2024年8月のLINE広告アップデート情報を紹介します。
目次
1.動画視聴経由コンバージョンの計測開始
動画視聴経由コンバージョンの計測が可能になります。これにより、動画視聴後のユーザーの購買や行動を分析できます。
動画視聴経由コンバージョンとは、動画広告を一定時間視聴したユーザーの行動を、広告成果として計測する仕組みです。
このアップデートに伴い、レポート画面やパフォーマンスレポートの項目や内訳が変更されます。クリック経由のコンバージョンと動画視聴経由コンバージョンを含む、「◯◯(すべて) 」の指標が追加されます。
クリックのみのコンバージョンを確認する際は「◯◯(クリック) 」の指標をご確認ください。
・動画視聴経由コンバージョンの定義
・動画広告を10秒以上再生(10秒以下の場合は再生完了)
・計測の有効期間:3日間
・レポートの提供範囲
・一覧画面のレポート
・パフォーマンスレポートの一部
・レポートの提供対象外
・パフォーマンスレポートの集計単位「OS」や「地域」等の詳細、集計対象「配信先別」、「アプリ別」
・カスタムレポート
2.カスタムレポートにフィルタ機能を追加
これまでβ機能として提供していた、カスタムレポートのフィルター機能を正式リリースしました。フィルターを適用できる項目は以下のとおりです。
キャンペーンID
広告グループID
広告ID
3.配信先アプリ別レポート機能を追加
これまでβ機能として提供していた、配信先アプリごとにレポートを閲覧できる「配信先アプリ別レポート機能」を正式リリースしました。
4.LINE広告ネットワークの配信先アプリを指定可能に
これまでβ機能として提供していた、LINE広告ネットワークの配信先アプリを指定できる機能を正式リリースしました。
配信先リストの作成は、広告グループ作成画面の「広告の配信」設定の[許可リスト作成]から行います。配信したいアプリのURLをCSVまたはTXTファイルに入力して、アップロードしてください。
β機能では、許可リスト作成数の上限は500件でしたが、100件へ変更となります。
5.LINE広告APIを使用した場合の閲覧可能情報の追加
LINE Dynamic Adsにおいて、カタログをLINE広告API経由でアップロードした場合、カタログのアップデート日やステータスを見ることが可能になります。
6.配信先に「LINE GAME公式アカウント」を追加
広告の配信先に新たに「LINE GAME公式アカウント」を追加します。
なお、配信先側の広告掲載対応は別日になる可能性があります。
7.【事前案内】一部詳細ターゲティングの提供終了
詳細ターゲティングの「行動」配下の一部セグメントについて、12月上旬をめどに提供終了となります。終了となるセグメントは以下のとおりです。
第一階層 | 第二階層 | 第三階層 | |
---|---|---|---|
1 | 購買経験 | 店舗 | ドラッグストア |
2 | 飲食店 | ||
3 | 家具・インテリアショップ |
・当該セグメントをご利用中の方は、終了前に事前の設定変更をお願いします。
・日程は確定次第ご案内します。10月頃に管理画面上の当該セグメント設定画面でも終了の旨を掲載予定です。
・終了日以前に広告配信した分については、終了日以降も当該セグメントでのレポートの確認が可能です。
以上がLINE広告の2024年8月のアップデートです。
LINE広告は随時アップデートを行っています。アップデート情報を日々の広告運用にお役立てください。
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