日々蓄積されるデータ量とデータのバリエーションでは日本最大級であるヤフー。これらのデータとテクノロジーを活用し、戦略的なマーケティング活動を支援しているのが、ヤフーが提供する「データマーケティングソリューション」です。

以前の記事で、ソリューション推進部長の佐橋より、ヤフーのデータマーケティングソリューションの価値と今後の展望についてご紹介しました。本稿では、本ソリューションの特長と、PDCAサイクルを回してどのようにマーケティング課題を解決できるのかについてご紹介します。

このソリューションで可能となること

ヤフーではデータマーケティングソリューションを提供して以来、さまざまな広告主や代理店の皆さまの課題に向き合い、データの力で解決に導いてきました。しかし、個々の課題解決はできていたもののコミュニケーション施策全体としての評価がしづらい一面があったため、それぞれ独立していた個々のソリューションを目的別に体系化。プランニングから広告配信、効果検証までのPDCA（Plan/Do/Check/Action）サイクルを簡単かつシームレスに回せる仕組みへ整備しました。

活用できるデータ

PDCAサイクルを効果的に回すためには、データの活用が非常に重要です。現代においてのデータマーケティングでは、自社が保有するデータだけでユーザーの行動様式や見込み顧客像を十分に捉えることは難しく、量と質を併せ持つデータが必要不可欠です。

この点において、ヤフーはYahoo!ショッピングやYahoo!ニュース、検索などのサービスで日々蓄積されるデータだけでなく、オフラインでは位置情報やPayPayのような関連会社の保有する決済データまで包括的に取り扱っています。

言い換えると、ヤフーではニュースや記事を閲覧しているような潜在層から、具体的な検索や比較検討をする購買に近い顕在層まで、マーケティングファネルのあらゆるステップで活用できるデータに富んでいることが強みです。

PDCAの各ステップでできること

ヤフーのデータマーケティングソリューションの主な特長は、課題解決に向けて簡単かつシームレスにPDCAサイクルを回せることです。PDCAの各ステップにおいてどのようなことができるのか、その概要をご紹介します。

Plan（3C分析）

PDCAサイクルを回すにあたり一番重要なのがこの「Plan」のフェーズです。最大のポイントは、前述したように、ヤフーと関連会社の保有する多種多様なオンライン・オフラインデータを活用できる点です。この独自のビッグデータを活用することで、顧客の理解から市場における自社の把握、また競合他社との比較まで、あらゆる業種・業界に適用可能な自社データだけでは実現が難しい3C分析が可能です。

Do（広告配信）

Planで発掘した見込み顧客層（ターゲット）に対して、分析に活用したデータを用いて、最適なプロダクトとフォーマットを活用し、広告配信を行います。主なプロダクトは、Yahoo!広告 検索広告、Yahoo!広告 ディスプレイ広告（予約型）、Yahoo!広告 ディスプレイ広告（運用型）などを利用でき、静止画、動画など各種フォーマットを活用できます。また、配信に際してはターゲットに適切なクリエイティブで配信をサポートします。

Check（広告効果検証）

広告接触ユーザーと非接触ユーザーを比較して、ウェブ上で発生したオンラインコンバージョンだけではなく、店舗来店や購買といったオフラインコンバージョン、また検索といった中間KPIに広告がどれだけ寄与したかなどを可視化します。

Action（改善施策）

Checkを基に、プランの見直しだけでなく、より最適なフォーマットへの変更や広告配信方法の変更などを実施します。これにより、さらなる最適化へむけた改善アクションの実行へとつなげられます。これらのステップを繰り返すことで、PDCAサイクルが効果的に回り、コミュニケーション施策全体の成果を最大化できます。

今後も進化するデータマーケティングソリューション

ヤフーのデータマーケティングソリューションは、個々の課題解決に留まることなく、簡単かつシームレスにPDCAサイクルを回せるソリューションとして進化しました。ヤフーや関連企業が保有するデータを、より多くの広告主や代理店の皆さまに使っていただき、フィードバックをいただくことで、このソリューションはより進化していきます。

「データを活用したいが、まず何をしたらよいか分からない」「自社が抱える課題をデータで解決したい」など、ヤフーのデータマーケティングソリューションに興味を持たれた方は、ぜひ弊社担当営業までご相談ください。

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※データマーケティングソリューションは、ご活用について一定の基準を設けており、業種、商品、サービス、プロモーション内容によってはご利用いただけない場合がございます。また一部の商品については、ご提供できる広告主が限定されている場合がございます。

※当記事の内容やソリューションについて詳しくは弊社担当営業までお問い合わせください。

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文責：金田 沙織（ヤフー株式会社）