見込み顧客の育成度がわかる!ヤフーの予測ファネルとは?
広告出稿は見込み顧客の獲得に本当につながっているのか......。マーケティングに携わる人なら一度は考えたことがあるのではないでしょうか。ヤフーが提供しているYahoo! JAPAN 予測ファネル(以下、予測ファネル)は、まさにその長年の課題を解決するために生まれたソリューションです。予測ファネルを活用すると、具体的にどのようなことが実現できるのでしょうか?予測ファネルがもたらすマーケティング効果について紹介します。
予測ファネルとは?
広告主の皆さまが日頃より抱いている「広告が見込み顧客の醸成にどれだけ寄与できているのかわからない」という課題や「広告配信対象となるオーディエンスの中でも購買意欲が高い層だけを把握したい」という期待に応えるべく、開発されたソリューションである予測ファネル。この予測ファネルは、広告主の皆さまそれぞれが有する目的や課題に対して、オーディエンスにおけるアクションの可能性をヤフー独自の予測スコアのもと、定量的にファネル化したソリューションです。
コンバージョン目的の予測ファネルの活用
ヤフーでは実際に過去にウェブ上でコンバージョンしたオーディエンスの行動を参考に分析し、その結果をもとに、未来予測も含めた形でコンバージョンする可能性が低いオーディエンスから高いオーディエンスを0.0~0.9で独自に予測スコア化して、ファネルで表現しました。この予測ファネルを活用することで可能となるのは、主に下記2つです。
1)見込み顧客の推移の定量的な把握
広告主さまの商品やサービスにおけるコンバージョンの可能性を定量的に可視化し、どのくらいのオーディエンスが本当に「購入したい!」「申し込みたい!」と考えているか、予測できるようになります。
Yahoo!広告の効果をコンバージョン数や顧客獲得単価(以下、CPA)といった指標だけでなく、Yahoo!広告に出稿する前と後で、見込み顧客がどれくらい増えているのか、ファネルにおける予測スコア別の推移割合を用いて客観的に捉えることが可能です。
2)各スコアに属するオーディエンスの特徴の把握
実際にコンバージョンしたオーディエンスを分析することで、コンバージョンの可能性が高いオーディエンスと低いオーディエンスのコンバージョンまでの動機に異なる傾向があることがわかってきました。これを活用することで予測スコア別の特徴を踏まえ、特定の予測スコアごとにどのような広告にするか、広告の目的を変えて配信することが可能になります。
不動産購入を例に挙げると、コンバージョンの可能性が高い、つまり予測スコアの高いオーディエンスには「物件情報サイトに登録するきっかけを与えるための広告」を配信し、コンバージョンの可能性が低い、予測スコアが低いオーディエンスには、「新しい住まいの提案などの情報が提供されているポータルサイトの広告」を配信するなどです。
各予測スコアのオーディエンスについて「このような特徴がある」ということを把握できるようになるため、よりコンバージョンに近づけるための広告を検討・配信することができるようになります。
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コンバージョンを目的変数とした場合の予測ファネルのイメージ
常時変動する予測を軸にPDCAサイクルを高速化
予測ファネルをご活用いただいた広告主さまには、ヤフーから予測スコア上位のオーディエンスの推移や、そのコンバージョン数のデータをレポート化して提供いたします。定期的なレポートにより、Yahoo!広告による見込み顧客の育成度合いを広告費用と販売数や売上などのデータとの相関で把握いただくことができ、見込み顧客の最大化に向けたPDCAサイクルを回しやすくなります。
CPAやコンバージョン数などの既存のKPIも加味してPDCAサイクルを回せば、広告の最適化はもちろん、見込み顧客の最大化も見込んだ広告プランニングが実現可能になります。
予測ファネルを活用した事例については、下記をご覧ください。
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