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LINE広告アップデート情報 2023年12月 標準イベント(購入)最適化配信など4つ

2023.12.06 LINE広告 アップデート完了

2023年12月のLINE広告アップデート情報を紹介します。

目次

1.「標準イベント(購入)」で最適化配信する機能を追加

購入イベント数の最大化を目的に、入札が自動最適化される機能を追加します。

 

一定の定義に基づく「購入」のイベントに対し、機械学習が働いて入札が自動最適化されるため、配信効果の向上が見込めます。

下記のいずれかに当てはまる場合、利用を推奨します。

  • 購入イベント数の最大化を目的に配信したい

  • 購入地点にコンバージョンコードを設置しており、コンバージョン最適化を行っている

標準イベント(購入)最適化配信の設定方法

標準イベント(購入)最適化の利用には、標準イベントのタグ設置が必要です。LINE広告管理画面のトラッキング(LINE Tag)ページから、標準イベントコード(購入)を取得し、該当のコンバージョンページに設置してください。

標準イベント(購入)最適化の設定は「広告グループの作成」画面にて行います。なお、キャンペーンの目的で「ウェブサイトコンバージョン」を選択している場合のみ設定が可能です。

  1. キャンペーンの目的で「ウェブサイトコンバージョン」を選択

  2. 「広告グループを作成」画面で、最適化と入札>入札単価の設定方法で「コンバージョン数の最大化を目的に自動で設定」を選択

  3. 最適化の対象で「標準イベント」を選択

備考

LINE Tagの標準イベント(購入)のステータスが有効でない場合、最適化の対象で「標準イベント(購入)」を設定できません。

2.LINE広告の管理画面上で簡単に広告画像が作成可能に

LINE広告の管理画面上で、LINE Creative Labを使用した広告クリエイティブの作成ができるようになります。


「広告を作成」画面で「画像を作成」をクリックすると、管理画面上にLINE Creative Labのエディター画面が表示されます。

LINE Creative Labとは

LINE広告に適した広告クリエイティブを簡単に作れる無料の広告クリエイティブ作成ツール。実際に効果が高かった広告を参考にしたテンプレートが豊富にあり、デザイン経験 がなくても広告クリエイティブを作成できる

備考

LINE広告管理画面上のLINE Creative Labで作成できる広告フォーマットは画像のみとなります。動画、画像(アニメーション)を作成する場合は、LINE Creative Labに遷移してください。

3.管理画面の期間設定が維持される

LINE広告の管理画面上の期間設定が、維持されるようになります。

これまで、管理画面にログインした際の期間設定は、前回ログイン時の設定が維持されず、デフォルトで「今日」になる仕様でした。この変更により、前回のログイン時に設定した期間設定が次のログイン時にも維持されるようになります。

備考

ご利用状況により、期間設定が維持されない場合があります。

4.自動ターゲティング(Β)の対応イベントの追加

自動ターゲティング(β)が、新たに複数の自動入札配信で利用可能となります。

利用可能なキャンペーンの目的に「アプリのエンゲージメント」、自動入札に「コンバージョン数の最大化」「インストール数の最大化」「オープンイベントの最大化」を追加します。

自動ターゲティングとは

収集されたイベントを学習し、設定したターゲティング条件内でよりイベント実行が見込めるユーザーを探し出し、最適なオーディエンスを自動で生成する機能

備考
  • 最適化のイベントを変更した場合、自動ターゲティング(β)が利用可能なイベントでは切り替え時点で再度オーディエンスを探索します。利用不可のイベントへの変更時には自動ターゲティング(β)の利用ができなくなります。
  • 最大48時間以内に必要なイベントが収集できない場合、選択した最適化イベント以外に、当該広告グループのクリック情報を参考とする場合があります。

設定の"ON""OFF"を切り替えることは可能ですが、ターゲティング精度の観点で非推奨です。

  • 180日間インプレッションが発生していない、かつ設定を"ON"にして180日経過した場合には学習が準備中となり、再度設定を”ON”にすると学習が再開されます。
  • 自動ターゲティングの設定をオンにしてから最大27時間は、設定したターゲティング情報(地域、性別、年齢、OS)を基に広告を配信し、学習に必要なイベントを収集します。(βではイベントを収集します)
  • 詳細ターゲティングとオーディエンスは設定することができません。
  • オーディエンスの学習状況はテキストボックスにて確認できます。
  • ターゲティングの設定は必須ではありません。その場合、最大48時間の間はブロードで広告が配信されます。オーディエンス生成の観点から、ターゲティングの設定ではターゲットを指定しすぎることなく、幅広いユーザーへ配信することを推奨します。
  • 最大48時間以内に必要なイベントが収集できない場合、広告グループ、キャンペーン、広告アカウントと必要な最低限のイベントが確保可能な階層までさかのぼって学習を行います。階層をさかのぼってもイベント収集ができない場合、類似の広告情報を参考に学習しオーディエンスが生成されます
  • イベントデータを収集し、オーディエンスの探索が完了した後にターゲティングを変更した場合、内部では再学習をしますが、status自体は再探索にならず、そのまま自動ターゲティングを利用可能になります。
  • 本機能はβ機能となります。

以上がLINE広告の2023年12月のアップデートです。
 
LINE広告は随時アップデートを行なっています。アップデート情報を日々の広告運用にお役立てください。