後」をはじめとする、ファミリー層の行動履歴に基づく興味関心と推定される層による第一想起率が高いことが分かりました。
そのため、セレナを第一想起しやすい潜在関心層をターゲットに、さらに広告施策を実施することが可能で す。
まとめ
(1)広告接触により第一想起率のリフトが期待できる
(2)第一想起されるとコンバージョン率の向上が期待できる
(3) Yahoo! JAPANなら第一想起しやすいターゲットを抽出できる
貴社の商品・サービスに合った潜在層に対して広告配信することで、ユーザーの第一想起率を上げ、貴社のサービス・商品が選択肢となり、最後に選ばれる可能性が高まります。さらに、第一想起分析なら、広告の効果検証も可能です。ぜひ、「第一想起分析」をご活用ください。
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